チート・ご都合主義いらないけどハーレムいります
第九十八話 リリア・シアVSライオン(赤)
私とシアはすぐに風魔法で左右に別れた。
当然のようにライオンはシアの方に向かった。私はライオンがシアの方を向いている時にやるべきことをやる。
シアなら大丈夫な筈だ。
「眠れる者たち、今こそ復活し、踊れ、我に力を」
その瞬間アンデットが地上に現れた。
「次はあの獲物を倒したらいいでしょうか?」
そう言うのはアンデットの王のリッチーだ。
「ええ。どんな手を使ってもいいからお願い」
「承知しました」
リッチーもアンデットに続いてライオンに目掛け襲い掛かった。
「邪魔だ!」
ライオンはシアを襲い掛かりながら尻尾でアンデットを払いのける。
あんまりアンデットを召喚したまま、魔法は使いたくないがしょうがない。
私はシアが避けた瞬間に火魔法の龍級を放つ。
だがそれを察知したライオンはすぐさまその場を退避した。
すぐにそれを追撃するかのようにリッチーとシアが超級を放つ。
「鬱陶しいな」
ライオンはその巨体に合わず素早い動きで避け、標準を私に向けた。
「邪魔なお前から先に殺す」
ライオンは私に襲ってきた。だがそれをアンデットが守る様に立ち向かうも何の意味もなさなかった。
スケルトンやタキシムは剣で刺したりグールはライオンの皮膚を噛んでいるのに何の痛みも無いようにこちらに全速力でこちらに向かってくる。
私ではこいつが近づいてきても流石に投げ飛ばす事は出来ない。
だからこそ私はライオンが前足で私を踏みつけようとした時下に潜り込み火の超級を放った。貫通は出来なかったが相当なダメージは入る筈だ。
「ぐあああああ!」
ライオンはすぐに私を踏みつぶそうとするが、
「させるか!」
リッチーがライオンの目の前から剣を持ち襲い掛かる。
「どいつもこいつも!」
ライオンは暴れ回る。だがこれも時間稼ぎの為だ。
それもシアの巫女の最終技と言われる『破滅の矢』を待つ為だ。
破滅の矢、それはシアが使えるが一回きりだと言った。これは相当自分の身体に負担をかけるらしい。
シアは杖や弓が巫女になり使えるらしい。
普段は杖で戦うが弓を使うのは一度だけ。本当に危険な時だけだらしい。
その矢は普通の矢のように見えて本当の力はその矢に当たった者はこの世から消滅するらしい。
もう一人の巫女も使えるらしいが今はいない為無理だが、私とシアが強力したら当てることが出来る筈だ。
そして私は遠くにいるシアを見る。シアは弓を構えていた。そして放った。
だからこそ私とリッチーはライオンがその場から動かさないように行動する。
そして矢が当たる瞬間だった。
ライオンはリッチーの攻撃を受けながら避けた。
「なっ!?」
リッチーは驚いて声をあげるが私も驚いている。
シアも驚いて唖然としている。
そんな中一人笑っているのがあの赤い毛並みのライオンだ。
「俺が分かってないと思ったのか?知ってたさ。俺がその矢で消滅させられたんだからな!ずっと巫女を殺したいと思いながらもずっとそれだけは警戒してたぞ。それに加えこの小娘が俺の懐まで潜って囮をするぐらいだ。それは一回しか使えないんだろ?」
完璧に出来たと思ったら相手が一枚上手だった。
だがアンデット達はライオンに目掛け攻めていく。
「もうお前らの相手も疲れた。邪魔だ」
ライオンは息を吸い込んだのを見て私とリッチーは察した。
ブレスだ!私とリッチーはすぐにその場を退避した。その瞬間ライオンから炎のブレスが放たれた。
ダメージは食らわなかったけどアンデット達は消し炭にされた。
アンデットは破壊されても復活はするが、流石に跡形もなく消し炭にしたら何も出来ない。
どうしたらいい。アンデットも消されて、破滅の矢も当たらなかった。私達がこいつに勝てる要素が無い。
「後はお前達を倒してあのレイロードという奴を殺せばっこの戦争も勝ちだ。楽勝だな」
駄目だ。そんなことさせたらいけない。私達のせいでこの戦争負けるの?そして先生にも迷惑をかけてしまうの?
そんな事絶対駄目だ。
死んでもこいつだけは止めないと.......。
そこで私は一つ案が浮かんだ。
「ねえ、リッチー。私が死んでリッチーかタキシムになったらあいつに勝てる?」
「何をおっしゃってるのですか!」
「今聞いているのは勝てるかどうかよ!」
「.......分かりませんが勝てる勝率があるのは間違いありません」
リッチーは私の命令には従うしかない。
「リッチー。剣を貸しなさない」
「.......はい」
リッチーは手を震わせながら私に剣を渡してくれた。
「駄目です!リリア!まだ手がある筈です!早まったらそれこそレイが悲しみます!それに言ってたでしょ!生きて帰るって!」
確かに生きて帰ろうと先生には言われた。だけどそれは勝つ前提だ。先生は私達を信じていたのだ。それを裏切るわけにはいかない。
「私のせいでこの戦争が負けて先生の迷惑になるようならここで倒して死んだ方がましよ」
私は覚悟を決めた。アンデットになってこいつに勝つ。
そして剣を胸に突き刺した。
~マリー視点~
「それじゃあやるよ。セシリア」
「ああ。分かっている」
あちらの白い毛並みのライオンもいつでも戦う準備が出来ている。
「行くよミレム」
「シルフ。行くぞ」
「「オッケー」」
二人の精霊は元気よく返事をし、今から精霊の加護をうけた者とライオンとの戦闘が始まる。
当然のようにライオンはシアの方に向かった。私はライオンがシアの方を向いている時にやるべきことをやる。
シアなら大丈夫な筈だ。
「眠れる者たち、今こそ復活し、踊れ、我に力を」
その瞬間アンデットが地上に現れた。
「次はあの獲物を倒したらいいでしょうか?」
そう言うのはアンデットの王のリッチーだ。
「ええ。どんな手を使ってもいいからお願い」
「承知しました」
リッチーもアンデットに続いてライオンに目掛け襲い掛かった。
「邪魔だ!」
ライオンはシアを襲い掛かりながら尻尾でアンデットを払いのける。
あんまりアンデットを召喚したまま、魔法は使いたくないがしょうがない。
私はシアが避けた瞬間に火魔法の龍級を放つ。
だがそれを察知したライオンはすぐさまその場を退避した。
すぐにそれを追撃するかのようにリッチーとシアが超級を放つ。
「鬱陶しいな」
ライオンはその巨体に合わず素早い動きで避け、標準を私に向けた。
「邪魔なお前から先に殺す」
ライオンは私に襲ってきた。だがそれをアンデットが守る様に立ち向かうも何の意味もなさなかった。
スケルトンやタキシムは剣で刺したりグールはライオンの皮膚を噛んでいるのに何の痛みも無いようにこちらに全速力でこちらに向かってくる。
私ではこいつが近づいてきても流石に投げ飛ばす事は出来ない。
だからこそ私はライオンが前足で私を踏みつけようとした時下に潜り込み火の超級を放った。貫通は出来なかったが相当なダメージは入る筈だ。
「ぐあああああ!」
ライオンはすぐに私を踏みつぶそうとするが、
「させるか!」
リッチーがライオンの目の前から剣を持ち襲い掛かる。
「どいつもこいつも!」
ライオンは暴れ回る。だがこれも時間稼ぎの為だ。
それもシアの巫女の最終技と言われる『破滅の矢』を待つ為だ。
破滅の矢、それはシアが使えるが一回きりだと言った。これは相当自分の身体に負担をかけるらしい。
シアは杖や弓が巫女になり使えるらしい。
普段は杖で戦うが弓を使うのは一度だけ。本当に危険な時だけだらしい。
その矢は普通の矢のように見えて本当の力はその矢に当たった者はこの世から消滅するらしい。
もう一人の巫女も使えるらしいが今はいない為無理だが、私とシアが強力したら当てることが出来る筈だ。
そして私は遠くにいるシアを見る。シアは弓を構えていた。そして放った。
だからこそ私とリッチーはライオンがその場から動かさないように行動する。
そして矢が当たる瞬間だった。
ライオンはリッチーの攻撃を受けながら避けた。
「なっ!?」
リッチーは驚いて声をあげるが私も驚いている。
シアも驚いて唖然としている。
そんな中一人笑っているのがあの赤い毛並みのライオンだ。
「俺が分かってないと思ったのか?知ってたさ。俺がその矢で消滅させられたんだからな!ずっと巫女を殺したいと思いながらもずっとそれだけは警戒してたぞ。それに加えこの小娘が俺の懐まで潜って囮をするぐらいだ。それは一回しか使えないんだろ?」
完璧に出来たと思ったら相手が一枚上手だった。
だがアンデット達はライオンに目掛け攻めていく。
「もうお前らの相手も疲れた。邪魔だ」
ライオンは息を吸い込んだのを見て私とリッチーは察した。
ブレスだ!私とリッチーはすぐにその場を退避した。その瞬間ライオンから炎のブレスが放たれた。
ダメージは食らわなかったけどアンデット達は消し炭にされた。
アンデットは破壊されても復活はするが、流石に跡形もなく消し炭にしたら何も出来ない。
どうしたらいい。アンデットも消されて、破滅の矢も当たらなかった。私達がこいつに勝てる要素が無い。
「後はお前達を倒してあのレイロードという奴を殺せばっこの戦争も勝ちだ。楽勝だな」
駄目だ。そんなことさせたらいけない。私達のせいでこの戦争負けるの?そして先生にも迷惑をかけてしまうの?
そんな事絶対駄目だ。
死んでもこいつだけは止めないと.......。
そこで私は一つ案が浮かんだ。
「ねえ、リッチー。私が死んでリッチーかタキシムになったらあいつに勝てる?」
「何をおっしゃってるのですか!」
「今聞いているのは勝てるかどうかよ!」
「.......分かりませんが勝てる勝率があるのは間違いありません」
リッチーは私の命令には従うしかない。
「リッチー。剣を貸しなさない」
「.......はい」
リッチーは手を震わせながら私に剣を渡してくれた。
「駄目です!リリア!まだ手がある筈です!早まったらそれこそレイが悲しみます!それに言ってたでしょ!生きて帰るって!」
確かに生きて帰ろうと先生には言われた。だけどそれは勝つ前提だ。先生は私達を信じていたのだ。それを裏切るわけにはいかない。
「私のせいでこの戦争が負けて先生の迷惑になるようならここで倒して死んだ方がましよ」
私は覚悟を決めた。アンデットになってこいつに勝つ。
そして剣を胸に突き刺した。
~マリー視点~
「それじゃあやるよ。セシリア」
「ああ。分かっている」
あちらの白い毛並みのライオンもいつでも戦う準備が出来ている。
「行くよミレム」
「シルフ。行くぞ」
「「オッケー」」
二人の精霊は元気よく返事をし、今から精霊の加護をうけた者とライオンとの戦闘が始まる。
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