ラノベ独学の最強スキル3つを選んでみた。~チートって一体~
女の救出 Part3
「俺はボノ・アレグラム。生まれは錆びたスラム街。タカセ民主主義共和国のスラム街の一角にあるしょぼい家に住んでた」
「民主主義共和国にもスラムってあるんだな」
「いや、名前だけだよ。実際は民主主義なのに政治をするにも強制。元国王が議員として出馬している挙句、貴族と元国王が手を組んで反対意見を出したものは全員処刑の独裁国家だよ」
「それはそれは。それで続きは?」
「俺の母さんはその独裁国家に立ち向かった。反対意見を凄く言ってたらしいんだ。当然捕まって死刑ってなった。けど……」
「けど?」
「母さん美人だったんだよ。それで捨てるのも勿体無いという事になって、元国王の妃に強制にさせられて、その男の性処理係になった。だが母さんは子を授かってしまった」
「……それがお前か」
「そう。母さんはこの事が国王にバレたらまずいと思ったのか俺を秘密裏に産んでスラム街で捨てる事にしたらしい。育ててくれたのは母さんが昔からの仲がいい同級生。俺は15歳まで自分を育ててきたのが母さんじゃないなんて知らなかった。その事実を知った時胸が苦しくなったよ」
「可哀想……」
「素晴らしく他人事だな。そりゃそうなんだけど、もうちょっと人の話に関心を持て」
「いや持ってるよ。本当にそう思ったんだって」
「それを他人事って言うんだよ! はぁ。ため息が出る」
「ほんと、ため息だらけだよな」
「そうだな! お前のせいでな! ……それで、母さんは今奴隷の扱いでその国の王宮にいる。だから買おうって思ったんだよ。けど金がない。それでこいつらと話し合ってこの職業しかないと思った」
「それだけで彼女を攫ったのか」
「違う! あいつは捨てられたんだよ」
「捨てられた?」
「そうだ。こいつを連れてきたのはこいつの母さんだ。それがショックで多分声も出なくなったんだろ。それで俺は考えた、売れば母さんを買うお金が出来るってな」
「馬鹿か。お前」
「何?」
さて、ここから名言だぞ。
小説の前の皆聞き逃すんじゃねぇぞ!
「自分の母さんを買うものだと思ってんのか?その考え自体がおかしすぎるだろ。お前の体の中には元国王の血しか混じってないのか?」
「なッ!?」
「お前な自分の母が国に立ち向かったんだぞ? お前が母のために立ち向かわなくてどうする。金で全て解決できると思ったら大間違いだ!」
「……」
「それとな、他人を巻き込むのは一番やっちゃいけねぇ。お前の仲間も彼女もお前のためだけに悪になったり悪に売られたりするんだ。こいつらにちゃんと謝罪して、1人でお母さんを助けに行ってこい。」
「無理だ……」
「無理じゃねえ。やるんだ。まず鍛えろ。ある程度戦えるようになったら助けに行け。そして、生きて帰ってこい。帰ってきたらうちに泊めてやるよ。それからはお前ら一家は俺が守る」
「!?」
「追われても安心できる暮らしにする。それくらい俺は強いぞ。この前知ったけど」
男は男らしからぬ涙を目に浮かべこう言った。
「ありがとう……」
「おう! さぁ行ってこい」
男は無言で立ち去っていった。
いつの間にか目覚めていた、仲間のひとりが呟いた。
「あいつ大丈夫か?」
「大丈夫さ。さて、お前らはどうするんだい?」
拘束を解きながら言った。
「ボノが帰ってくるまで待っとくよ」
「このふたりも連れてけ」
「分かってるよ」
その男もふたりを抱えて帰って行った。
「あ、大丈夫だった? 俺が勝手に進めちゃってあいつらも逃がしたけど……」
彼女は嬉しそうな笑顔を浮かべて頭を縦に振った。
「優しいんだな。それじゃ帰るけど……家に帰れないんだっけ。それならうちに居候する?」
元気のいい縦振りだ。
「それじゃ帰ろう」
女が立てそうになかったので俺も女を担いで帰った。
……あれ? 何かを忘れているような……
まいっか。
この出来事でハーレムに進んだ大輔であった!
「民主主義共和国にもスラムってあるんだな」
「いや、名前だけだよ。実際は民主主義なのに政治をするにも強制。元国王が議員として出馬している挙句、貴族と元国王が手を組んで反対意見を出したものは全員処刑の独裁国家だよ」
「それはそれは。それで続きは?」
「俺の母さんはその独裁国家に立ち向かった。反対意見を凄く言ってたらしいんだ。当然捕まって死刑ってなった。けど……」
「けど?」
「母さん美人だったんだよ。それで捨てるのも勿体無いという事になって、元国王の妃に強制にさせられて、その男の性処理係になった。だが母さんは子を授かってしまった」
「……それがお前か」
「そう。母さんはこの事が国王にバレたらまずいと思ったのか俺を秘密裏に産んでスラム街で捨てる事にしたらしい。育ててくれたのは母さんが昔からの仲がいい同級生。俺は15歳まで自分を育ててきたのが母さんじゃないなんて知らなかった。その事実を知った時胸が苦しくなったよ」
「可哀想……」
「素晴らしく他人事だな。そりゃそうなんだけど、もうちょっと人の話に関心を持て」
「いや持ってるよ。本当にそう思ったんだって」
「それを他人事って言うんだよ! はぁ。ため息が出る」
「ほんと、ため息だらけだよな」
「そうだな! お前のせいでな! ……それで、母さんは今奴隷の扱いでその国の王宮にいる。だから買おうって思ったんだよ。けど金がない。それでこいつらと話し合ってこの職業しかないと思った」
「それだけで彼女を攫ったのか」
「違う! あいつは捨てられたんだよ」
「捨てられた?」
「そうだ。こいつを連れてきたのはこいつの母さんだ。それがショックで多分声も出なくなったんだろ。それで俺は考えた、売れば母さんを買うお金が出来るってな」
「馬鹿か。お前」
「何?」
さて、ここから名言だぞ。
小説の前の皆聞き逃すんじゃねぇぞ!
「自分の母さんを買うものだと思ってんのか?その考え自体がおかしすぎるだろ。お前の体の中には元国王の血しか混じってないのか?」
「なッ!?」
「お前な自分の母が国に立ち向かったんだぞ? お前が母のために立ち向かわなくてどうする。金で全て解決できると思ったら大間違いだ!」
「……」
「それとな、他人を巻き込むのは一番やっちゃいけねぇ。お前の仲間も彼女もお前のためだけに悪になったり悪に売られたりするんだ。こいつらにちゃんと謝罪して、1人でお母さんを助けに行ってこい。」
「無理だ……」
「無理じゃねえ。やるんだ。まず鍛えろ。ある程度戦えるようになったら助けに行け。そして、生きて帰ってこい。帰ってきたらうちに泊めてやるよ。それからはお前ら一家は俺が守る」
「!?」
「追われても安心できる暮らしにする。それくらい俺は強いぞ。この前知ったけど」
男は男らしからぬ涙を目に浮かべこう言った。
「ありがとう……」
「おう! さぁ行ってこい」
男は無言で立ち去っていった。
いつの間にか目覚めていた、仲間のひとりが呟いた。
「あいつ大丈夫か?」
「大丈夫さ。さて、お前らはどうするんだい?」
拘束を解きながら言った。
「ボノが帰ってくるまで待っとくよ」
「このふたりも連れてけ」
「分かってるよ」
その男もふたりを抱えて帰って行った。
「あ、大丈夫だった? 俺が勝手に進めちゃってあいつらも逃がしたけど……」
彼女は嬉しそうな笑顔を浮かべて頭を縦に振った。
「優しいんだな。それじゃ帰るけど……家に帰れないんだっけ。それならうちに居候する?」
元気のいい縦振りだ。
「それじゃ帰ろう」
女が立てそうになかったので俺も女を担いで帰った。
……あれ? 何かを忘れているような……
まいっか。
この出来事でハーレムに進んだ大輔であった!
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コメント
ノベルバユーザー146543
この話はびっくりするくらい展開が訳が分からなかった( ̄▽ ̄;)