ラノベ独学の最強スキル3つを選んでみた。~チートって一体~

Kartian

クリスの居場所

「そう言えばクリスは?」

「一人確か他の部屋に連れていかれたのじゃろう」

「キース久しぶり」

「何を言うておる、先からおるであろう」

 皆さん久しぶりのキース登場でございます。

「それはともかく、クリスの方がやばいんじゃないか?」

「なんで?」

「そこの騎士が『暴食グラトニー』の力を利用してとか言っておったぞ」

「そうか、それならそっちが先だな」

 多分あいつもスキルを3つ選んでいるだろう。
 俺と同じくらいのスキル持ってたらそれは厄介になる。

心読メンタリスト

 とりあえず、クリスの場所を調べた。
 クリスがいるのは……

「最上階か。」

「それはかなり難しいな」

「そうだな、まぁ、俺に任せろ」

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

「大輔、まるで私達が消えてるみたいに騎士のみんな通り過ぎていく」

「それは透明カモフラージュ使っているからさ」

 透明カモフラージュとは水属性と火属性の応用魔法。
 水を火で温めミストを作りそして身に纏う。
 この時、光の屈折をいい感じに使い体の向こう側を見せる。
 そういう魔法だ。
 これは身にまとった状態で固定してあるので、別々に移動しても解除されることは無い。
 しかし、視界を誤魔化しているだけなので、実体はそこにあり、自ら出す音も遮れない。
 騎士に当たれば終わり、音を出しても終わり、位置がバレるということだ。

「さて、どんどん進むぞ」

「見ろ、大輔!この部屋、お宝がいっぱいあるぞ!」

「おいキース、勝手にうろちょろするな」

 お宝がある次の部屋に入ったキースは部屋のドアから顔を覗かせて。

「ええではないか。探検は楽しむもんじゃぞ!」

「キース後ろ!」

 俺の呼びかけに反応したキースは後ろを向いた。

 後ろにデカ物がいた。

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