何故か美少女達はなんの取り柄もない俺に異常なまでに絡んでくる件について

Luck

21 期待と裏切り

「やっほ〜、暇だから来たよ〜ん!」

おいおい…
一瞬、新キャラ美少女の登場かと思っただろ…
どうしてこいつはいつも俺の期待を一瞬で
かき消すんですかね……

「…何か用か?」

「宿題で分からない所があったから雅司に教えて
もらいたいと思って〜  えへへ」

え?こいつ前の定期テストで1位取ってたよね?
そんな奴が学年42位の俺に聞くか普通…
あれか、強者の余裕ってやつか。

「はいはい、で?本当はどうして来たんだ?」
 
「暇だった(/ω\*)」

「はいさよなら」

「ちょ、ちょっと!なんか最近私に冷たくない!?」

俺としては普通に接してるはずなんだがな…
すると、志帆は真面目な目付きで俺を見つめた。

「ねえ…一つ相談があるんだけどさ……」

「何だ?」

「私と同じクラスの歳月穂香って子がいるんだけどさ…」

「あ、あぁ…」
歳月穂香と言えば、バレー部のキャプテンをしていて
男子からも女子からもとても人気があるあの子か…
俺も一回は見たことがあるが、とても可愛らしい顔を
していて、他の女子とは何か不思議な感じがした。
何か特別な魅力でもあるんだろうか?

「その子…あのね…実は……」

重い沈黙が流れる。
いや、何でそんな言うの躊躇ってるの?
え?死んだの? 

「告白……されたのよ……」

「え?」

「告白……されたのよ……」

「え?」

「ねえ、今は漫才をしている場合じゃないでしょ…」

こいつの言っている意味が分からなかった。
てか漫才なんてしてないし、
いや、内容については分かったんだけど…
え?穂香って女だよね?
君達レズなの? 

「……で?その相談の内容とは?」 

「雅司に……その……私の彼氏役をしてほしいのよ!」

まぁそういう事だろうと思ったけどな。

「穂香とは仲が良いし…あんまりあの子を傷つけたく
ないし……」

「いや、そんなの素直に言えばいいだろ」

「素直に言ったらあの子多分ずっと口聞いてくれなくなるし…そんなの嫌だよ……」

まず根本的に女子が女子に告白する事自体が
おかしいんだけどな
今はそこに触れないでおくか。

「志帆、それは逃げてるだけだろ」

多少きつい言葉だが、言わなくてはな。

「それで嫌われるようならそんなの友達じゃないだろ
第一友達って言うのはお互いに傷づけ合う、
そしてその度に、和解して友情をどんどんと深めて
いく、それが友達なんじゃないのか?」

まぁこんなセリフ、友達がほぼ皆無な俺が言っても
説得力はないが。

「しかもその子はいくら同性とはいえ、告白する時は
かなり緊張したんじゃないのか?」

「そ、それは……したと思う…」

「それに誰かに告白するってそう易々としたものでも
ねえだろ、毎日のように時間を過ごしていって
頭の中で何度も何度もシミュレーションして、
それでも、いざとなったら「好き」の言葉を出てこない、そういうもんだと俺は思うぞ。
そんな穂香の必死の思いに、お前はちゃんと自分の思いを相手に伝えてやらなきゃならないんじゃないの
か?」

「それを踏まえて改めて俺に彼氏役をしてほしいと
いう結論に至ったのならしてやる」

告白して、失恋する…そういう気持ちは俺が誰よりも分かっている。
過去の失敗も役にたつ時があるんだな。

「分かった…」

「もう決めたのか?」

「うん、やっぱり自分の気持ちを正直に話すよ。
本音を言い合えないと友達とは呼べないもんね…」

「まぁ…なんだ、頑張れよ」

「うん、ありがとね!雅司!」

志帆はそう言うと、玄関のドアを開け、外に出て行った。



いや………お前ら同姓なんだよなぁ……



次の更新はしばらく後とか言いながら
すぐに新しい話を更新する俺。

少し文章を増やしてみたけどまだ少ないですね
正直途中から飽き…疲れるんですよ

次の話もお楽しみに。



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コメント

  • ノベルバライター

    ....よう実?

    0
  • ノベルバユーザー161297

    お疲れ様です、更新待ってまーす

    1
  • 上川 竜也

    頑張ってください!

    2
  • YUKI.N

    お疲れ様です

    0
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