ラブホから始まるラブストーリー

弘沢ネオン

初めての夜(3)

僕が目覚めると、また、彼女はいなかった。

僕は、遊ばれてる?

カナが泣き喚いていたため、話を聞くと、

大学生時代、親からお金をもらうことができなくなった彼女は、欲しいものや大学費などを払うため、闇金から、多額の借金があるらしい。

その支払いや自分の部屋の家賃滞納、カードの支払いと、バカな金遣いをしたらしい。

自業自得だといえば、そうなるが、彼女に惚れた身なので、突き放すことができなかった。

カナは、僕にお金を要求してきた。

支払わなければ、まずいから、ヒロさん、お金ちょいだい。と

頼れるのは、ヒロさんだけです。私を助けて!と

僕は、すぐに会うと約束し、その時、彼女を抱くからお金を渡すと約束した。

カナがいないラブホテルの部屋を、ひとり出た。

また、彼女と会う日は、短い。

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