手違いダンジョンマスター~虐げられた魔物達の楽園を作りたいと思います~
DPを稼ごう
現在7DPと言うことで、早くも泣きたくなっている今日この頃。
頑張れば1週間は生きれるけど1ヶ月は無理だと悟った、もう寝ようかな。
「たらいが2DPってふざけてんのかよ……1個1DPじゃねぇか!」
なんの嫌がらせだ、ここ来て良いこと何一つ起こってねぇからな! 少し位良い思いさせろや! 未だにこれから暫くの水分補給はイチゴミルクから離脱できてねぇんだよ!
畜生! こんなことならあの無駄に買っておいた方が良いんじゃね? って思ってしまった2リットルの水(税込100円)を買っておけば良かった……あれは予兆だったのか……。
「どうする……一旦外に出てみるか? でもな、ここファンタジーなんだろ? こう言うときって絶対魔物に遭遇するじゃん、止めとこ」
諦めが肝心だ。こんな能力の無い人間が出ていって魔物に襲われて誰かが助けに来るなんてあり得ないし、そもそも冒険者ならこのコアぶっ壊されたら俺死んじゃう。
「……なにか、あるものでDPを増やせないか?」
手持ちは食料……これは却下だ、自分を追い詰めてどうする。
……ポケットになんか入ってねぇかな。
「スマホと財布。あと飴玉のゴミか……使えねぇ」
なかなか捨てても良いものなんてねぇよな。でも待てよ? スマホと財布なんてここじゃ使えねぇんじゃね? ほらスマホ圏外だし、残りも5%しか残ってねぇよ。
 あと、財布、お金は入ってるけど通貨違うだろうし。うん、捨てよう。
「とりあえずどのくらい吸収するかの確認だよな。まず1円玉から順に行こう」
結果、1円玉×12枚で12DP、5円玉×2枚で4DP、10円玉×8枚で30DP、50円玉×2枚で20DP、百円玉×9枚で90DPだ。
10円玉は1つ3DPなのだがギザ10が入ってたので9DPゲットした。
次は紙幣だ。
1000円札×7枚で7000DP、2000円札×1枚で1000DP、10000円札×2枚で2000DPだった。
ビックリするだろ。まさかこんなにレートがつり上がるなんて想像もしてなかったぜ。
1000円札がここまで上がったのでレアな2000円札どうなるんだと思ったけど変わらなかった。……印刷の問題じゃなくて紙の価値なんだろうかね。
「と言うことはここは少なくとも紙が普及してないって事なのかね? いやー、買い物する前に金下ろして正解だったわ」
お陰で合計、10163DP手に入った。俺ってば一気にリッチになったぜやったね。
……正直に言えばこうなるとは思ってなかった。だってたらいが1DPなんだ、金とかここで使えないものなんだから最悪0を覚悟してた。
「さて、じゃあお次はスマホちゃんなんだが……怖いな」
1000円札見たいにドバッとDPになる可能性もあるが、俺的にはたらいのせいで不安だ。
もしかしたら1DPじゃね? とか思っちゃう訳だよ。これは賭けるしかないか、そうだ念のために同じスマホをDPに変換したらどうなるんだろうな。これは逃げではない、断じて。
スマートフォーン『50万DP』
こんな異世界で使えもしない物が50万だと……!? なんて詐欺なんだ!
と、取り敢えず、DPになる可能性は出てきたし、やるっきゃない!
「ええい! ままよ!」
5万DPを手に入れた。
「ふぁっ!?」
っとあぶねぇ、あまりに驚いて失禁するところだったぜ……これで俺のDPは一気に60163DPになった訳だ。ひゃっほー! 金持ち!
……あぁ、50万だったはずなのに5万しか入らなかったのか、つまりあれか、此方に取り出すのと吸収させるのとでは価格が10分の1にまで落ちるってことか。ま、結構手に入ったから良いけどね!
だがしかし! 少し金(DP)を手に入れただけで調子に乗ると痛い目を見る! ここは慎重に細かく使って行くべきだと思う。
「さて、まずはある程度階層がいるよな、今心臓剥き出しだから隠したい。あと、俺が住めるところ」
因みに早速新築家屋をDPで出そうと思ったら1000万DPしたからすぐに諦めた。そりゃスマホで50万なんだからそんなもんだよね、もう少し高い可能性も有ったけど。
「何はともあれ、まずは住めるところが欲しいんだよなぁ、どうしたら良いかね」
ため息を吐いてダンジョンコアに触れる。
あれ? 景色が変わった? え? 何ここどこここ?
そこは先程いたダンジョンとはちょっと違う白い部屋って感じ。近くにはダンジョンコアがある。こんなときこそ『ヘルプ』!
ここはどこ?
『解、マスタールームです』
マスタールームって?
『ダンジョンマスター専用の小部屋の様なものです。本来はここでダンジョンの監視などが出来ます』
なるほど、便利空間って感じか。よし、ここを寝室にしよう。というか俺が普通にダンジョンで寝泊まりしてたら怪しさ倍増。こんな場所かあって良かったわー。
ダンジョンの様子見れる?
『解、モニターと唱えてください』
モニター……おぉ、映ってる映ってる。あ、タッチ操作出来るなこれ、視点も変えられるし。便利だな~魔法。
生活必需品としてベッド位は出しておくか。くっ! 1000DPだと!? ……必要経費だ、衣食住に妥協はしてはいけない。
残りDPは59163だな。
あ、食料回収しよう。
……一々でなきゃ。ならんのか、面倒だな。ここから回収出来ないものかね。
とか思ってたら足元に出てきたし、ダンジョンって面白いな~都合が通る感じがたまらなく素敵。
ここからは階層を増やそうかなと思ったけど、腹が減ったので昼食? にしよう。ここの時間軸わかんねぇや。
俺は『唐揚げ弁当』(7DP)を食べて満足してそのままごろ寝した。
頑張れば1週間は生きれるけど1ヶ月は無理だと悟った、もう寝ようかな。
「たらいが2DPってふざけてんのかよ……1個1DPじゃねぇか!」
なんの嫌がらせだ、ここ来て良いこと何一つ起こってねぇからな! 少し位良い思いさせろや! 未だにこれから暫くの水分補給はイチゴミルクから離脱できてねぇんだよ!
畜生! こんなことならあの無駄に買っておいた方が良いんじゃね? って思ってしまった2リットルの水(税込100円)を買っておけば良かった……あれは予兆だったのか……。
「どうする……一旦外に出てみるか? でもな、ここファンタジーなんだろ? こう言うときって絶対魔物に遭遇するじゃん、止めとこ」
諦めが肝心だ。こんな能力の無い人間が出ていって魔物に襲われて誰かが助けに来るなんてあり得ないし、そもそも冒険者ならこのコアぶっ壊されたら俺死んじゃう。
「……なにか、あるものでDPを増やせないか?」
手持ちは食料……これは却下だ、自分を追い詰めてどうする。
……ポケットになんか入ってねぇかな。
「スマホと財布。あと飴玉のゴミか……使えねぇ」
なかなか捨てても良いものなんてねぇよな。でも待てよ? スマホと財布なんてここじゃ使えねぇんじゃね? ほらスマホ圏外だし、残りも5%しか残ってねぇよ。
 あと、財布、お金は入ってるけど通貨違うだろうし。うん、捨てよう。
「とりあえずどのくらい吸収するかの確認だよな。まず1円玉から順に行こう」
結果、1円玉×12枚で12DP、5円玉×2枚で4DP、10円玉×8枚で30DP、50円玉×2枚で20DP、百円玉×9枚で90DPだ。
10円玉は1つ3DPなのだがギザ10が入ってたので9DPゲットした。
次は紙幣だ。
1000円札×7枚で7000DP、2000円札×1枚で1000DP、10000円札×2枚で2000DPだった。
ビックリするだろ。まさかこんなにレートがつり上がるなんて想像もしてなかったぜ。
1000円札がここまで上がったのでレアな2000円札どうなるんだと思ったけど変わらなかった。……印刷の問題じゃなくて紙の価値なんだろうかね。
「と言うことはここは少なくとも紙が普及してないって事なのかね? いやー、買い物する前に金下ろして正解だったわ」
お陰で合計、10163DP手に入った。俺ってば一気にリッチになったぜやったね。
……正直に言えばこうなるとは思ってなかった。だってたらいが1DPなんだ、金とかここで使えないものなんだから最悪0を覚悟してた。
「さて、じゃあお次はスマホちゃんなんだが……怖いな」
1000円札見たいにドバッとDPになる可能性もあるが、俺的にはたらいのせいで不安だ。
もしかしたら1DPじゃね? とか思っちゃう訳だよ。これは賭けるしかないか、そうだ念のために同じスマホをDPに変換したらどうなるんだろうな。これは逃げではない、断じて。
スマートフォーン『50万DP』
こんな異世界で使えもしない物が50万だと……!? なんて詐欺なんだ!
と、取り敢えず、DPになる可能性は出てきたし、やるっきゃない!
「ええい! ままよ!」
5万DPを手に入れた。
「ふぁっ!?」
っとあぶねぇ、あまりに驚いて失禁するところだったぜ……これで俺のDPは一気に60163DPになった訳だ。ひゃっほー! 金持ち!
……あぁ、50万だったはずなのに5万しか入らなかったのか、つまりあれか、此方に取り出すのと吸収させるのとでは価格が10分の1にまで落ちるってことか。ま、結構手に入ったから良いけどね!
だがしかし! 少し金(DP)を手に入れただけで調子に乗ると痛い目を見る! ここは慎重に細かく使って行くべきだと思う。
「さて、まずはある程度階層がいるよな、今心臓剥き出しだから隠したい。あと、俺が住めるところ」
因みに早速新築家屋をDPで出そうと思ったら1000万DPしたからすぐに諦めた。そりゃスマホで50万なんだからそんなもんだよね、もう少し高い可能性も有ったけど。
「何はともあれ、まずは住めるところが欲しいんだよなぁ、どうしたら良いかね」
ため息を吐いてダンジョンコアに触れる。
あれ? 景色が変わった? え? 何ここどこここ?
そこは先程いたダンジョンとはちょっと違う白い部屋って感じ。近くにはダンジョンコアがある。こんなときこそ『ヘルプ』!
ここはどこ?
『解、マスタールームです』
マスタールームって?
『ダンジョンマスター専用の小部屋の様なものです。本来はここでダンジョンの監視などが出来ます』
なるほど、便利空間って感じか。よし、ここを寝室にしよう。というか俺が普通にダンジョンで寝泊まりしてたら怪しさ倍増。こんな場所かあって良かったわー。
ダンジョンの様子見れる?
『解、モニターと唱えてください』
モニター……おぉ、映ってる映ってる。あ、タッチ操作出来るなこれ、視点も変えられるし。便利だな~魔法。
生活必需品としてベッド位は出しておくか。くっ! 1000DPだと!? ……必要経費だ、衣食住に妥協はしてはいけない。
残りDPは59163だな。
あ、食料回収しよう。
……一々でなきゃ。ならんのか、面倒だな。ここから回収出来ないものかね。
とか思ってたら足元に出てきたし、ダンジョンって面白いな~都合が通る感じがたまらなく素敵。
ここからは階層を増やそうかなと思ったけど、腹が減ったので昼食? にしよう。ここの時間軸わかんねぇや。
俺は『唐揚げ弁当』(7DP)を食べて満足してそのままごろ寝した。
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