よくある?異世界物語

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よくある?無言の圧力

ユウ視点

「・・・・・・・・・。」
「・・・あ、あのだな・・・そのぅ・・・。」
「・・・・・・・・。」
「・・・本当に申し訳ありませんでしたーーー!!!!!!!!!」
僕は一つ溜息をつくと、
「・・・はあ・・・。・・・まあ、もういいよ。朝からの予定だったのにもう昼だし、どこかに食べにいこうか。」
「あ、ああ。わかった。」
僕とシューロンがそんな話をしているとき雪たちは、
「・・・それにしても・・・悠、結構怒ってるね。あれは。」
「・・・そうなんですか?」
「ええ。イライラしているだけとかじゃなく普通に怒っているわね。・・・結構珍しいのよ?・・・まあ、怒っている悠はとにかく怖いけどね。」
「・・・そうなんですか?そんな感じには見えないんですけど・・・。」
「うん。私たちにはわからないし、周りの人もわからないけど・・・怒られている本人に話を聞いたら、なんか凄いプレッシャー見たいのを感じた・・・って話よ。」
「凄いプレッシャーですか。」
「ええ。思わず土下座していたとも言っていたわね。」
「・・・本気で怒る場合には、怒鳴るようなタイプじゃなくて静かに怒るタイプなんですね。」
「そう。・・・だから、実は目で見て怒っているってわかるときには激怒はしていないのよ。本当に怒っている時は顔が無表情に近いから。」
「・・・なるほど。」
なんて話をしていた。・・・いや、僕だって怒るときは怒るよ?・・・これくらいのことで、激怒しても・・・ねえ。

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