よくある?異世界物語

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よくある?指輪

ユウ視点

結婚式がすべて終了し僕たちは部屋に戻ってきました。
「・・・えっと、その、みんなにこれを。」
「結婚指輪ですね!」
「うん。神術を使って作り上げたんだ。」
「・・・それは、すごいですね。」
「うん。色々な効果を付与してあるから・・・なんの効果をつけたんだっけ。幸運とか、魔力補充とか、はあったはずだけど、それ以外にも色々な効果があるはず。色々詰め込みすぎたかもしれないね。・・・さて、エリアス、手を出して。」
「・・・うん。」
「・・・エリアス。この世界に来て最初にあったのが君で本当に良かったよ。」
僕はそう言いながらエリアスの薬指に指輪をはめました。そして、エリアスとキスをしました。
「次はリーフェ。手を出して。」
「はい!」
「告白されたのはあのときがはじめてで戸惑ったけど嬉しく思ったんだ。」
そうして、リーフェの薬指にも指輪をはめて、キスをしました。
「サナ。いつも、怪我したときは優しく世話をしてくれてありがとう。」
サナの薬指に指輪をはめてキスをしました。
「雪。地球では雪のも僕自身のも気持ちに気づかなくてごめんね。大好きだよ。」
雪の薬指に指輪をはめてキスをしました。
「光。僕が死んだ後、自分も辛いのに雪を叱責してくれたんだってね。ありがとう。」
光の薬指に指輪をはめてキスをしました。
「リアラちゃん。僕が神様になって実は不安もあったんだよ。みんなを置いていってしまうんじゃないかってね。だけど、一緒に並び立ってくれるような存在がいてくれて、心が休まったんだ。ありがとう。」
そうして、リアラちゃんの薬指に指輪をはめました。そして、リアラちゃんと口づけを交わしました。そして、みんなと同じデザインの指輪を自分の薬指にはめました。
「みんな大好きだよ。」
そして僕はそう言いました。これで、結婚式は終わったね。まさか、この歳で結婚することになるとは思ってもみなかったな。

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