よくある?異世界物語

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よくある?結婚前夜・リアラ編

ユウ視点

こんこん
「入るよ。」
「あ、どうぞ!」
「緊張してる?」
「な、なんで?!」
「いや、リアラちゃんはいつもはもっとゆったりした感じに話しているから。」
「・・・バレちゃいましたか。実はかなり緊張しています。」
「うん、まあ、明日だもんね。」
「・・・うん。その、お兄ちゃんと結婚するんだもんね。」
「リアラちゃんとは一番最後に出会ったけどさ、出会ってから色々あったよね。」
「うん、そうだね〜。」
・・・あれ?緊張少しはほぐれたのかな?
「誰もいないと思っていたところにいるし、そのうえ、ルクスさんの娘だし察してはいたけどさびっくりしたな。」
「そのあとは、お兄ちゃんはずっと戦っていたよね〜。」
・・・まだ、完全に緊張が解けたってわけではなさそうだね。いつもだったら、もっとゆったりと話すし。まあ、少しゆっくりになってきたけどさ。
「・・そうだね。」
「あの戦いの時のお兄ちゃんは〜、とってもかっこよかったですよ〜。」
「うん、ありがとう。」
「そのときからですね〜。お兄ちゃんを意識したのは〜。」
「・・・そうだったんだ。」
「うん。そのあとは〜、まあ、あの旅館で、ですね〜。」
「・・・う、うん。それから、お義父さんに挨拶に行って・・・あの時はほんと緊張したなあ。」
「今とどっちのほうが〜、緊張してる〜?」
「・・・うーん、今かな?」
「どうして〜?」
「まあ、お義父さんのときは、リアラちゃんとそういう関係になってちょっと浮ついていたからね。そりゃ緊張はしていたけどさ。それでも、ね。」
「だね〜。・・・うん、絶対に人生・・・神生かな〜?最高の一日にしましょうね〜!」
「うん、そうだね。おやすみ。」
「おやすみなさ〜い。」
そして、部屋を出て光の部屋へ向かいました。

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