よくある?異世界物語

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よくある?量子論との戦い

ユウ視点

僕はクアンの動きに気をつけて、剣を構えました。
「さて、いくぞ。そうだな。まずはこれでいくか。量子解放・フォトン!!」
その言葉に呼応して僕の視界は白に塗りつぶされました。しまった。直視してしまった。目以外の感覚を強めよ。特に第六感を強めておこう。
「さあ、どうした。こいよ。」
「っつ、なら、これはどうだ!」
僕は電気を操りけしかけました。
「効かねえよ。」
「・・・えっ?!な、なんで途中で消えた・・・?」
「『量子化』・・・まあ、あらやるものを量子化、つまり、不連続にすると言う能力だ。俺は空間を量子化したんだ。・・・もちろん、ずっと使っているわけにはいかないがな。」
「神力をかなり使いそうだし、そういうことかな?」
「そういうことだ。マクロにおける連続性を断ち切るなんてかなり疲れるんだよ。」
「・・・どうしよ。」
僕はすっかり困り果てました。うん。ちょっとどうやって対抗しようか。ってか、頭が疲れる。

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