よくある?異世界物語

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よくある?一筋縄ではいかない相手との戦い

今日は、本編300話記念の閑話も投稿予定です。本日の1話目


ユウ視点

「さて、じゃあ行きますか。」
僕はそう呟き、選手のいる方へゆっくりと歩いていった。当然、そこに攻撃を仕掛けてくる相手もいるわけだが、それを最小の動きで避けつつ歩み寄っていきそして、ちょうどいいタイミングを見計らって剣を振り抜いた。五人ほどをまとめて吹き飛ばすことができた。うん、調子は絶好調って感じだね。すっかり、元のように体が動かせるようになっている。とか、考えながらも、攻撃を避け続けて、そして吹き飛ばすということを繰り返しています。
「さて、そろそろ、かな?」
選手の数も減ってきて、一筋縄ではいきそうにないであろう相手との戦いを前にそう呟いた。小さく深呼吸をして、剣を振りかぶりつつ駆け出して、そのまま斬りつけた。が、その攻撃は難なく避けられてしまった。
「やるな!」
「そっちこそ。」
そう返したときに、嫌な予感がし、その場から、横に転がった。直後僕のいた辺りに大剣が振り下ろされていた。
「・・・あ、危ねえ。・・おっと。」
短剣が投げられてきて、それを剣で叩き落とした。
「っていうか、なんか、一対多になってないか?おい!」
「しゃーないだろ、お前は、間違いなくこの中で、一番強いからな。認めたくはないが。だから、ここで、倒しておこうと思ってな。」
「ま、それも作戦だから、別にいいけど・・・なっ!」
言いながら、目くらまし用に光魔法を構築しておき、発動しました。僕は、片目を閉じていたため、無事でしたが、相手は目を潰されてしまいましたね。一人一人、吹き飛ばしてゆき、無事に勝ち残ることができました。・・・僕一人だけが。え、えっと、ついやっちゃいました。すみません。

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