よくある?異世界物語

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よくある?会議への参加決定

トル爺に僕を崇めるのをやめてもらったあと、僕は、トル爺に僕が異世界人(神?)であることを含めて、僕のこと、それから、魔王についてのこと、異世界人を召喚すべきだとルクスさんが言っていたことを話した。トル爺は、信じれる人だと感じたし、サナさんの、身内みたいな方だからね。
「・・・なるほど、よくわかった。苦労したんじゃな、そして、君や、異世界の方々に頼らなければならんのがとても悔しい。できれば、この世界の者だけで解決したいのじゃが、止むを得んのじゃろう?」
「そうですね。先ほど説明した通りです。」
しばらく悩んでいるようだったが、やがて、
「では、四大国会議で、このことについて話すこととしよう。会議は三日後、四大国の真ん中あたりにあるクロシア公国で、行われる。君たちも、会議に参加してもらいたいのじゃが・・」
「もちろん良いですよ。しかし、三日後ですか?」
「おお、そうじゃ。それぞれの国には、非常事態に使用が認められている転移装置があるのじゃ。」
「へえ、便利ですね。」
「じゃが、おそらく異世界人を召喚するのに比べれば、少ないのじゃが、それでも、多くの魔力を必要とするのでの。普段は使用することはできん。普段は少しずつ空気中の魔力を貯めておるのじゃ。」
「なるほど、ところで、クロシア公国は、どんな国なんですか?」
「四大国との間での、貿易による収入により、財政がまわっている国で、小さな国じゃ。観光地や、名物は、特にないのう。」
じゃあ、観光はしないか、しても、あまり時間をかけないでかな?

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