よくある?異世界物語

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よくある?砂嵐

夜中に何か大きな音が聞こえて目を覚ましました。何があったのか、テントから出て、見ると、外は、砂嵐でした。目を強化して、見てみると、遠くに大きな竜巻が発生していました。しかもどうやら、こちらに向かってきているようです。僕は風魔法を使いなんとか打ち消そうと思いましたが、僕の風魔法では、たちうちできませんでした。仕方がないので、リーフェを起こして、対処してもらうことにしました。
「リーフェ起きて」
「ふぁ〜、ユ、ユウさん?どうしましたか?」
「起こしてごめんね。ちょっと手伝ってもらいたいことがあって。」
「なんですか?」
「ちょっと外に出てくれる?」
「はい」
そうして、二人でテントから出ました。
「砂嵐ですか。もしかしてこれを抑えればいいんですか?」
「いや、あっちから竜巻が来ているんだけど、それをなんとかして欲しいんだ。僕の風魔法じゃたちうちできなかったから。」
「わかりました。ですがどこにあるかわからないですから・・。」
「じゃあ、僕が砂嵐をなんとか抑えておくね。あとは、光も照らしておくよ。今の僕の魔法の制御技術的にかなりぎりぎりだけど。」
そう言って僕は二つの魔法の制御に、集中した。二つの魔法の同時使用には、すくなくとも、片方の魔法は、無詠唱で行わなければいけないため処理すべき情報量に頭にかなりの負担がかかったが、それを無視して、暴走しそうな魔力を抑え続けた。どれほどの時間が経ったのだろうか。いつのまにか、砂嵐はやんでいた。正直限界だったので、そこで僕は意識を失った。

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