よくある?異世界物語

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よくある?冒険者パーティーと、救出のお礼の話

「た、助けていただきありがとうございました。」
パーティーのリーダーらしきお姉さんが、そう言ってきた。
「いえいえ、困ったときはお互い様ですから。」
僕はそう返した。冒険者たちの中で怪我をしていたものは、エリアスと、サナさんが、すでに治療してある。そのときに、サナさんの正体に気づいてみんなびっくりしていたけど。
「だが、何かお礼をしたいのだが・・」
「うーん、特に欲しいものもないし・・・あっそうだ、じゃあ、これから先力を借りなければいけないことが、訪れるだろうから、そのときに力を貸してくれる?」
「ふむ?よくわからないが、本当にそんなことでいいのか?」
「はい、いえ、むしろ、かなり危険が伴うから、心苦しいんですけど。」
「よし、わかった、どうせ落としていたかもしれない命だ。私たちは、あんたたちに力を貸すことを誓おう。」
「い、いえ、そのときになってから決めてください。」
「それでは、あんたたちへの、お礼にならんだろう。えっと、そう言えばまだ名前もいってなかったし、聞いていなかったな。私は、ニリア、このパーティー、獅子のたてがみのリーダーで、剣士をやっている。そして・・」
「俺は、ザイン斥候をやっている。戦闘能力はパーティーの中では、一番低いから、助けを求める役目になった。」
「私は、トリシア魔法使いです。すいません、魔力が少なくて辛いので休ませていただきます。」
「自分は、キアールと言います。治癒士です。自分ももう魔力が・・」
「俺は、ガル、重戦士だ。本当助かったぜ」
みんなぐったりしているので、少し早いけど、今日はここで一緒に休んで行くことにしよう。といったことを、獅子のたてがみのメンバーに提案した。その提案は、了承された。ということで、食事をとろうと、アイテムボックスから料理を取り出したら、とても驚かれ、一緒に食べようと言うととても嬉しがっていた。

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