とある学園生活は制限付き能力とともに
プロローグ
西暦2100年、人類は新たなる技術を手に入れた。
それは人を超人へと変える技術、その技術は世界中の人に使われた。技術を使われた人々は1人1つの能力を得ることができた。中には簡単に人を殺めることができる能力もあった。
能力が世界中に広まったことにより様々な変化があった。能力が広まるにつれ、犯罪率は増加し、死にゆく人も多かった。
そして西暦2154年、世界中の国が消滅した。強力な能力を持つ能力者達によって作られたアビリティアに全ての国が滅ぼされたのだった。
その後、アビリティアは地球を地球という1つの国にした。アビリティアにより世界は1つになった。その後アビリティアは数百年の時をかけ、様々な変化を世界中にもたらした。
言語の統一化や、地球政府と呼ばれる新たな政府を作り政策を行ったりもした。
アビリティアが世界にもたらした変化の中で1番大きな変化が能力に制限をつけたことだ。
人々が得られる能力はランダムで1つ、そしてその能力に制限を1つかけた。制限も能力と同様にランダムで振り分けられるシステムを作り、アビリティアは世界中の能力者達に適用した。
さらにアビリティアは能力を中学校卒業と同時に得られるということをルールにした。つまり、中学校を卒業しないと能力は得られないのだ。
これにより15歳以下での犯罪率は激減した。
そして現在、西暦2458年
かつて日本と呼ばれていた国があった場所で物語は始まる。
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