これって?ゲーム?異世界?

久留米天狗

第10章 第299話 そんな所じゃない?

第10章 第299話 そんな所じゃない?



前回のあらすじ
発作を起こし倒れる。
ショウリが倒れ、蜘蛛の大群に撤退を余儀無くされ、スポーツアイランドに避難。



あれから、更に2日寝ていた
「大丈夫なんですか?」
「ショウリ、大丈夫?」
「ショウリ様、無理は行けませんデスワ」

「これ以上、蜘蛛に好き勝手はさせられない。でも、このままじゃ、勝てない。」
「何か、対策があるのですか?」
試練の塔オルドルタワーに行ってくる、ソロで」
「…「試練の塔オルドルタワー?」…」同調シンクロした

「エスプリの力を貸して欲しい。」
「え? ボク?」赤くなるエスプリ
「ソロで入塔するから、召喚獣扱いだけど良い?」
「ショウリと一緒ならいい」
「みんな、ゴメン、20日いや14日試練の塔オルドルタワーに行かせて欲しい、14日で何とかしてみせる。」
移動式城キャンピング・キャッスルから試練の塔オルドルタワーへ入塔。



 ◇ ◇ 14日経過 ◇ ◇

「エスプリ、そろそろ戻ろうか?」
「うん、これだけ居れば大丈夫だよね?」

「オルドル 居る?」
「はい、ご用件は、『退塔ですか?』、『回復ですか?』」
「退塔したい」
「よろしいんですか? ここで、退塔すると、またの入塔の際は、1階からになりますが?」

「セーブアプリを持ってて、呼んだんだ、それは承知だよ。 このフロアで時間かけすぎたから、1階からやり直して、最短記録を作るよ」
「そうですか…、またの来塔お待ちして居ります。」

オルドルに退塔してもらい、スポーツアイランドの移動式城キャンピング・キャッスルへ、戻る。

「ただいま」
「お帰りなさい、お疲れさまです」
「準備は出来てますデスワ」
「いつでも行けます」
「それじゃ、蜘蛛退治、始めますか?」

僕らは、移動式城キャンピング・キャッスルごと、グランドランの外れに転移した。

「町が…、まさか、ここまでとは…。」
町が、蜘蛛の巣で…糸で覆われていた。
糸の城が出来ていた。



 ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼
14日前、試練の塔オルドルタワーに再入塔した。

「お久しぶりです、ショウリ様。」
「久しぶり、元気にしてた?」
「オルドルは、いつも、元気です」

「エスプリ、召喚」
「ソロで行くよ」
「エスプリ様、お久しぶりです」
「こんにちは」ペコリ

「それじゃ、行こう、エスプリ」
「何するの?」
「走りながら、説明する」
僕らは、ある階を目指し走った。
【神眼】で、最短コースを最速で
初めから、エスプリを召喚したのは、目的地までにも経験値を上げたかったから。
召喚を解除し、セーブポイントに行けば、レベルが上がる可能性はある。
最速で、フロアを通過して行くため、期待できる程、経験値は望めないが、0よりは良い。

走った、魔物を倒し、宝箱は通り道には
目的地のフロアに着いた。

「ここ?」
「そ、ここで、集める。」
「集める? 何を?」
「アイツ等を」
「あれは?」
「スキマが食べられそうになったやつ」
「あれを、沢山捕まえたら、蜘蛛に勝てる?」
「蜘蛛の攻撃に対して、相性は良い筈だよ」
「目標数は、10万」
「10万!?」
「時間がかかるんじゃない?」
「だから、これを使う」
「これって…、使えるね♪これなら、大丈夫かも」

それを使い、そいつらを呼び出し、動きを止め、ステータスを書き換え強制的に仲間にする。
討伐じゃないから、エスプリの経験値獲得は無いと思う。
書き換えたら隣の部屋ナスタルームへ送り呼び出す…、の繰り返し。14日で、10万匹捕まえられるか?
14日経つか、10万匹捕まえるかで、退塔する。
エスプリの『最低保証1』で、最低1匹は出る筈、10万回で、目標数達成する予定

目の前のヤツで、1匹ゲット、残り9万9999。

D.W.ドリームワールドマスター権限で、こいつのステータスを書き換える

職 業:ショウリのエンディナー
レベル:100
H P: 1000/1000
M P: 3000/3000
信頼度:★★★★★

職業を『エンディナー』に、レベルを100に、HPを1000に、MPを3000にし、重要なのが信頼度、信頼度を★5にする。
これを10万回か…、大変だな



エスプリを一緒にしたのは、最低保証1の他に、副職:お世話係プロソピコー
魔物を使役する職業だから
 僕のお嫁さんだから、14日も一人じゃ寂しい、それに、召喚はソロ扱い

移動式別荘キャンピング・ジムを、セーフティーゾーンに置き、夜はそこで過ごす。
 奥様を召喚して夜は過ごす
ちゃんと、全員召喚出来るように、ステータスを書き換えて来てます。
 でも、全員を一変に召喚するのは、不安なので、交代で召喚。
 僕の体調管理…念入りに、お風呂とベッドでチェック、食事の準備もしてもらう、食事は、ダミエナ、オリエナが作ったものを、ポーチで運ぶだけです。

オルドルに文句を言われそうです。
ここは、そういうところでは無い と、
そこまですると、ソロじゃ無いです と…。

目標の10万を13日で、達成した、ショウリとエスプリだった。

何を10万匹ゲットしたかと言うと

『ダークホールスライム』

何を使ったかと言うと

『スライムを呼ぶ笛』
書き換えたのは、
『ダークホールスライムを呼ぶ笛』にした
1日の使用制限回数を10→1万にした

『ダークホールスライムを呼ぶ笛』を吹き
呼び出されたダークホールスライムに、
大と小マクナパルブ』で、重力を大きくし動きを止め、ダークホールスライムが『ダークホール』を発動させる前に、ステータスを書き換える。

書き換え最中に、エスプリが他のダークホールスライムを説得、『知能のある魔物を説得できる』加護スキル、お世話係プロソピコーの職業&最低保証1で、説得は失敗には成らない。
最初の1~2匹目だけは注意の必要があるが、後はエスプリの説得後で、ステータスの書き換えのみ
※メスのスライムは、その後に注意が必要になることを、この時点のショウリとエスプリは気付いていない。

昼間は、ダークホールスライム確保
夜は、奥様方にメンテナンスされ、試練の塔オルドルタワーで、寝ていて心配かけた分を取り戻す。

こうして、ダークホールスライム目標10万の使役を達成
うち、『ビッグダークホールスライム』2525匹




『ダークホールスライム』
ブラックホールのような魔法、物理攻撃を飲み込む魔法を使うスライム

『ビッグダークホールスライム』
ブラックホールのような魔法、物理攻撃を飲み込む魔法を使うダークホールスライムが巨大化したスライム

※ビッグダークホールスライムは、ダークホールスライムのステータスを3倍にする。
職 業:ショウリのエンディナー
レベル:100
H P: 3000/3000
M P: 9000/9000
信頼度:★★★★★



残り1698日 → 1682日(4月19日)


フォロー、いいね ありがとうございます
感想等ありましたら一言お願いします
二作目の『【嫌われ体質】自覚したら最強?かも』も、よろしくお願いしますm(__)m

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