これって?ゲーム?異世界?

久留米天狗

第9章 第286話 移動式家 → 移動式城?

第9章 冒険者のロマン、地下迷宮ダンジョン
第286話 移動式家キャンピング・ハウス → 移動式城キャンピング・キャッスル


前回のあらすじ。
マルチアレを出発、砂漠の移動、百足ひゃくあしヒールポイントで、お昼をとる。



百足ひゃくあしヒールポイント、此処で、お昼です。


僕が、ハウスに入ろうとすると、こうなる。
「ショウリさん、中を見せてもらえない?」
「モナカも見たい」「モカも」
商人さん達も僕を見る

「ショウリ、減るもんじゃ無かろ? 俺達にも中を見せてくれないか? 気になって仕方がない」

「ちょっと、待ってて下さい。」
中に入り、ダミエナ、オリエナにお昼の人数が増えても大丈夫かを一応聞く。
大丈夫だと言う。

「では、中へ許可しますが、2階へは上がれませんから」
「へ? 2階?」
「言ってませんでした? このハウス、3階建てなんです、2階は僕らのプライベートフロアになってます。3階はメンバーの個室、客室になってます。」

「さ 3階建て…。」
「プライベートフロアって?」
「僕と妻たちの個室とお風呂と寝室です。」

「…「なんですとぉー!」…」同調シンクロした
「ショウリ、お前、結婚してたのか?何歳だ?」
「はい、結婚してます。16歳です。」
「妻たちって言ったよね?」
サブマリさんは、よく気づく。
ウンウン 頷く方々
「何人だ?」
「12人です。」

「…「なんですとぉー!」…」同調シンクロした

「僕、何か、しました?」
ヒョイ ヒラリ スッ サッ クルリ

ペッパーさんとノリオさんの攻撃を交わす。

ドカッ「グワッ」 ゴン「グッ」
二人を手加減して軽く殴る

 商人さん達は青くなっていた、それなりに知名度がある『ゴニンジャ』の前衛二人が、二人がかりで攻撃し、無名の『規格外ノン・スタンダード』16歳に一撃でのされたのだから。

「ミミーに当たったら、本気で怒りますよ、止めてください」

頭にスライムを乗せた状態でした、次は本気だと言う?…二人に余裕で?サブマリ達も悪寒を感じる。

「ショウリさん、貴族?」
「僕は、ただの冒険者です。貴族でも、商人でもありません、冒険者になってから、町を3つと、鉱山の所有者にはなりましたが」

「…「なんですとぉー!」…」同調シンクロした


で、中に案内する。
「え~? 転移で出入り?」
「なっ 何よ! この広さ! 家じゃなく、屋敷…いいえ、お城じゃない!」

 ∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵
 今まで、ハウス内は、1/10でしたが、今は1/50にしてます。
 僕165センチだと3.3センチになります。
 ハウスの幅2メートル以上、中は100メートル以上です。
 モンスター広場、1/100→1/1000にしました。サッカー場と400メートルトラックも造ってます。

1階のお風呂場も大浴場(2つ)にし、10人くらいなら、大丈夫です。男女別です。
  ∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵

リビングには、高級そうなテーブルと椅子、10人掛け。×4つ
リビング2には、高級そうなソファーが…。触り心地が良さそうな高級そうな絨毯が、敷かれている。
天井には、魔石の照明(シャンデリア) 
壁には、奥様方の写真…等身大パネル。
(ゼロックスさんの提案「この広さだ、肖像画の1~2枚無いとな。」、ダミエナ、オリエナ実行、協力イヴ「写真を大きくしただけですから、干渉にはなりません」、資料提供奥様方)


「いらっしゃいませですわ、お食事の準備出来ておりますですわ。此方へどうぞですわ」
 ダミエナが、案内する。

「本当に馬車の中よね? 何処かの屋敷に転移した訳じゃ無いわよね?」
「それも良いですね、僕は最初5人のパーティーでしたから、5人で移動できる、家を造って、人数が増えていく度に改築したら、こうなりました。」

「へ?改築?」
「これ、ショウリさんが造ったの?」
「そうです、僕が造りました。」

「…「なんですとぉー!!」…」同調シンクロした


エスプリ、エナ、シーレン、スイレン、まゆ、ミーゼ、ルージュを紹介。

「「「ショウリさん、お嫁さんにしてください」」」
サブマリ、モナカ、モカが言ってきた。

「ダメ!」「却下!デスワ」
「はい、妻たちの全員一致が、お嫁さんにする条件なので、反対が出ましたから、無理です。 ごめんなさい。」


お昼を銀貨1枚で提供した。
ミスリルのフォークとナイフを使う、美味しい蟹のステーキ、柔らかくて、肉汁が溢れ、サラダも新鮮、蟹のスープもオリハルコンのスプーンですくい飲む。
 高級レストランの料理にも負けない料理。

それが、移動中に食べられる…。

オーケス虎達の演奏、うたう花=のよ、うたう花=まか、うたう花=まい(ソングフラワー達)の歌。

これは、罪です。

「○○の貴族の屋敷より広くないか?」
「○○のレストランより美味しくないか?」
「今まで、食べた何処のレストランより、旨い」
「この料理を、ゴーレムのメイドが!?」
「お風呂がある!」「カラオケがある!」
「畑がある!」「川がある!」(造りました)
驚き過ぎで、時間のたつのも忘れてます。

「そろそろ、出発しましょうよ」

風&ミストで、移動を快適にしてあげました。
百足も気持ちよく進んでくれました。


夜は、結界を張り、ライトメル、レフトメルに、番をしてもらい。
移動式城キャンピング・キャッスルで、宿泊。(勿論、有料)

「砂漠の移動で、お風呂に入れる何て~」
女性陣のお決まりの台詞


途中、何度かサンドワーム、デザートワーム、ビッグサンドワーム、巨大デザートワーム、大サソリ、毒サソリ、ツインテールスコーピオン、四手大サソリ、四手毒サソリ、巨大鉄サソリ、岩毒サソリ、サンドゴーレム、砂の巨人の襲撃を受けるも、『ゴニンジャ』のみなさんの活躍で、苦もなく商隊は進む。


通常、砂漠の魔物は、霧散させるが、素材アイテムを頂く為、霧散させないように倒し、僕が、ペッパーさん達の収納魔道具のレベル(☆☆☆→★★)を上げてあげ、それに収納。ワームやサソリの肉は旨いらしい。高く売れる。さそりの殻は防具などの素材になる。

一部、カード化し、ゴーレムは、核を貰う。

カード化には、サブマリさんが、驚いた。確率の問題。カード化率100%!
所持カード枚数約1500枚

「『規格外ノン・スタンダード』」
ノルーナさんが、呟いた。

4日程早く着く、宿泊費を払ってもお釣りがくる。

三食、ベッド、風呂付き銀貨4枚。
金貨1枚と言われても安い部屋のランク。
お城ですから

商人達は、マナランドリー…魔力洗濯乾燥機に驚いていた。
洗浄機能付きトイレにも皆さん驚かれてました。

サブマリ、モナカ、モカにまゆ、ルージュがオリジナルランジェリーを販売、victoryと知ると、歓喜の涙を流して喜んだ。


マルチアレを出るときより、元気になる皆さん、砂漠の輸送ではあり得ません。

ハウス内…モンスター広場で、ロンやまゆ、ライトやデューク、ゾウダさん達と模擬戦。
バトルフィールドを展開、魔法も全力で使い放題。

「『規格外ノン・スタンダード』だぁー!」
ロンにもライトやデューク、まゆ、ルージュにも勝てなかった。


『ゴニンジャ』達の個人レベルが、4上がっていることには、まだ気づいていない。(セーブしてないから)


モナカ、モカが新しい呪文を覚えた。

『アイスウォール・プレス』
洗濯の渦ウォッシング・ヴォルテックス

サブマリさんが、新しい魔獣を召喚出来るようになった。

赤ペリニャン
ミニチョコマジロ(ノーマル、僕がサポートしました)

「チョコ、食べ放題!」と喜んでいた。


この、百足は、モナカ、モカにサブマリが、例の魔法陣風呂敷から、召喚したものだった。
モナカ、モカが、初めて魔物の召喚ができて、感動したと言っていた。

僕が、その風呂敷を創ったと、言うと驚いた。

明日には、マルチアーノに着くところまで来た。

「そう言えば、皆さん、収納ストレージアプリは使ってないのですか?」
「…「収納ストレージアプリ?」…」同調シンクロした


「まさか、知らない?」
「知らない」と首を横に振る皆さん。

スマホのアプリ、『マップ』『メ ル』『収納ストレージ』『カメラ』を教える。

「…「早く言ってよ~!」…」同調シンクロした





残り1716日 → 1711(3月20日)




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