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久留米天狗

第7章 第245話 大富豪ランクアップ?

第7章 マスター権限
第245話 大富豪ランクアップ?


前回のあらすじ。
ジャドウカル山道の拡幅をする。
初めて、不動産屋にに行き、カルタ帝国の都市の物件(妖精の館、ピラミッド等)の不動産契約をする。



 ~ 本題 ~
「剣山とキンザンに金の鉱脈や鉄、ミスリルの鉱脈を発見しまして、国境の山ですが、購入って、出来ますか?」

「出来ますよ、剣山が、王金貨1000枚、キンザンが王金貨2000枚ですね。」
(10億と20億、安くない?)
と言うか、ノーリアクション?

「金鉱脈や鉄とミスリルの鉱脈があるのですよ、王金貨1000程度で買えて問題は無いのですか?」
「山としての価値でして、その山に鉱脈がある無しは(契約書上)未確認ですから、現状ではその額になります。 これが、金山の取引でしたら、0が2つ増えても不思議ではありませんが…。」
ミーゼさんの目が変わりました。(¥o¥)

「キンザンや剣山に住む人が居た場合は、どうなります?」
「山の所有者と原住民の問題には、不動産屋としては、ノータッチです。住人からの申請・申告もありませんし。(契約書上)その山には住人は居ない状態です。」

「ショウリ君、ケンタウロス達を守るにしても、購入した方が、これから先の事を考えてもいいんじゃないかな?」
「国境の山を帝都ススペードの不動産屋で購入しても問題ないのですか?」
「問題がある場合は、国から販売停止や規制がかかりますが、それもありません。 この場合販売上問題は無いと考えても大丈夫です。 契約書が有る限り、誰にもその契約を無効にすることは出来ません。」

 この世界では、契約書がそれほどの効果を持っている様です。
 僕には、無効に出来そうな気はするが。
ミーゼの奴隷契約を書き換えた過去がある。
イヴの契約書婚姻届が結婚のきっかけだし…。

剣山、キンザンを購入。
 ¥ ¥ ¥ ¥ ¥ ¥
スマホチャージ残高
王金貨: 3億3080 → 3000
白金貨:   4327 
金 貨:   2005 
銀 貨:    812 
銅 貨:     99
青銅貨:    100
 ¥ ¥ ¥ ¥ ¥ ¥
(王金貨3000枚30億円相当)

キンザンが金額的に高いのは、山が大きく、ジャドウカル山道がある、ホースヒールポイントが二ヶ所あるから。 剣山には、道も通っていない、これと言って特産品も無い。
売買契約を完了する。
卓上G連合国の不動産屋では、剣山、キンザンが売約済みになる。

ピコッ『剣山が、ショウリの持ち物になった。』
ピコッ『鉄とミスリルの鉱脈があります、鉱山にしますか?』
[はい] [いいえ]

ピコッ『マウンイレブントンネルがあります、通行制限をかけますか?』
[はい] [いいえ]

ピコッ『キンザンがショウリの持ち物になった。』
ピコッ『キンザンに金の鉱脈があります、金山にしますか?』
 [はい] [いいえ]

「鉱山にするかって、テロップが出たのですが、[はい]を選択したらどうなりますか?」

「まず、契約書の(山の)名前と売却希望金額が変わります。」
「それ以外は?」
「不法侵入時の罰則の度合いが変わります、鉱物に産出場所が記載されます。鉱物を不法に取られた場合や、鉱物の販売時に鑑定で産出場所が記載されているかいないかで金額が変わります。」

ポーチから金の塊を出し、鑑定してみると、産出場所:ガチャ景品〈帝都ススペード商業ギルド〉とあった。(--;)

究極金属ウルティマコンを出し、鑑定。
産出場所:究極金属ウルティマコンピラミッド と出た。
解りました、ワナキオさんに究極金属ウルティマコンの入手先を聞かれた時、ワナキオさん鑑定を使っていたのだと。

※鑑定が使えても、レベルが高くないと見れません。
ワナキオさんが、高レベルの鑑定スキル持ちだと知りました。

[はい]ポチッ


 §§§§ 契約書 §§§§
物件名:剣山
売却希望価格:王金貨1000枚

物件名:剣山(鉄とミスリルの鉱山)
売却希望価格:王金貨50000枚
 § § § § § § § § § § § § §
(王金貨50000枚…500億円相当)

 §§§§ 契約書 §§§§
物件名:キンザン
売却希望価格:2000枚

物件名:キンザン(金鉱山)
売却希望価格:250000枚
 § § § § § § § § § § § § §
(王金貨25万枚…2500億円相当)

ピコッ『剣山の警戒レベルの設定』
[0]← チカチカ
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]

ピコッ『通行制限設定』
[0]← チカチカ
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]


ピコッ『キンザンの警戒レベルの設定』
[0]← チカチカ
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]

「警戒レベルの設定って、なんですか?」
「通行制限設定って、なんですか?」
「警戒レベルは何段階ありますか?」
「警戒レベルも通行制限も5段階です。」
「5! 凄いですね、金山に5段階…、5段階だと、不法に侵入するのはほぼ不可能です、王宮の警戒レベルですね。5に設定すれば、結界を張れ侵入する者を所有者に知らせられます。結界で中に入るのも困難になります。」
「通行制限設定は、4以上に設定すると、誰も無許可で通れなくなります。5に設定すると、設定者同行でないと通れなくなります。 3で犯罪者は通れません。」

後からも変更可能だと言うことで、取り合えず『3』にしました。

売却希望価格は、鉱物の産出量が多いことを示す、ミーゼさんが、人前もわきまえず抱きついて来たのは、言うまでもありません。

ピコッ『鉱山所持者』の称号獲得。
ピコッ『大富豪(6)』称号が上がりました。

王金貨4300枚(43億)使って、30万枚分(3000億)増えたら、8位から6位になっちゃった。(--;)


「ワナキオさん、キンザンも剣山も、僕のものになりました。 警戒レベル[3]です、許可なく採掘すると犯罪になりますが…。」
「ショウリ君は、アヤカル収容所から金鉱脈にどれくらいで到達すると考えてるのかな?」
「途中の鉱物は無視して、金を真っ直ぐ目指せば7~9日くらいだと思います。」
「途中にも鉱物はあるんだね…、なら、今は[3]でいいよ。 キンザン方面には進まないように採掘させよう。」
「剣山には、どうかな? 鉄とミスリルの鉱脈には、どれくらいかかる?」
「こちらも、途中を無視して7~9日くらいだと考えます。」
「キンザン、剣山に掘り進まなくても、鉱物の採掘に問題無いんだよね? 卓上G連合国に抜けたら困るけど。」
「アヤカル収容所から、下に掘り進むと、それなりの鉱物の採掘は出来ますよ。土の精霊に誘導させれば効率よく採掘出来ると思います。」
「アヤカル収容所のあるクンザンも、ショウリ君に購入してもらおうかな?」
「因みに、クンザンはおいくらですか?」
「クンザンは、鉱山になってます、収容所もあり、購入制限がかかってます。帝都ススペード冒険者ギルドマスターと商業ギルドマスターの許可が必要で、金額は王金貨30万枚です。」
ミーゼさんの反対で購入は保留になりました。

「でも、王金貨30万枚分の鉱物資源が採掘可能って事ですよね?」
「いいえ、そうとは限りません。収容所の資産価値も含みますので。鉱物資源は変動しますし暴落しますと、価値は減ります。売却希望価格は、現時点でそれだけの価値を示すものです、特に鉱山は採掘次第で増減します。」

「キンザン、剣山の売却制限設定できます?」
「どのように制限を希望ですか?」
「帝都ススペードの冒険者ギルドマスターと、商業ギルドマスターの許可が必要とか」
「では、そのように設定しますね」

キンザン、剣山の売却時には、帝都ススペード冒険者ギルドマスターと、商業ギルドマスターの許可が必要となった。
契約書に制限を書き込み、ワナキオさんとロチョさんの署名、魔力を流した。

「ショウリ様、ヤセマシタ林のセーブポイントへ町をお造りになる際は、当店にお寄り頂けますか? 不動産担当を同行させて頂けますか?」
ローズウォールのパンフレットを出し
「こんな感じで、建設を考えてます。 不動産屋の事を考えてませんでした。 場所を指定してもらえば、そこへ不動産屋を建てます。 町の建設の際は、よらせてもらいます。」

約束を交わし、不動産屋を出る。

ロチョさんに、採掘予定を聞かれたが、今は無いと答えた。
 鉄とミスリルは、タウロスビレッジに報告して、採掘するとなればするが、そうでないなら、僕はしないと答えた。

ゾウダ・たろうさんに、聞くためにハウスに戻る。

で、こうなる。
「どうなっているのかな?」
ハウスは進んでいなかった。橋が崩れていた。 念話で知らせてくれても良かったんじゃない?
川の向こう岸には、ジャッコタウンから来たと思われる商隊が居た。

「念話で知らせてくれても良かったんじゃない?」
「今、着いたんや。 知らせるか迷っていたら、帰って来たんや。」
スキマが言う。
【神力拡散】+【神眼(星力モード)】
この川には10キロ圏内には橋は無い。

「橋の建設は、ちょっと待ってて、不動産屋に行ってくる。」

もう一度、不動産屋に転移。
「こんにちは」
「おや? ショウリ様、何か? お忘れ物ですか?」

橋の件を話す、橋を僕の所有物に出来るかを聞く。
「出来ますよ、通行制限でも付けるのですか?」
「解りました? 通行制限[3]犯罪者の通行不可が出来ないかと思いまして。」
「犯罪者のアヤカル収容所への移送も出来なくなりますよ」
「あっ、それは転移でやるように、冒険者ギルドと契約しました。 その心配は要らないと思います。」
ドリワルさんは、呆れていた。

橋の契約を交わした。
白金貨で支払い、白金貨275枚(2750万円相当)

 ¥ ¥ ¥ ¥ ¥ ¥
スマホチャージ残高
王金貨: 3億3080 
白金貨:   4052 → 275
金 貨:   2005 
銀 貨:    812 
銅 貨:     99
青銅貨:    100
 ¥ ¥ ¥ ¥ ¥ ¥
(白金貨275枚 2750万円相当)

契約を交わし、転移で戻る。
「ただいま」

「ロン、橋の建設をお願い。」
「はい、主」

ピコッ『橋の建設』
ピコッ『素材:鉄筋コンクリート』
ピコッ『眼鏡橋』

荷馬車が履行出来る広さの、鉄筋コンクリート製の眼鏡橋が出来た。

「…「なんですとぉー!!」…」両岸で同調シンクロした

ピコッ『鉄筋コンクリート製の眼鏡橋(ジャドウカル山道の第一の橋)の通行制限設定』
[0]
[1]
[2]
[3]← ポチッ
[4]
[5]

[3]で、設定。


眼鏡橋を渡る。 ホースヒールポイントがある。
自走する移動式家キャンピング・ハウスに、驚く。
「馬がいない!」「なぜ動く?」「どうなっている?」「なんじゃこりゃ~」「魔法か?」
そして、僕らに
「あんたのか?」「今、橋を造ったのは誰だ?」
「それより、怪我人、治しましょうか?」
「…「え?」…」僕以外が同調シンクロした

幌馬車の中に2人怪我人が居た。
エナに、治療させた。(銀貨4枚)
白衣のエナは、可愛かった。
ん~、僕にそんな性癖は無いと思っていたのに…

「よかったら、武器の手入れしましょうか?」
「…「え?」…」僕以外が同調シンクロした
護衛の武器が損傷していた。
ロンに修復させた。(銀貨10枚)

「薬草、毒消し草、食料 あるよ」
「…「え?」…」僕等以外が同調シンクロした (銀貨18枚)

今日は、ここで宿泊することにする。
ハウスの中で夕食。お風呂、ベッドで就寝。
見張りも無し

※水が汲めるように橋の横に階段を造っておきました。洗濯が出来る踊り場、スイカなどを冷やすのに便利な水槽的な物も一緒に造っておきました。




残り1742日 → 1741(2月20日)
〈クラブ:ノン・スタンダード予定〉
エルフの里『タリコホ・ダウワーマ』に行く。
スポツピック王国首都ミィッサへ、国王に呼ばれている。



『警戒レベルの設定』
[0] 誰でも入れる
[1] 看板が立てられる(有料)、採取、採掘物にお金を取る事も出来る。
[2] 看板が立つ(魔力か金銭の選択)。採取、採掘物に権利が発生、無断採取等は罪になる。
[3] 侵入しただけで罪になる。犯罪者は入れない。
  ▼ 特別設定 ▼
[4] 結界で侵入が困難になる。
[5] 結界で侵入が困難になる。侵入者を所有者に知らせる。

 通常個人所有物には[4]以上は表示される事は無い…結界に魔力が必要だから、広さに比例して魔力が必要。2つの山を結界で侵入阻止するには、最低MP20000以上必要。 [5]察知・感知・念話系スキルが必要。
[1]以上で、採取物等に産出場所名が付く。


『通行制限の設定』
[0] 誰でも通れる。
[1] 出入口に看板が立つ。
[2] 通行料を取る事が出来る。(設定可能)
[3] 通行料が発生。(設定可能) 犯罪者は通れません。
[4] 通行料が発生。(設定可能) 許可が必要。
[5] ショウリ所有者の同行でないと通れない。


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