これって?ゲーム?異世界?

久留米天狗

第5章 第156話 糸の呪い?

第5章 入学試験(帝都編)
第156話 糸の呪い?


前回のあらすじ
火山の精霊のケンカを賭けの対象としてスタトベガスで行うことになる
火山の精霊の模擬戦にサヤさんが勝利する?
メダルの景品の試練の塔オルドルタワー入塔許可パスを交換する
カジノの島『ノーリア島』と帝都をゲートを繋ぐ



◆冒険者ギルド本部◆
ワナキオ「ショウリ君が来るときは驚かされる事が多い気がするのは気のせいかな?」
サーラ「凄いじゃな~い スタトベガスと~ ゲートで繋がるなんてぇ~」

スタトベガスから代表者のバクチ=ゴウ・ホウさんとスタトベガス町長さんが挨拶にゲートを通って来ました

「この度は、カルタ帝国の冒険者のショウリさんのお力により、スタトベガスは噴火の心配がなくなりました、ありがとうございます」

ケンさんがもう火山でケンカはしない言う=噴火は起きないということだ

挨拶、お礼などを言われて本題に入る

「ゲート開通記念に 毎週闇曜日に開催している、冒険者同時のバトル大会、コロシアムの参加のお誘いに参りました」

ゲートを帝都の商業ギルド本部にも設置した

スタトベガスとナイバータに妖精の館を開館した
妖精の館…帝都、スタトベガス、ナイバータ、シーズー、メイシモラッタの村を妖精、精霊専用ゲートで繋いだ

掲示板でスタトベガスのバトル参加の冒険者を募集した
『20日(闇曜日) カジノの島『ノーリア島のスタトベガスでコロシアム…バトル大会開催、参加者募集』参加資格ランクC以上の冒険者』

成るべくしてこうなる…
僕、エスプリ、エナ、シーレン、スイレン、まゆ、ミーゼ、ルージュ、デント、星獣(13人)がエントリー…

「優勝者は決まりだね…」
お嫁さん達の予想、確定? 優勝者ショウリ

ということで、試練の塔オルドルタワーの入塔は延期になりました

僕はゲートを使い 他の街を訪れることにしました
他の国では、冒険者ギルドで活動申請登録をしてくださいね…と言われた

お共は まゆ、ルージュです
エスプリ達はカジノで豪遊?

「僕ら、他の街を見てみたいので…僕たちに絡んだ冒険者はコロシアムに転移させますので、バトル大会にエントリーしてもらっていいですか?」
「はい?」
バトル大会のスタッフに詳しい説明をせずにゲートを潜る


最初に訪れたのは
◆『スポツピック王国』グランドラン◆
魔道具屋をチェック
スポツピック王国の歴史書、関連書物
短編小説
魔法書
古代魔法言語の魔道書 を、購入

グランドランの冒険者ギルドに行く
とこうなる

「兄ちゃん 綺麗な姉ちゃんつれてるな」
「僕のお嫁さんですから、ナンパしてもムダですよ」
【神眼】白スマホ、Bランクの冒険者
「生意気だな、若造の癖に」

「僕、一応カルタ帝国のSランクの冒険者です、二人はBランクです」
「カルタ帝国だぁ? S? 嘘つけ お前の様な…」フッ
殴りかかって来たのでスタトベガスのコロシアムに転移させました

「き 消えた…」
「はい、スタトベガスのコロシアムに転移させました」

「転移?」
「はい、記憶転移です、無言詠唱です」

「…「なんですとぉ~」…」同調シンクロした

「どこかで 見たような… あんた、名前は?」
「僕はショウリ、彼女はまゆ、ルージュです」

「ショウリ… 思い出した 飛び級でSランクになったショウリだな…帝都新聞で見たぞ」
「…「え~~」…」ギルド内全員が同調シンクロした

活動申請登録
シーズー学園の適正判別装置ギルド版?
「これで、魔力量を計ってもらいます」
「壊れちゃいますよ」
笑われた カチン
「じゃぁ 魔力量を計ればいいんですね、ルージュから」
ドッカーン 壊れました
「…「え~~」…」同調シンクロした

「だから壊れるって言ったんですよ、それと、ルージュは 僕らの中で一番魔力量が少ないんですけど…」
「…「なんですとぉ~~」…」同調シンクロした

ピカッ「ギャー」
「勝手に鑑定するからですよ、鑑定阻害結界です、『閃光』で暫く目が見えませんよ、人のお嫁さんを覗くからそうなるんです」

「測定装置がぁ~~」
「僕とまゆの測定します?」
「したくても 測定装置が壊れてしまった…」
「僕らの活動が許可してもらわないと困るのですが」
「決まりで、測定後でないと許可できないんだ」
「それじゃ仕方ないか『復元』」
装置を元に戻しました
「まゆ 計って」
測定 ドッカーン 壊れました
「『復元』」
測定 ドッカーン 壊れました

「測定終わりました、許可してくださいます」
「…「え~~」…」同調シンクロした

「騒がしいな 何があったのだ」
「ギルドマスター 測定装置が壊れて…」
「壊れた? 測定でか?」
「帝国の冒険者の活動申請の審査で…」
「帝国の冒険者?」
「ども」ペコリ

「ギルドマスター室に来ていただけますか?」
言葉使いが変わった…

◆ギルドマスター室◆
「私は、グランドラン支部のギルドマスター『ハイセン=タコアシ』です、こちらは、社 長 爵プロデオスカレンダスのオリガミ家、執事『メーダ』さんです」
「はじめまして、オリガミ家執事『メーダ・ワノルキ』と申します」

「カルタ帝国の冒険者 ショウリです、彼女は僕の妻、まゆとルージュです、冒険者です」
「お二人ともショウリ様の奥様?」
まゆわたくし達だけではございませんです」ニコッ

 ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼
暫定 僕、まゆ、ルージュ『スポツピック王国冒険者ランクS』
魔力10000以上測定不能

泣いてお願いされたので、測定装置は復元しました
 ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲

「Sランクのお力をお貸し願いませんでしょうか?」
「詳しく話を聞かせてもらってもよろしいですか?」

メーダさんの話では、オリガミ家の一人娘が魔物に求婚され、断ったため呪いで生死の境をさまよっているとか

「魔物に求婚された? 魔族とかですか?」
「魔族ではないと思います 人の姿をしていたとのことですが もうし訳ございません、わたくし その姿を見ておりません」 
「人の姿を 人化でしょうか? 人化でしたら、幻獣以上の魔獣ということでしょうか…」

「僕らにどうしろと? その魔物の討伐ですか?」
「それを望みますが、その魔物の居場所も強さも不明ですので、解呪…呪いを解けたらと 魔物の言うには魔力譲渡トランスファーし続けてある魔力以上で呪いが解けるとか もう1ヶ月魔導師が10人がかりで魔力譲渡トランスファーしてますが呪いが解ける気配がありません。どうかお力をお貸し願いませんでしょうか?」

「僕は呪解の魔法も魔力譲渡トランスファーも使えます、二人も魔力譲渡トランスファーは使えますが、メーダあなたの話をどこまで信用してよいのか、信頼できる方なのか、僕らはオリガミ家の事も知りませんし」
「オリガミ家の市民の評判は高い、ギルドマスターの私が保証する、帝国の冒険者に頭を下げるのだ、信用してもらいたい」
ギルドマスターが他国の冒険者に頭を下げるのは余程の事の様だ

「時間が惜しいのでしょ?移動しますか?そのオリガミ家のお屋敷はどこですか?」
「はい、こうしている間にもお嬢様が心配です。移動は転移でします 御札これで…ですが、これはお一人しか転移できません」
「見せてもらってもいいですか?」
御札を見せてもらう
【神眼】
『御札【記憶転移(2人制限)】』
「人数制限付きの記憶転移の御札なんですね 初めて見ました なら、僕と転移しましょう」
「出来れば お三人様をお連れしたかったです」
残念そうなメーダさん

メーダさんと僕は御札で転移する
※御札を書き換えてもよかったけど、そのスキルは使わなくても済みそうなので止めました※

◆オリガミ家 正門前◆
転移先から暫く歩き
「すみません 記憶転移になれてなくて一番記憶がはっきりしている所に転移してしまいました…申し訳ございません」
歩きなから、屋敷の状況を話してもらった
お嬢様の事は一部の者しか知らない事など

「メーダ ただいま 戻りました、お客様をお連れいたしました」
門の護衛は事情を知らない

正門の中に馬車があった
「馬車で移動ですか?」
「歩きですと10分はかかりますから…」
【神眼】確認
「じゃ 転移で」(「え~」残された御者が驚いていた)
「え?」
メーダさんと正面入口までテレポートした

「お 驚きました ショウリ様は転移の魔法も使えるのですね」
「まゆとルージュを呼んでもいいですか?」
「え? 出来るのですか?」
まゆ、ルージュを召喚する
「お 驚きました ショウリ様は触れてなくても転移出来る転移魔法が使えるのですね それもお二人同時に…」
「魔法陣や詠唱も使わずに 驚きました…執事としては失格です これほど驚きを隠せないのは…平静ではいられないのは…」

屋敷中に案内される

地下 隠し部屋?
「メーダ 入ります」
僕らも部屋の中へ入る

魔法陣の中にベッド ベッドの回りに魔導師5人
他に5人の魔導師…休憩中?
テーブルの上にはメーテルポーションと空瓶が山積み

休憩中?の5人の魔導師の視線が僕らに向く
魔導師以外に2人の人物
女性「メーダ そちらの方々は 使えるのですか?」
一月ひとつきこの状況が続いていて、本音が出たのだろう

「こちらは 帝国の冒険者 ショウリ様と奥様のまゆ様とルージュ様です お三方とも魔力測定装置を破壊してしまう程の魔力の持ち主でございます」
ガタッ イスから立ち上がる
男性「真実まことか?」
魔導師達の視線が集まる

「ども」ペコリ
「こんにちは」「はじめまして」
【神眼】おや?
「まゆ、あれ 解る?」
入口からベッドまでは4~5mはある その位置から
「糸 神の蜘蛛アランカブトゥーの糸ですね」

女性「解るのですか?」
「やっぱり あの糸が呪いの原因ですか…」

魔導師A「ふん、それは途中で執事にでも聞いていたのだろう」
メーダ「わたくし、その事はお話しておりません…その事を話して断られては困りますので 黙っていて申し訳ございません」ペコリ

「いいですよ ルージュ焼き切るやる?、まゆがやる?、それとも、僕がやろうか?」

魔導師B「何を言ってる? 我ら10人でも何も起きないのだぞ」

ルージュが やります」
魔法陣に近づき 少女に右手で触れる 光が包む
左手で糸に触れる ブッ 糸が焼き切れた

「『魔力譲渡トランスファー』『状態異常回復アヌマリディタ・レフェクティー』『目覚めウェイクアップ』」
少女にトランスファーし、状態異常を回復し、起こす

少女「あと、ごふ~ん…」
「「「お~~」」」男性、女性、メーダさん
「…「なんですとぉー!」…」魔導師達が同調シンクロした

魔導師達のお仕事は終わり、お帰り願いました

お嬢様は1ヶ月寝ていたのでお食事中

「1ヶ月寝ていたのですよね?食事 普通にしても大丈夫なのですか?」
「お恥ずかしい もりもり食べてます」

オリガミ家は獣人の貴族だった
オリガミ家領主
オリガミ=社 長 爵プロデオスカレンダス=カブト、狼の獣人
オリガミ=社 長 爵プロデオスカレンダス=ハナカゴ夫人、狼の獣人

カブト「この度の事、感謝しきれん」
ハナカゴ「本当に ありがとうございます」

「本当に良かったですね 申し訳ございません、急ぎますので失礼してもよろしいですか?」

カブト「娘の命に値段はつけられんがこれは謝礼だ受け取ってくれ」
ハナカゴ「遠慮せずにどうぞ」

ルージュが受け取る 王金貨100枚(1億円)
『スポツピック王国通行手形メダル(オリガミ家家紋入)』×3
カブト「この国は手形メダルが無いと通れない検問が多い、これは必ず役に立つ、持っていきなさい」
「手形無しで通ったら どうなります?」
メーダ「良くて罰金 最悪は勾留されます 転移での不法侵入はお止めください」
ははははっ 笑うしかない

「…(勾留は困るな) 通行手形はどこで入手出来ますか? 僕には他にも妻が居ますので」
「なんと?他にも妻が?羨ましい」
「キャイ~ン」 カブトさんがハナカゴさんにつねられました

エスプリ達の分まで通行手形メダルをもらいました
(スマホの写真を見せました 確認したいと言うので)
※写真機能を知らなかったオリガミ家、更に感謝され、金貨10枚(10万円)をもらう…カメラ機能を教えただけで10万円 チョロいと思った事は内緒※

「ありがとうございます じゃ 失礼します」
「玄関まで送りますよ」
「いいえ、転移で戻りますから、その必要はありません 失礼します」

シュン グランドランギルド前に記憶転移しました

受付に行く
「ギルドマスター居ますか?」
「はい? どなたですか?」
「ショウリです」
受付はギルドマスター室に行った
ドタドタ ギルドマスターが階段を駆け下りてくる

「ショウリさん、やっぱりダメだったのですか?」
「はぁ? 終わりましたよ、お嬢さんは…名前聞くの忘れた 元気になりましたよ」
「なんですとぉ~」

ギルドからも報酬が出ました
報酬 王金貨200枚(2億円)
(家紋入りの手形メダルが証拠になりました)

「ミーゼさんが泣きますね」
まゆの台詞に頷く 僕とルージュ

掲示板を確認
新種情報
ムカデンシャ

「新種、ムカデンシャじゃなく 巨大ムカデンシャなら、エンディナーにしてますよ」
「なんですとぉ~」
受付で報告、(バトル場で)召喚確認 報酬をもらう

ルージュ達の方が カジノより稼いでませんか?」
「かもね」

チッコチッコチッコ 16:16



残り1779日(1月19日)

1月23日帝都入学試験
1月末 竜宮城ドラゴンシーパレス



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