これって?ゲーム?異世界?

久留米天狗

第5章 第152話 探せ、収納魔法アイテム?

第5章 入学試験(帝都編)
第152話 探せ、収納魔法アイテム?


前回のあらすじ
松茸のお吸い物をいただく
キッチンで何が起きていた
記憶が書き換えられたらしい事が僕とエスプリは何となく理解する



いったい何がキッチンで起きていたのだろう…
気になるショウリだった

エスプリが着替えてきて、二人で下に下りる

「イヴ様は、お帰りになられまたしたか?」
シーレンが聞いてきた
「うん」
「エスプリさん? 何かありました?元気が無くなりましたね」
まゆが聞く
「何にもない」

“その事は 夜 みんなに聞きたい”
“えっ は はい 解りました”

妖精の館の受付でマザーに謝る
「昨日は 試練の塔オルドルタワーにみんなで行ってました、部屋代は払います すいませんでした」
「いいえ、それは いいのです 予約が昨日までとなっておりますが、本日からはどうなさいますか?」
「部屋は空いておりますが」

男性陣は ハウス…自室の方が落ち着くと断った
また、試練の塔オルドルタワーに挑戦したいと、女性陣もハウスを希望

ということで、清算し駐馬車場のみ借りる事とした
駐馬車場の借地料は魔力寄付ドネーションで前払い

冒険者ギルドに歩いて行く
僕、エスプリ、エナ、シーレン、スイレン、まゆ、ミーゼ、ルージュ、デント、ノイチ
ロン、ライト、デューク、スキマ、カオル、ミホ
サンバ、タクシ、バカデ、ローズ、フレイ

冒険者ギルド横のセーブポイントでセーブする
サンバ Lv.47 → 48
タクシ Lv.42 → 43
ローズ Lv.45 → 46
デント Lv.22 → 23
ノイチ Lv.22 → 24
ミーゼ Lv.32 → 33
のレベルが上がった

§§§§§ ステータス §§§§§
名 前:シップ=ミーゼ
職 業:ショウリの妻/魔導師 【奴隷 マスター〈ショウリ〉】
レベル:32 [ C ] 
H P:1652/1652
M P:1790/1790
クラブ:ベスタ・ヴァン
属 性:水、風、光

◆パッシブスキル◆
【D.W.マスター〈ショウリ〉の加護2】
 〈★★☆〉↑
 ・HP/MP+1500[NEW] (追加)
※今朝、挿入マッサージしながら加護のレベルを上げていた

僕もレベルが上がる あまり討伐してないのに…やっぱり、移動距離が…飛行距離が関係しているような気がする
レベルが上がったことは内緒です
Lv.1578 → 1579

§§§§§ ステータス §§§§§
名前:ショウリ
 §§§§§§§§§§§§§§§§§§§§
レベル:1579 [ S ]
H P:2116768/1746400
《21460133568/21459763200》
M P:2183434/1746400
《21460200234/21459763200》
霊 力:1746400/1746400
《21459763200/21459763200》
《神 力:15790/15790
 (194027520/194027520(霊力776110080))》
《星 力:1300(15974400)》
攻 撃 力:1746600  《257546649600》
防 御 力:1746600  《257546649600》
魔法攻撃力:1746600  《343395592800》
魔法防御力:1746600  《343395592800》
精 神 力:1746400  《21459763200》
素 速 さ:1746600  《128773324800》
賢   さ:1746600  《257546649600》
器 用 さ:1746400  《21459763200》
 運 : 60    《100(補整限界)》
抵抗率: 60    《100(補整限界)》
命中率: 60    《100(補整限界)》
EXP: 3457123400(/3458000000)
 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
§§§§§§§ 装備 §§§§§§§
武器:神石製 氷炎雷の刀(真打ち)

防具 (頭):
   (鎧):ショウリ専用究極繊維ウルティマファイバー製の服
       :ショウリ専用究極繊維ウルティマファイバー製のズボン
   (盾):
   (靴):ショウリ専用究極繊維ウルティマファイバー製の靴

アクセサリー:[パーティーボックス]
       [結婚指輪]
       [イヤリング]
       [ブレスレット]
       [アンクレット]
§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§



ミーゼ「試練の塔オルドルタワー攻略で レベルが上がりました」
“もしもし ショウリ、加護、上げてたの?”
“気持ちよかったろ?”
ミーゼが赤くなる 念話が切れる

サンバ、タクシ、ローズ、デント、ノイチが同調
「わたしも」「わたしも ですね」「私も」「僕も」「私も上がりました」

「ローズさんは 早いですね」
「カイさんの分まで頑張ったから…」
カイさんが抜けてその分を頑張っていた…バカデがサボるからということを付け加えておく

「レベルも抜かれたね」
デントがノイチを見る

 ~ ~ デント思考 ~ ~
ノイチちゃんはメンクラッタの村で天才だと言われていた…それを実感する
年下の女の子 村を出るまではただ冒険者に登録しただけの女の子がショウリさんと出会い、デントぼくと付いていきどんどん強くなり 数日でレベルが抜かれた

それがスキル才能の違い
努力だけでは越えられない差
ノイチ彼女は努力もするから…広がる一方

今までのデントぼくだったら、その差の大きさも解らなかっただろう
性別、年齢、体格、種族、職種、スキル、経験
差には色々ある 

ノイチは 女性、年下 体格も小さい
ショウリさん 1つ下、同性 体格もあまり変わらない

同じ人族 イヴ様女神をも越えるショウリさん
自分と比べること事態が笑止なこと

ショウリさんは よく言う 『自分に出来ることをする』と ショウリさんに出来ない事があるのだろうか?
デント自分の物差しで計ることがそもそも間違いなのだろう

ぼくが冒険者になったのは、母さんと弟妹達を生活させるため、(安全で)安定した収入を稼ぐため帝都の衛兵を目標にしていた

シーズーの学園に合格して、将来教師として雇っても良いと、家族で住む家まで用意してくれると言ってくれた

それを保留し、帝都に入学試験に来た
何のため? 誰のため?
試練の塔オルドルタワーをソロで挑戦したいと言ったのは 何のため? 誰のため?
自分の実力が知りたかったから…
 ~ ~ ~ ~ ~ ~

デントぼくは手を伸ばした
「おめでとう 塔の10階到達サンバさんパーティーより早かったってね、ぼくは途中で心が折れかけた、11階からはまだ挑戦したいと思わない いや、12階に行けると思えない」
「するんだろ11階、頑張って」

ノイチがデントの手を握る
「ありがとうございます はい、挑戦したいと思います」

ギルドの受付で試練の塔オルドルタワーの情報を報告
試練の塔オルドルタワーの魔物は討伐報酬対象では無い
※新種モンスターの確認でカード化したカードを見せた(新種発見報酬はある)
※スマホの討伐履歴を確認した
※魔物図鑑のデータが更新された
※後日、討伐報酬が変更・更新・設定された

掲示板のチェック 特に目を引くクエスト無し
ショウリ、ライト、デュークのスマホでチェック
ポラロン青
試練の塔オルドルタワー新種発見報告あり
・カード化依頼

ライト「早速、カード化依頼ですね」
デューク「…」
ライト「ショウリ様にしか出来ない だそうです」
相変わらず喋らないデューク(--;)

ダークホールスライムをカードモンスターにしたくなったショウリだった
「ダークホールスライム カード化したいな、スキマが飲み込まれるとこ見てみたい」
笑が起きる

「勘弁してぇなぁ~」

 ▼ ▼ 魔物図鑑 ▼ ▼
名前:ダークホールスライム[新種]

確認地域:試練の塔オルドルタワー

参考:物理攻撃、魔法攻撃、装備等をダークホールで吸い込む

危険度:調査中(高)、逃げることをお勧めします
 ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲


「報告も済んだし、他に街でやることある?」

「回復薬等の在庫はあるんですよね」
サンバさんが聞く

「新しい回復アイテム 作ったんだよね」
キャンディー2種類を出す

「オレンジ色のキャンディー『ヒールキャンディー』と、緑色のキャンディー『メーテルキャンディー』」
「舐め続けて回復する 1時間は大丈夫、激しい運動しながらは喉に詰まらせないよう注意してね」
「包み紙もキズ口に張ればキズを治せる、食べることも出来る」

「(¥o¥)売れますね(¥o¥)」
「いや、これを今、販売すると薬草とかメーテルポーションの価値が激減するから僕のクラブ専用で秘密としようと思う 今はね」
「薬草は劣化が早いですからね」

 ∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵
 本当は、もっと早く作れた
 この価格破壊を懸念して作るのをためらっていた
 試練の塔オルドルタワーでパーティーが分散し、ポーチが使えない場合も考慮して、今回作った

 ヒールキャンディータブレットタイプ(50粒)
 1粒でヒール1回と同じ効果
 メーテルキャンディータブレットタイプ(50粒)
 1粒でメーテルポーション1本と同じ効果
 ポケットに携帯可能 
 ∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵

「ショウリ お前なぁ…」
と言いながら、ヒールキャンディータブレットタイプをポケットに入れるバカデさん

エスプリも手を出す
「エスプリは要らないだろう?」
“指輪で僕と魔力共有マジックディエラ命の共有ヴィテディエラで繋がってるんから”

「けち」
エスプリが頬を膨らませる
「ブッ」 両頬を指で押す
エスプリが赤くなる 笑が起きる

サンバ、タクシ、ローズ、デント、バカデ
スキマ、カオル、ミホ、フレイ
がヒールとメーテルのタブレットタイプをポケットに入れる

 ∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵
 特別なスキルや素材は必要がないため、商業ギルド、冒険者ギルド、妖精の館(マザー)にはキャンディーの作り方を公開している、流通可能になるまでは水面下で進行する
 ∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵

「ねぇ ショウリさん、今 書物を買いたいと思いますか?」
「ん? 何で?ミーゼ」
回りのみんなも「?」

ミーゼは 魔道具屋に行きたいと思っているので…」
「新しい書物…そういえば、帝都には図書館あるのかな?」
みんな顔を横に振る 知らないようだ

ギルドの受付で聞く
図書館の存在、場所を

来たのは、魔道具屋の前
「ミーゼは何を探してるの?」
「収納魔法系の魔導書 または、魔道具です」

『収納魔法系の魔導書誘導アレシタ
『収納魔道具誘導アレシタ
「この店には無いみたいだ 別の店に行こう」
「解るの?」
「魔法でね」
※誘導の光を見えなくしている、人の多い帝都では目立ちすぎるのを考慮した

光の誘導に従い来たのは図書館
「図書館に収納魔法系の魔導書があるみたい」

【神眼】
「そして、収納魔道具がこっち」
指差したのは、図書館の道を挟んだ対面にある帝都の学校だった
※学校の図書室にも収納魔法系の魔導書があるみたい




残り1779日(1月19日)

1月23日帝都入学試験
1月末 竜宮城ドラゴンシーパレス



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