これって?ゲーム?異世界?

久留米天狗

第5章 第143話 試練の塔(4) ショウリ編

第5章 入学試験(帝都編)
第144話 試練の塔オルドルタワー(4) ショウリ編


前回のあらすじ
試練の塔オルドルタワー挑戦中
ソロ
デント 、 ノイチ

パーティー1 
ロン、ライト、デューク、スキマ、カオル、ミホ

パーティー2
サンバ、タクシ、バカデ、ローズ、フレイ

ペア
ショウリとミーゼ
(エスプリ、エナ、シーレン、スイレン、まゆ、ルージュ)



◆ショウリ編◆
パーティーで、挑戦する予定だったが、ペアに変えた

「じゃ、僕らもそろそろ行こう」
「エスプリ達は ちょっと待っててね 必ず呼ぶから」
エスプリ、まゆ、ルージュを隣の部屋ナスタルーム印転移マーキングてんいで別荘へ

エナ、シーレン、スイレンは精霊界へ
試練の塔オルドルタワー入塔許可書(ペア)』を使い 僕とミーゼが消える
許可書使用時間 14:55

「ようこそ試練の塔オルドルタワーへ お待ちしておりましたショウリ様」
「そちらの方は… ミーゼ様 ですね ここの説明を希望されますか?」

「よく解ったね僕が来ること それに、ミーゼの事も」
「スキマ様がショウリ様が来ると仰ってましたから、ミーゼ様は以前にオルドルタワーここに挑戦されていますから」
「今日は、ペアでの挑戦ですか?」
「うん、ペアはペアなんだけど エンディナーと一緒にね、扉の中で召喚した方がいいのかな?」
「どちらでも、構いません この場で、召喚されても、中で召喚されても」

「そう じゃ ここで」
「エスプリ、エナ、シーレン、スイレン、まゆ、ルージュ 僕の元に来て」

「へ?」
エスプリ、エナ、シーレン、スイレン、まゆ、ルージュが顕現する

オルドルの細い目が見開き飛び出しそうになる

「ショウリ ここが 試練の塔オルドルタワー?」
エスプリが回りを キョロキョロ

「こんにちは オルドルさん」ペコリ
シーレンが挨拶する

「あの~ ショウリ様、こちらの方々がエンディナーの方ですか?」
「そ 僕のエンディナー

「え~~~~~、転移じゃ ないですよね?」
「転移してないよ 召喚したよ クシュン」


エスプリボクは 聖獣の人化の姿」
まゆわたくしは 神獣の人化の姿です」
ルージュわたしも 聖獣の人化の姿です」
エナワタクシは 精霊ですわ」
シーレンわたしは 妖精です、ショウリ様精霊王エンディナーです」
スイレンわたしも妖精です、エンディナーです」ペコリ

オルドルが驚いてます
「じゃ みんな行こうか?」
扉を開けて中に入る

「い いってらっしゃいませ」

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毎回、ショウリ様には、驚かされますね
今日 入塔されたのは ショウリ様のお仲間の様ですね
ショウリ様は、ミーゼ様の事を聞かれましたが、この塔に入塔される冒険者は案外少ないのです。
前回の入塔者は ショウリ様なのですから…

オルドルは記憶の共有をする特殊な魔物
試練の塔オルドルタワー試練の迷霧オルドルメイム試練の迷宮オルドルラビリンス試練の洞窟オルドルダンジョンオルドル案内役全ての記憶が共有される
1度でも登録された冒険者は、ほぼ解る

見た目が変わらないハーフエルフのミーゼは特に
顔認証識別システムオルドル版?

年齢による老化、擬態・変装・容姿変化系のスキル持ちは見ただけでは解らないこともある
登録の石板に魔力を流せば識別出来る
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扉が閉まる
ポーチから絨毯を出す
「乗って」
「ショウリ たまには運動しないと太るよ」
エスプリがそんなことを言う

「運動は ベッドの中だけで充分です」
皮肉を込めてエスプリに返す

ボン お嫁さん達から何か出ました
真っ赤になって絨毯に座る
ミーゼが右、ルージュが左
早い者勝ち
エスプリが膝の上 
「エスプリ そこは ちょっと どうかと思うよ」


不可視の壁シールド』、『自由飛行ドリアンベントンダス』(無言詠唱)

絨毯が浮いて、動き出す
「1階は エスプリね」
スライムが現れるが エスプリの魔法で霧散する
階段も絨毯に乗ったまま上がる

「2階は ミーゼ」
ミーゼの魔法で魔物が霧散する
「3階は スイレン」
スイレンの魔法で魔物が霧散する
「4階は ルージュ」
ルージュの魔法で魔物が霧散する

 ∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵
ポーチに入れる程の物は出ないので容赦ない
ドロップアイテムは無い
『解体』『調理』等のスキル持ちは素材を採れる
ショウリはカード化も出来る
 ∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵

「10階までは 大したこと無いし…」
「速く進んでも 前のパーティー サンバさん達に追い付いてしまうよ」
「追い越すのも簡単なんだけど…加減が解らないし」

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まゆ、シーレンは 気づく
「加減が解らない…」とは?
なんのことでしょうか?
 ~~~~~~~~~~~~~~

「ショウリ様、宝箱はどうします?」
視界に宝箱が見えた ルージュが聞く

【神眼】
「トラップ 中身は無し」

「そ」エスプリがつまらなそうに呟く

「追い付いちゃった」
「どこ?」
指を差す
「あそこに」

「声、かけますか?」
「このまま、追い抜いちゃいます」
無の空間ナインラウーム』(無言詠唱)
姿も気配も魔力も消す

「気づかないね?」
「向こうからは、見えない 勿論、気配も声も解らないよ」

サンバさん達を回り込むように追い抜く
見えないのに離れた位置を…

階段を上がった
「5階は シーレン」

シーレンの魔法で魔物・魔獣が霧散する
「…「クシュン」…」
くしゃみ…それも みんな一緒に

「誰か ミーゼわたし達の噂話しをしているのでは?」
「誰だろうね?」

「6階からは 広くなるから景色も良くなるよ まゆ お願い」
「はい」

6階に上がって、景色を楽しむために高度を上げる
余裕で木の上を飛行出来る高さまで上昇
魔物に襲われなくなった
無の空間ナインラウーム』を解除

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5階までは、天井が低く 高度を上げられなかったが、6階からは(塔の中なのに砂漠や雪原等のフィールドで、天井が高い?…見た目空)
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「ねぇ ショウリ これって試練なの?」
絨毯に座っているだけです
「魔物の討伐数が0だと試練にならないと、オルドルも言ってましたですわ」

「じゃ 降りて歩く?」
「何故 ここなんですか?」
砂漠ゾーン 反対多数で却下されました

吹雪 ホワイトアウト
真っ白な世界 景色は見えない
「ショウリ様 景色は楽しめませんですわ」

 ~~~~~~~~~~~~~~~
ノイチが テントを羽織って寒さを凌いでいた
テントには 魔物対策で不可視の壁シールドが付与されていた、気配や魔力を遮断、雨風・暑さ寒さを凌げる様にしていた

ショウリ達は、ノイチに気がつかなかった
 ~~~~~~~~~~~~~~~

「ごめん、これは、想定外」

“ショウリ様、ロンです” 
“どうした?”

“メーテルポーションを お願いできますでしょうか?”
“もう 使っちゃったの?”

メーテルポーション18本 送信
空瓶 12本を受け取る

“ありがとうございました”

空瓶をポーチに入れた
「ロンさん達 メーテルポーションを使いきるってどうしたのでしょうか?」
「僕みたいに 走って上ってるのかも」

シーレンの質問に核心的想像で答えるショウリ



「たぶん、外は暑いのでしょうね…」
砂漠ゾーン後に、吹雪 今は、砂漠ゾーンで砂嵐
絨毯の上は快適、室温?が適温に、どんなに風が吹いても揺れないし、暑さも寒さも感じない

7階に上がる
「この階は お墓のフロア、ゴーストやスケルトンなんかが出てくるし、広い」

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デントが廃墟の中で休憩をしていた
テントにくるまって…
※魔物対策

ショウリ達は、デントに気がつかなかった
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8階 森林ゾーン
「木しか見えないね」
エナわたくしは好きですわ」
「うん、お墓よりマシ」
「確か、この辺りには大型の魔物が居たはずではなかったですか?」
ミーゼが下を見ながら言う
「森の木を倒す程の 巨大熊とか出たね」

 ~~~~~~~~~~~~~~~
まゆが、糸で食材になりそうな
大猪、大 豚ビッグピッグ等をからめていた

解体してポーチに入れる
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「今日は、トンカツとか食べたいな」

「ノイチさんにも、デントさんにも会いませんね…」
「気がつかなかったのかもしれませんね」
「6階の砂漠ゾーンか雪原ゾーン 吹雪か砂嵐の時に抜いちゃったかな?」

9階 絶景 湖畔
シーレンわたし 好きです こういうの」
「きれいですね」「きれい」
お嫁さん達は感動していた

「普通、こんな景色を楽しむ冒険者は居ないだろうね」
「空、飛べないから」
僕の呟きに エスプリが当たり前の答えを返す
笑いが起きる

湖の真ん中で釣りをする

「普通、釣りを楽しむ冒険者は居ないだろうね」
「空、飛べないから」
僕の呟きに エスプリが当たり前の答えを返す
みんなは呆れていた

「わざわざ、舟を作って湖に出る冒険者も居ないでしょうから、もしかしたら、初めての釣りかもしれませんよ」
「湖畔で釣りをするかもしれませんが…釣竿を持参する冒険者も居ないのでは? 糸や針の事を考えると、魚を取るにしても槍で突くとかではないでしょうか?」

ポーチに魚を入れていく
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湖なのですが…たぶん湖です(飲んでみても美味しい水)
釣れるのは 鯛、鯉、鯵、フナ、サンマ、鮎、ウナギ、アナゴ、マグロ、ヤマメ、タコ、イカ、蟹
塩水魚、淡水魚 関係ない
ゲームの世界だから?
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エスプリ、エナ、ルージュ 初めての経験釣りをする

エナ「魚は、少ないのですね」
10回中9回が魔物
食べられる魔物でも見た目がグロいのは討伐数をカウントするため、それぞれが霧散させていく
【神眼】で鑑定、お嫁さんの許可が出たら
『解体』後 ポーチに入れる

「明日の朝食は焼き魚を希望します」

海苔やワカメ、昆布も採れた
「ワカメの味噌汁を希望します」

朝食は 白米、ワカメの味噌汁、海苔、卵焼き、焼き魚に決定した
今晩は、カツ丼です

10階への階段を上がる
まゆが 途中の魔物を霧散

扉を開ける ボスルーム
二首四手オーガ × 4

「ソロの時は 2体だったんだけどなぁ」
エスプリ、ミーゼ、シーレン、スイレン で、1体づつ討伐
「『氷の棺桶アイスグロゥヴ』」×4


セーブポイント 魔方陣前
「セーブしますか?」
 [はい] [いいえ]
「勿論、はい」ポチッ

「退塔しますか?」
 [はい] [いいえ]
「勿論、いいえ」ポチッ

歩いて階段を上がった
11階 絨毯を降りる
久しぶりに刀を装備
武器:氷炎雷の刀(真打ち)

魔物を斬る 燃え上がる
魔獣を斬る 氷付く
魔物を突く 雷に感電

刀を振る 火球が飛んでいく
刀を振る 氷球が飛んでいく
刀を振る 雷が落ちる

「ショウリ 以前に刀を作った時、火と氷は同時だと刀が弱くなるって言ってなかった?」
「試作品(ポーチから出す)は、ミスリルとオリハルコンのサンドした金属の刀、氷炎雷の刀は、神石で出来ていて、刀から直接、炎や氷が出てる訳じゃ無いんだ」
「刀の表面に魔力が流れていて、その魔力が炎や氷になってるんだよ、だから、刀は熱くならないし、冷たくもならない」
「神石は魔力の伝導率が魔石なんかよりずっと高いから、強度は魔法ナノデマクロ調整してるから折れない」
※ショウリが力を入れて握っても大丈夫な強度
※神石の加工は難しく、入手も困難な素材、刀には普通はしない

「名前は 氷炎雷ひょうえんらいの刀(真打ち)だけど」
「風も」刀を振る ハリケーン…魔物を巻き上げる
「土も」刀を振り降ろす 岩が落ちてくる…魔物がつぶれる
「光も」刀をかざす ライト(明るくなる)
「闇も」刀を地面に刺す 魔物の足元にブラックホール…魔物を飲み込み消える

「(僕だから、)全属性の攻撃魔法が使えるんだよ」

切れ味は魔力が刀の刃の部分を流れているため、目の細かいチェーンソー? 高周波ブレード?になっている…メチャメチャ斬れるってことが言いたい

「ショウリ 12階は 鳥系の魔物が多いフロアでしたよね?」
「だったかな? 12階は 前回走り抜けたフロアだったから、魔物に遭遇してないんだよね」

 ~~~~~~~~~~~~~~
ショウリは、前回 見通しのいい、12階で全速力に挑戦していた
全速力で階段を駆け上がっていた
出た先は、18階だった
13~17階を跳ばしてきた事になる
 ~~~~~~~~~~~~~~

「12階が 鳥系の魔物のフロアなら、カード化したいな…鳥系のカードモンスターが欲しい」


現在:11階 時刻17:59 所要時間2時51分
釣りに時間をとられるショウリのペア




残り1780日(1月18日)

1月23日帝都入学試験
1月末 竜宮城ドラゴンシーパレス



〈作者の呟き〉
絵文字(顔文字)はやらない方がいい
目がちらつくので記号が少ない方がいい
と、指摘を受けましたが、他の投稿作品との違いを出すための個性だと思っていただけるとうれしいです。

ステータスの表示や顔文字等は、書籍(縦書き)に向いていないと思いますが
これも、作者の特徴だと、個性だと思っていただけないでしょうか?
(書籍化を考えてないわけではない…出来ることからコツコツと)

初投稿の作品のため、作者自信 試行錯誤中
自己満足かもしれませんが、楽しく読んでいただけると、うれしいです。

感想、一言 参考にさせていただきます。
ありがとうございます。
これからも、よろしくお願いします。


フォロー200突破\(^o^)/
フォロー、いいね ありがとうございます
感想等ありましたら一言お願いします




コメント

  • 紅月

    俺は絵文字好きやけどなぁー

    0
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