これって?ゲーム?異世界?

久留米天狗

第5章 第123話 真珠の養殖?

第5章 入学試験
第1213話 真珠の養殖?


前回のあらすじ
蟹の暴走祭カニイバルの根源?威張る巨大蟹スワッブカングレフの討伐依頼を指名依頼で受け、12体を倒す



“ワタシ ナマエ 『キャンサーリン』 ニンゲン オマエ ナマエハ?”

「(キャンサーリン…蟹座?) 僕は、ショウリ ショウリと言います」

“キョウ ココマデ シテ マタ アウ ショウリショウリ”
巨大な魔力は消えた
喋り方が変?機械的な声?音? 男か女かそれだけでは不明 名前がキャンサーリン…女かな? 外国人が辿々たどたどしい日本語を話す時のようだ
それにしても…ショウリショウリって(--;)

氷付けの威張る巨大蟹スワッブカングレフをポーチへ収納する
ん? これは?【神眼】真珠のやつだ、アコヤガイ、クロチョウガイ ポーチには…入らない なら、小と大ナノデマクロで小さくして、トーレルで集めて、とりあえず氷の入れ物に入れておく(死なない程度に氷付け)
海の穴を元に戻す

「もう蟹の気配が無いので 暫くは安心かと」

キンタロウ「ショウリさん、今の魔力は… 何ですか?」
ラピド「とんでもないだね 初めてだね あんな巨大な魔力はだね」

「姿は見せてもらえませんでした 念話で『キャンサーリン』って 名乗ってました」

「キャンサーリン!」

「イヴ、何か知ってるの?」

「い いいえ、何も知りません…」
イヴが驚いていた…何か知っているようだが、ここでは、話せない事なのだろう

ハチ「念話が出来る魔物 ということしか解らない ということですね…」
ナナ「勝てますか? あの巨大な魔力の持ち主に」

「僕には、敵って感じを…殺気を感じなかったのでどうでしょう?あの魔力の持ち主が敵なのかさえ不明です…でも、あれでMAXなら負けることは無いと思いますMAXなら」

まゆ「MAXでないはと思うのですか?」

「ステータスが見えなかったから解らない」
たぶん、MAXじゃないだろう…特技等でどうとでもなるし、それをここで言っても仕方がないから…

ハチ「ショウリさんは、これで、蟹の暴走祭カニイバルは終息したと思いますか?」

「僕は、蟹の暴走祭カニイバル自体を詳しく知らないので これで終わりなのか 判断が出来ません」

ラピド「でもだね どうするだね これ…」

千人単位で気絶してます
「『状態異常回復アヌマリディタ・レフェクティー』『精神安定スピリッツスタビリー』『目覚めウェイクアップ』」
気絶している人達の回復と精神を安定させ、起こした

起き上がる市民を見て
スキマ「起きよった… 嫁さんも それで起こせばええやんか 何度でもやれるでぇ」
「『氷の棺桶アイスグロゥヴ』」
死なない程度に氷付けです(貝で加減を覚えました)

また、明日 集まって、話し合うということで解散

移動式家キャンピング・ハウスの中◆
チェアさん、インクさんは商業ギルドへ結婚による諸々の手続きに行った
ジームさん、コピーさんも商業ギルドに泊まるということでいない

デントたち学生も自室に行ってもらう
クラブメンバーだけでの会議?

「イヴ、何か知ってるよね? キャンサーリンについて」
僕はイヴに聞く

暫く 沈黙がある
「キャンサーリンが イヴわたくしの知る キャンサーリンなら、この世界の生命体では、ありません」

「…「えっ?」…」同調した

「この世界の生命体ではない? どういう事?」

「神星獣 星を司る12星獣の1体が キャンサーリン 蟹座の星獣です」

「神星獣? 星? 12星獣? 蟹座?」
この世界には星がない
僕以外は「?」が頭に出ている

「星獣と神獣 どっちが上?」

イヴ「勿論、星獣です 神獣と言ってもこの世界の生命体、星獣は下級神と同格 神界の生命体ですから」

「下級神 神界 だからかな?この世界の言葉を上手く話せないみたいだったのは」

ライト「その星獣は 何の目的で現れたのでしょうか?」

イヴ「解りません … 調べに神界へ戻ります ダーリン お暇を下さい」

シーレン達に聞いても 精霊界でも解らない事のようだ

「神界の事じゃ 僕らには調べようがない イヴに任せるよ」
「念話は通じるの?」

イヴわたくしからの念話は通じますが、ダーリンからの念話はおそらく通じません」
「じゃぁ 何か解ったら、念話して」
「解りました」
イヴは消えた、神界へ戻った

「僕は、明日帝都へ行ってこようと思う ワナキオさん達が何か知ってるかも知れないし」

「ここにいる大精霊でも解らないので長老に聞いてきますですわ」
エナ、シーレン、ライト、デューク他召喚した大精霊は精霊界へと行った 属性の長老と話すと言って


◆2階 お風呂場◆
僕、エスプリ、スイレン、まゆ、ミーゼ、ルージュ、カオル、ミホ、フレイ

「星座には、牡羊座、牡牛座、双子座、蟹座、獅子座、乙女座、天秤座、さそり座、射手座、山羊座、水瓶座、魚座 の12星座があって、普通はその12個、13番目に蛇座を入れる事もある」
「僕の世界の夜空に星が出る、僕が生まれるずっと前に誰が考えたのかとか詳しいことは知らないけど、星の並びが蟹の形に見えるとか、山羊の形に見えるとかでそう言われてるんじゃないかなぁ…占いとかに使うんだ、この星座とこの星座は相性がいいとか、その日、魚座は運が良いとか悪いとか」
「3月3日のエスプリは魚座、ミーゼ12月1日射手座、僕は1月25日水瓶座 のように誕生日で星座が決まるんだよ」
(この世界の場合、こよみが僕の世界と違うからなぁ…どうなんだろう?)

「魚座…エスプリボク 魚じゃないよ」
「いてざ? いてざって何ですか?」
「ショウリ様も水瓶って人間ですよね?」
「蜘蛛座は無いのですか?」

「はははっ やっぱり星座を知らないと認識の誤差が出てくるね 蜘蛛座はあってもおかしくないけど僕は知らない」

「ところで 真珠って解る?」

みんな、知っていた

「真珠の入手方法は知ってる?」

ミーゼ「魔物のドロップアイテムです」

「この前、ガチャの景品にあったけど、それ以外では 入手方法知らないの?」

みんな、知らなかった

氷の入れ物から アコヤ貝を出した 小と大ナノデマクロで元の大きさに戻す

お風呂場の床一面にアコヤガイ、クロチョウガイ…ちょっと多かった(--;)

まゆ「何ですか?こんなに貝をいっぱい出して?」

「この貝、知らない?」

ルージュ「見ない貝ですね 食べるにもお風呂場では調理しにくいですよ… 生で食べられるのですか?」

貝の中から真珠を取り出す

ミーゼ「真珠? これ真珠ですよね?」

「そう、アコヤガイ、クロチョウガイは 貝の中に真珠を作る貝なんだ」

「(¥o¥)これに、全部真珠が?(¥o¥)」

「入っているはずだよ 真珠の入ってる貝をトレールしたから 小さいのもあるかもしれないけど」

ざっと2万個(内クロチョウガイ2800個)
真珠 17820個、黒真珠3030個
真円の綺麗な真珠4999個、黒真珠369、紫真珠150個(綺麗な紫 僕は初めて見た)
意外と異形が多かった 

「シーズーの沖には たぶん、まだある」

「(¥o¥)取りに行きましょう(¥o¥)」

「ミーゼ 取り尽くしたら、どうするの? 僕なら、出来そうだけど…」

「ここにいる人で真珠が貝から取れるのは知らなかった…漁師はどうだろう? 商業ギルドの人は? シーズーの市民は?」
「…どうでしょう? 知っていたら、もう少し流通していてもいいと思います」

「養殖って知ってるの?」
ウンウン 首を横に振る

「花等の栽培みたいに 貝を人の手で育てるのが養殖」

「明日、ラピドさんたちに提案してみよう」

「それより、これは?(¥o¥)」

貝に核を入れて海へテレポートで戻す
真珠のネックレス、指輪、腕輪をお嫁さんの分を造る
残りは、ポーチへ収納

今日は、イヴ、シーレン、エナは留守
エスプリの耳に ふ~ってしたら 溶けた
ルージュの耳に ふ~ってしたら 解けかけた

まゆの耳を カプッってしたら 失神した
スイレンの耳を カプッってしたら 失禁した

ミーゼと抱き合って寝た


次の朝
 キンタロウさんとラピドさんに『記憶再現メモリープレイバック』で、帝都とメイシモラッタの村の妖精の館のホテル映像を見せ、シーズーにも妖精の館を作りたいと提案した

 町長と面会
◆町役場 町長室◆
町長、秘書?、冒険者ギルドマスターキンタロウ、商業ギルドマスターラピド、運び屋組のリーダーハチと僕

「ゴホッ はじめまして、ショウリさん、ゴホッ 町長のレイジ=アルジャメイジと言います ゴホッ」

この世界にも風邪あるのか?
「大丈夫ですか? 咳してますが…」

「ゴホッ すいません ゴホッ 歳でして ゴホッ」
  

【神眼】おや?隠蔽してますか?僕には、効きませんが…装備にも隠蔽
§§§§§ ステータス §§§§§
名 前:レイジ=アルジャメイジ
種 族:人族
年 齢:61
性 別:男
職 業:シーズー町長/シーズー学園学長/元冒険者(魔法使い)
備 考:金、市民、生徒は金の元的な思考の持ち主
    町政と学園の掛け持ちがそろそろ限界、でもどちらも辞めたくない
魔属性:火、水
§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§
レベル:69 [ 元A ]
H P:155/155
M P:798/798
攻撃力: 88
防御力: 91
魔法攻撃力:834
魔法防御力:440
§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§
武器:神宿石の杖【魔力自然回復マジートレフェクティオ】 攻撃力+100、魔法攻撃力+1111
防具(鎧):神宿の衣【不可視の壁シールド(極)】 防御力+1000、魔法防御力+2000
  (靴):神宿の靴【加速】 攻撃力+20、魔法攻撃力+20 防御力+30、魔法防御力+100 素速さ+50
付属効果:神宿石の杖…風魔法が使える、神宿の衣…デカヒール自動発動、神宿の靴…記憶転移が使える
§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§
健康状態:良好

とんでもない装備ですね…隠蔽したくなりますよね
なぜ、1町長のレイジさんがこんな装備をしてるのか?どこから入手したのか?
健康だよ 咳は病気じゃないみたいだ

「僕、診断の特技を持ってますが診断しましょうか?」
もう、してますし健康ですけど聞いてみる

「ゴホッ 診断の特技をお持ちですか? ゴホッ でも、ゴホッ 病気とかでは無いので ゴホッ ご心配なく ゴホッ」

「そうですか、町長(のレイジ)さんにお願いがあります」

「何でしょう? ゴホッ 町を救ってくれたSランクのショウリさんの頼みでしたら、ゴホッ 出来るだけ協力いたしますよ ゴホッ」

∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵
妖精の館の話しをした
妖精の館を作りたい、それをホテルと物品販売の店を併設したい
運び屋組の受付業務の事務所を作りたい

商業ギルドのマスター ラピドさんは、承諾してくれた…店舗をシーズーの商人が出すということで
冒険者ギルドのマスター キンタロウさんが承諾してくれた…妖精の館単独の受理にしないことで
(商業ギルド、冒険者ギルドへの報告をする)

町長のレイジさんも税金の納付さえきちんとしてもらえば良いと許可してくれた
∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵

僕は、ポーチから真珠を取り出す
「これは、何かご存じでしょうか?」

レイジ「真珠ですよね? ゴホッ」
ラピドさんもキンタロウさんも、ハチさんも秘書?さんも 頷く ウン

「真珠の入手方法はご存じでしょうか?」

町長は機嫌を悪くしたように
「魔物のドロップアイテムが ゴホッ 99%です ゴホッ、それくらいは私も知ってますよ ゴホッ」

「あ すいません ご機嫌を損ねたなら、謝ります」
「でも、この真珠は 魔物のドロップアイテムではないのです」
僕は、ポーチから500個の真珠を取り出す
バラバラバラバラバラ コロコロコロ

「…「え?」…ゴホッ」
レイジさんに、ラピドさん、キンタロウさん、ハチさん同調した

「真珠はまだあります これは、シーズーの沖で入手したものです、正確には沖で入手したアコヤガイ、クロチョウガイからですが」
ポーチからアコヤガイ、クロチョウガイの貝殻を出した

∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵
真珠の養殖の話をした

(¥o¥)町長、ラピド(¥o¥)

僕の知識の真珠の養殖の事を『記憶再現メモリープレイバック
∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵

「これは ゴホッ 真珠の養殖 ゴホッ ラピドさん、出来ますよね?ゴホッ」
「大丈夫だね 可能だね 凄いだね」

「この真珠の養殖をシーズーでやれば…」
「やります、ゴホッ やらせてくださいゴホッ(¥o¥)」

海の水、川の水が綺麗でないといけないことを補足しておく






 町長(レイジさん)に『記憶再現メモリープレイバック』で、メンクラッタの村の学校を見せる
 ノイチとチェスの駒との模擬戦を見せる
 オルワールドの執事っぷりを見せる
 帝都とメイシモラッタの村の
 妖精の館を見せる

魔物の教師、市民が教師、そんな学校を設立希望する

「すいません ゴホッ 私 シーズー学園の学園長も ゴホッ 兼ねてまして ゴホッ 新しい学校の新設は ゴホッ 承認しかねます ゴホッ」

秘書さんが学園のパンフレット?的な物を出してきた

一通り目を通す

「この学園には、執事、メイドの育成をする学科が無いですね、船大工、漁師や航海士を育成する学科も無いですね 僕は、スタトベガスへの航路をこのシーズーから出せたらと考えています、依頼で、竜宮城ドラゴンシーパレスへも行く予定です」
竜宮城ドラゴンシーパレスへ行く手段が簡単なら、シーズーや帝都から行けたらと考えています」
「船大工や航海士の需要は増えると考えています 学校の新設が無理なら、学科の新設を希望します」





残り1803日 → 1802日(1月13日)

1月14日シーズー入学試験
1月17日ワナキオさん結婚式(帝都)
1月23日帝都入学試験
1月末 竜宮城ドラゴンシーパレス



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