これって?ゲーム?異世界?

久留米天狗

第5章 第121話 カニイバル?(1)

第5章 入学試験
第121話 蟹の暴走祭カニイバル?(1)


前回のあらすじ
お嫁さんたちとのお楽しみが記憶消去された?
まだ、僕の貞操は守られていた
試練の迷霧オルドルメイムを抜けた後、飛行魔法でコンパスのテストがてらナバナ村まで行く



今回の駐馬車場は商業ギルドの駐馬車場
1月14日まで滞在予定なので一番出入りがしにくい奥
特に問題はない

「ライトメル、レフトメル、モモコ お疲れ、ご苦労様」
そう言ってドネーションして戻ってもらう


商業ギルドで荷物を納品(紙も)
別輸送報酬を受け取り、冒険者ギルドへ向かう

◆シーズー冒険者ギルド◆
受付で試練の迷霧オルドルメイムの討伐報告と報酬を受け取る
商隊の護衛完了報告、報酬を受け取る

掲示板をチェック
特に問題はない

*パーティーボックス*
〈共有〉
王金貨  1068 ← 1000
白金貨   220 
金貨   1668 ← 25+33
銀貨    357 ← 30
銅貨    175 

シーレン、スイレンが王金貨500枚づつを共有に入れてくれた(ミーゼには内緒です)

「ギルマスへの挨拶はいいよね」

「学校の相談は?」

「明日にしよう もう、遅いし」

「お腹も空いた 帰ろう」
エスプリの意見に反対はなかった

夕食も終わり
◆2階 お風呂場◆
「明日、ミーゼと出掛けてこようと思うんだけど」

「デートですか?」

「うん」
「え?」ミーゼが赤くなる

エスプリボクも行きたい」

「エスプリにも少しは関係あるけど ごめん ミーゼとナバナ村に行ってこようと思う」

ナバナ村という地名でミーゼと出掛ける理由を理解してくれた

「スマホを届けに行かれるのですね 2人でですか?」

「遺族にスマホを届けに団体で行くのも変だろ?、『アンティークシップ』のメンバーのミーゼが行くのが良いと思うんだけど」

「仕方ありませんね、1日ミーゼさんにダーリンをお貸しします」

「ショウリ様には 今度、1人づつのデートをしてもらいましょう」
「そうですわね それで手を打ちますですわ」
「2人きりのデート エスプリボクもしたい」


「そういうことで 寝ようか?」

ミーゼわたし 明日、ショウリを独占しますから、試練は遠慮します」
「今日は、試練に挑戦します」
スイレンわたしも 挑戦します」

◆ショウリ&妻たちの寝室◆
数分後、全員、ベッドに寝かせました
イヴ、エナ、エスプリ、シーレン、スイレン、まゆ、ルージュ

「いつになったら、試練に耐えられるお嫁さん出てくるのかなぁ?」
「どうしてくれる この不完全燃焼~」
おかずは並んでますが…
僕も夫として それはやってはいけないような気がします、無理矢理ぽいし
1人でやるのは虚しいし

だから、寝ます みんなが側で寝てるのに 寂しい
丸まって寝ました いつものようにログアウト



「ショウリ様 おはようございます」
「おはよう スイレン 起きれたんだね」
スイレンは赤くなる

「昨日も渡し損ねて ごめん 絆の指輪これ受け取って」 
絆の指輪をスイレンの指にはめる
《へそくりの》耳飾り、結納金を渡す

「ありがとうございます これからもよろしくお願いします」
キスした ピクピクひくひく…これは二度寝ですか? ベッドに寝かせた

シーレンとまゆ、ルージュは起きている
イヴ、エナ、エスプリが寝てる

「まぁ いいか、寝かせておこう」


ログインボーナスを受け取った(1月12日分)
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
PPPPPPPPPPPPPPPPPPPP
ガチャポイント  9472200P
      ←      700
PPPPPPPPPPPPPPPPPPPP

*パーティーボックス*
〈ショウリ専用〉
ヒール錠剤        25 ← 1
バイメーテルポーション  74 ← 5
メーテルポーション    25  
D.W.メモリーカード2M  10 ← 1

〈シーズー付近〉
 1月 12日 ~ 17日
 1月 12日(土) 晴     29/19
    13日(光) 曇り    25/16 
    14日(闇) 曇りのち晴 22/27 
    15日(火) 晴時々雪   5/ 0
    16日(水) 雪のち曇り  2/ 0 
    17日(風) 雨のち雪  10/ 4 

〈ナバナ村付近〉
 1月 12日 ~ 17日
 1月 12日(土) 曇り    21/13
    13日(光) 曇り    23/15 風 
    14日(闇) 晴     29/20
    15日(火) 晴     29/21
    16日(水) 曇り後雨  20/ 9 雷
    17日(風) 雨のち曇り 23/14 雷

「おはよう ミーゼ、まゆ、ルージュ、シーレン」

「ショウリ おはよう」
「ショウリ様 おはようございます」
「「おはようございます ショウリ様」」

朝食を食べながら
「また 他の奥様方は お寝坊ですか?」
ダミエナ聞いてきた

「イヴ、エナ、エスプリはね スイレンは僕が寝かしちゃった」
「朝から おさかんやな 羨ましいなぁ」

「スキマもい人 見つけなよ」
「わ わいかて 一人くらいはおるでぇ」
「じゃ 会いに行っていいよ 遠慮せずに」
「あ あぁ 今度な」

ドネーションして、あらしのゴボウ、たまみの玉子、チョコじろうのチョコなどをポーチに補充
クッキーをかじりなから、畑のチェリンゴ等も補充…ポーチに入れていく


台所の素材のチェック
大人数の食事で意外に消費がある
お米もポーチから出し、肉等も出しておく

もう、魚がない 釣ってこよう


「ミーゼ ナバナ村に行く前に 釣りしていこうか?」
「釣りは、したことないです」

「ダミエナ、オリエナ 僕とミーゼは出掛けます、何かあったら 念話して」

「はい 行ってらっしゃいですわ」
「はい 解りました」

シーズー沖合い1km程 空飛ぶ絨毯で釣り
「これ 釣りですか? 糸が勝手に魚を絡めてますけど…」
「帝都の釣りの時にもシーレン達が 同じこと言ってたな ははははっ」

鯛、エビ、秋刀魚、鯵、ハマチ、鰤、鰯、鯖、鰹、イカ、タコ、蟹
絞めて、ポーチに収納
『大きな蟹』『美味しい蟹』『巨大蟹』カード化


「もう 充分じゃないですか?」
「そうだねぇ~ そろそろ ナバナ村に行こうか?」

「でも、蟹多かったね」「そうだねぇ~」
印転移マーキングてんいでナバナ村に転移

絨毯をポーチに収納し、歩いてナバナ村へ


◆ナバナ村◆
「昨日は マーキングしただけで 村には入ってないんだよね」
「そうですか、まず ギルド分所に行きましょうか?」

「そうだねぇ」
「あ 買い物していい?」

魔道具屋の看板が出ている店の前
「魔道具屋に何かあります?」

「ん、図書室に本を並べたくて 村や街で買い揃えようかと思ってね」

「この村には、本屋はありませんでしたし、魔道具屋では魔道書くらいしか無いかと」

「見てから決めるよ」

コロン♪
「いらっしゃい」
「おはようございます」

「何をお求めで」
「本、魔道書とかを探してます」

「ん~うちには 良いものは無いよ 左の棚に並んでるやつだけだよ 見ない顔だね 冒険者かい?」
「はい 今、村に来たばかりです」

・火の初級魔法書 ・水の初級魔法書
・風の初級魔法書 ・回復魔法書
・生活に便利な魔法 ・性活に便利な魔法
・魔物も使う魔法の書 etc

「初級魔法書しかないのですか?」
「こんな田舎で高額な中級魔法書なんか売れないよ」

「そうですかぁ これ、全部でいくらですか?」
「全部? ぜ 全部で金貨7枚と銀貨5枚だね」
「中身 見なくて良いのかい?」

「本物か偽物かくらいは解りますから」
「じゃ 全部もらいます」
魔道書11冊をポーチに収納し、代金を払う

「な ま まさか? 収納魔道具?」
「解ります?」
笑って 店を出ようとすると
「ちょっ ちょっと 待って ちょっ待ってて」
おばあさん店主は店の奥に行った
奥から出てくると手に魔道書を数冊持っていた

「これ、読めるかい?」
「ミーゼ読める?」

「ん~ これは、普通の文字ではないので…私には読めません すみません」

「ショウリさんは 読めますか?」
「ご主人 タブーは守れますか?」
「へ?」
「タブーは守れますか?」
「あ あぁ 商売がら口は固いと自負してるよ」
おばあさんはそう言った

「僕、『完全記憶パーフェクトメモリー』って特技を持ってますので、読んだら覚えちゃいますよ いいんですか?」
「へ?」

「だから、さっきも中身を見ずに購入したんですよ」

「覚えちゃう?」 「はい」
「一瞬で?」 「はい」

「表紙の文字は古代聖霊言語のようです、『導きの魔法』とありますね」
「へ?」「古代聖霊言語?」
「聖霊言語と言っても 聖霊が書いたものでは無いですよ」
「へ?」
おばあさんもミーゼも頭に「?」だ

「読めるのかい?」 「はい」
「こ こっちのは?」二冊目を見せる
「『集団?●●の暴走●』イレイセ文字で字が消えかけていて 表紙の文字は読めませんね」
「イレイセ文字? 読めるのかい?」 「はい」
ミーゼもポカンとしていた


「な 何か食べ物あるかい? それであんたにこれを譲るよ どうだい?」
「食べ物ですか?」
「持ってないのかい?」

「いいえ、何がいいですか? 肉、魚、果物、団子、クッキー、酒、米…肉も オーク、オーガ、ドラゴン色々ありますが?」
「へ?」

「魚系も 鯛、エビ、秋刀魚、鯵、ハマチ、鰯、鯖、鰹、イカ、タコ、蟹 ありますよ」
「へ?」
ミーゼは笑っていた

「味見します?」
ドラゴンの肉の串焼きを出した ミーゼにも渡す
勿論、焼き立て熱々のやつを
「へ?」
ろ~しまふどうします? アツアチ」モグモグ

モグモグ「旨い」モグモグ
「ゴックン ワタシも長年 魔道具屋やってるけど 焼き立て熱々が出てくる収納魔道具を見たのは初めてだよ」

「ドラゴンの肉 何年ぶりかねぇ 口にしたのわ やっぱり旨いねぇ~」

ということでドラゴンの乾燥肉(1kg)と魔道書3冊を交換した

「寄り道が長くなったね」

「ここが、分所かな?」
交番のような建物 トトマ村の分所と同じもの

「はい ここがナバナ村の分所です」
♪カランコン

「おはようございます」
誰もいない
「『用ある者はナバナの畑まで来い』だって」
掲示板をチェック

♪カランコン
「ん? 誰だ? ミーゼ?ミーゼか?」
「おはようございます ご無沙汰してます アンクゥさん」

「アンクゥさん?」
「アンクゥさんのお父さんです」
「へ?」

◆アンクゥさんの家◆
「アーシが死んだのは聞いた」
「これ、アンクゥ(=アーシ)さんのスマホです」
「すまんな わざわざ」

「で、ミーゼ 今 どうしてる?」
アンクゥさんは僕をじろじろと見ている

「私、このショウリさんと結婚しました」
「どうも」
「なに~~~」
その声に1人の男性が家に入って来た

「どうした? 何を騒いで… ミ ミーゼか?」
「おはようございます ティガさん」

「誰?」
「ティガさんのお父さんです」
「はじめまして ショウリです ミーゼの夫です」
「なに~~~」

「「どうやった?」」
「は?」

「「ミーゼを どうやって 落とした?」」
「は? ミーゼ 説明して 希望します」

「お二人とも 正確には アンクゥさんも、アンクゥさんのお父さんも、ティガさんも、ティガさんのお父さんも、私をナンパしたことがあるんです」
「なに~~~ モテモテですね ミーゼさん」
赤くなるミーゼ
長生きしてますもんねミーゼさんは…

「ティガさん、これ ティガ(=リストナ)さんのスマホです」
「わざわざ すまない ありがとうよ」
「それと これ」
ミーゼは 革袋を二人に渡す
ジャラリ「これは?」
「白金貨20枚入ってます」(200万円)

「「なっ こんな大金 どうした?」」
「ショウリさんに 体を売りました」

カキン バシッ
「ミーゼ それは冗談で済まないよ」
アンクゥさん、ティガさんの攻撃を受け止めていた
クスクス「冗談です」

「強いな」「あぁ ミーゼを任せてもいいかもな」
二人に認めてもらえたようだ

「ショウリさんは Sランクの冒険者です」
「「なに~~~」」

「どうも」ペコリ

「クリフさんのご両親 家はご存じないですか?」
「クリューなら ナバナの畑だな 分所に居なかったからな」
「「へ?」」
「まさか?クリフさんのお父さんは 分所の所長さん?」
「そうだ 知らなかったのか?」
ウンウン 僕とミーゼが頷く

「アーシとリストナの死亡連絡はクリューから聞いたんだ」
「そうだったな クリューあいつも 相当ショックだったようだったな」

アンクゥさん、ティガさんの案内でナバナの畑に行って、クリフさんのお父さん 分所所長に会って、スマホと白金貨20枚を渡した

お礼を言われ、家に誘われた
“主、蟹です 大きな蟹の大群です”

「“ロン、どうした? 蟹?”」
「「「へ?」」」
アンクゥさん、ティガさん、クリューさんの頭に「?」
ミーゼが説明する エンディナーからの念話だと

“蟹の大群です 数千匹 いいえ、1万以上の大群です”

「“解った すぐ戻る”」プツッ

「ミーゼ シーズーに蟹の大群が攻めて来たみたいだ、急いで戻ろう」
「「「へ? シーズー?」」」

「僕ら、シーズーから転移で来たのです シーズーに蟹の大群が出たようで急いで戻ります」

「蟹の大群…蟹の暴走祭 『蟹の暴走祭カニイバル』」
「へ?祭?カニイバル?」
カーニバルじゃなくて?カニイバル?
クリフのお父さんに蟹の暴走祭カニイバルの説明を聞いて

「ミーゼ」「キャッ」「『記憶転移』」
ミーゼをお姫様だっこして転移した


ア「消えたね」テ「消えたね」ク「消えた」
ア「流石、Sランクだね」ク「そうなの?」
テ「ん Sランクなんだとよ ミーゼの旦那」
ク「なぁに~~ 旦那?」
クリフのお父さんも、ミーゼをナンパした1人だった
(ミーゼはクリフのお父さんのことを覚えていませんでした)



残り1804日 → 1803日(1月12日)

1月14日シーズー入学試験
1月17日ワナキオさん結婚式(帝都)
1月23日帝都入学試験
1月末 竜宮城ドラゴンシーパレス



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