これって?ゲーム?異世界?

久留米天狗

第4章 第95話 ミーゼが…?

第4章 試練のその先
第95話 ミーゼが…?



前回のあらすじ
★★★★★料亭『神の食卓』でフルコースを堪能した
デリバリーボックスの使い方を考えることにした


※帝都の街並みの説明が半分


「じゃ、歩いてギルド本部に行こうか」
賛成多数で可決されました

僕らは、ギルド本部まで歩きながら、クラブ名を考えた
夢と未来ドリーム&フューチャー
『ショウリと愉快な仲間達』
『規格外』『便利屋さん』『何でも屋』
『ショウリの楽園パラダイス
『ショウリの性地セクソスランド
『ショウリとお嫁さん´S』
『ショウリと精霊さん』
記憶の地平線メモリーホライズン
『あっ、痒い 血が良い?』
『魔法学園の優等生』
『奥さま達は精霊』
『精霊の尻尾』
希望と未来ホープ&フューチャー
夢と希望ドリーム&ホープ』…

チェアさんたち(4人)は商業ギルド本部に行くと言って別れた

ワナキオギルマスさん、サーラさん、美人(ミーゼ達)が居る、登録試験で目立った 僕とロン、ルージュが居る 帝都市民の視線が集まります
デント達生徒は恥ずかしいのか、回りを見たいけど見れないようです 下を向いて歩いてます
スズは何か考え中 ブツブツ言ってます


※※※※  帝 都  ※※※※
カルタ帝国の中心都市
人口 約2万人(永住者) 他所者エキストラ(移動する者)が約1万人 合計3万人
冒険者ギルド本部、商業ギルド本部がある

この街では、妖精を見かける、仕事を頼んだりする
魔素…魔力の素が多いため、魔法系の能力値が上昇する
一般人が妖精を目視できるのも魔素が多いためである

魔素が、多いと魔物もそれに集まる
巨大狂暴海ガメのような特別な魔獣も現れる
が、魔法系の能力値が上昇する=結界が強力になるのも確かである
巨大狂暴海ガメでも、結界内には入れなかった
(ショウリは移動式家キャンピング・ハウスで結界内に転移で来てます、警備の隊長と2小隊が動くはずです)


帝都を上から見ると目玉焼きの黄みが中心からずれたような西テテリア側が広くなっている感じ、その目玉焼きを斜めに黄みも含め…10時から4時に切ったような都市(7時側は海)
帝都はノーリヤとテテリアの間(南西)側(7時方面)が海に面している
黄みに当たる部分…小高い丘の上に宮殿がある
(宮殿までがS字状の山道、馬車で30分は掛かる坂道と階段…また嫌な予感します)
途中、2つの城壁(高さ10m)があります
(平和な日本で暮らしていたショウリはここまで防衛するのか…と思う)


帝都は高さ35mの城壁で(半分の目玉焼き?が)囲まれている(宮殿の回りに10mの城壁が2つ)
帝都には 僕らが、入って来た西 門テテリアゲート、帝都宮殿のボーリアにある北 門ボーリアゲート東 門ナナトリゲートの3つの出入口がある
各ゲートには、
『VIPVIPビップゲート』(僕らが通ったゲート)
貴族等の特別な訪問客用
殆ど並ばなくて済む、チェックが魔法で早い
特別な招待状などが必要

『通常ゲート大門』
商人、客車用…荷馬車、定期便(団体)のチェック
『通常ゲート小門』(インクさんたちが通ったゲート)
人用
両方大抵は並ぶ…長蛇の列になることもある

の3つがある
各ゲート側に待機所的な小屋があり
常時7~10人の警備が常駐している(3門で30人)



港から船でも出入り可能
(警備兵、商業ギルド職員、冒険者ギルド職員で30人程で見回りなど担当)

港には、大きな桟橋が3つある
帝都宮殿から近い順に 霊木製の丈夫で見た目も高級感のある『貴族ベイ』、少し離れ、荷卸しに便利な広目…荷馬車が履行できる幅、先端が荷馬車がUターン出来るように広くなっているスプーンのような桟橋 の『商業ベイ』、滑り台のような溝の台がある(魚を滑らせて運ぶ?)『漁民ベイ』と 西 門テテリアゲート方面(6時~8時方向)に港はある

『貴族ベイ』には、1隻の豪華な船が停泊中
貴族ベイと商業ベイの間には高さ2m程の柵があり仕切られている(警備塔(見張り台)、警備魔獣(番犬?)、結界・警戒魔法付)

『商業ベイ』には、2隻の商船が停泊中

『漁民ベイ』周辺には、多くの漁船が停泊中
(漁に出ていない?)

『商業ベイ』の側に商業ギルド本部がある
商品保管の大きな倉庫が3棟建っている(1棟は保冷倉庫)
受け付け等の処理に便利な立地

西 門テテリアゲートから帝都宮殿へ続く道、通称『西テテリア大通り』
北 門ボーリアゲートから帝都宮殿のへ続く道、通称『ボーリア大通り』
東 門ナナトリゲートは2本の道がV字になっていて、ボーリア側の道…通称『ギルド通り』が冒険者ギルド本部に、ノーリヤ側の道…通称『防衛線ディフェンスロード』が宮殿の方に行く
途中、ノーリヤへ行く道の先に妖精の館がある


神の食卓を出た僕らは3時の方向に進み、左折(12時の方向)、ボーリア大通りを進み、大きな通りに出て、また左折して(東 門ナナトリゲートから来た道、『ギルド通り』)、ギルド本部に向かう

〈帝都ススペード周辺の今日の天気〉
 1月 6日(土) 晴     32/23

料亭を出て、徒歩10分 熱い 気温30℃越えてます

スキマ「『ウインド』ん~ 流石、わいや 爽やかな風や~」

エスプリ「スキマ 遅い 魔法使うならもっと早く使って」
そうですね ギルド本部に着きましたから

ギルド本部の入口を入る
♪カララン ♪カララン

カウンターの受付の女性が
「ギ ギルドマスター?サーラさん お お疲れさまです」
視線が集まります ガタガタ ガヤガヤ ザワザワ

ワナキオ「ショウリらの冒険者登録をお願いします サーラ説明しておいてね」
ワナキオさんは奥へ消えていった(ギルマス室に行った?)

サーラ「ちょっと待ててぇ、今ぁ、合格証明書取ってくるからぁ」
直ぐに、サーラが合格証明書を持って来た

サーラ「これがぁ、ショウリらの証明書ぉ 手続きを お願~い」
受付の女性「はい … サーラさん カウンターで手続きをしてもいいのですか?」
合格証明書に目をやった受付の女性がサーラに確認した

全部で14人 特別昇格のS(ショウリ)とA(デューク、ライト)も居ます
サーラ「んん 注目させてぇ 変な考えを起こすぅ おバカさんがぁ いないようにぃ するためよ」

ザワザワ ガヤガヤ

受付の女性「では ショウリさん スマホをここへ置いて下さい」
言われた場所にスマホを(白に隠蔽して)置いた

受付の女性が 装置を操作
ピロロン
「登録完了です ショウリさん、ランクS昇格おめでとうございます」

ガヤガヤ ガタガタ ザワザワ
「S ランクS?」「誰だ?」
「俺、見たよ 飛び級試験で黒龍とフェニックスと戦ってたよショウリあいつ 楽勝で勝ってた 飛び級試験で冒険者になったばかりの新人」

「…「なんですとぉ~ 」…」
同調シンクロしてます

冒険者男「強すぎよぉ~ 人間じゃないみた~い」
(僕は人間です あなたは男じゃないみたいですね)
クスクス ミーゼ達が笑っています

ショウリ「あの~ 今、Sクラス クエストの完了手続きしてもいいですか?」

受付の女性「はい?」
サーラ「巨大狂暴海ガメぇ ショウリちゃんがカード化しちゃってぇ 討伐完了なんだってぇ」

「…「なんですとぉ~」…」
ギルド1階のみなさん同調シンクロです

ポチポチ 履歴を確認した

「え~ 本当に 巨大狂暴海ガメ 討伐済み」
「え? たった30分で、人食いシャーク 2、シーサーペント 2、巨大イカ、巨大狂暴海ガメ、海獣 7、海竜 え~スマホ壊れてませんか?」
やっぱり言われました

サーラ「リズ~ ショウリちゃんがぁ 試験に受かったのはぁ11時過ぎ~、今、お昼食べてきたのぉ(現在14:41)、解るぅ?」
「それとぉ これぇ、『野菜の調達』『魚の調達』『調理の手伝い』クエスト完了のぉ手続きもお願~い」

受け付けの女性は リズ と言うようだ

リズ「『魚の調達』ショウリ、シーレン、スイレン… もしかして、3人で巨大狂暴海ガメ他を討伐されたのですか?魚の調達をしながら?30分で?」

ショウリ「はぁ」
シーレン ニッコリ スイレン 赤くなる

「…「なんですとぉ~」…」
同調シンクロした

リズ「巨大狂暴海ガメの討伐を確認したいのですが?」
僕は『巨大狂暴海ガメのカード』他を見せた
ショウリ「召喚しましょうか?」

「…「結構です!」…」両手をわらわらさせ、首を横に振る
同調シンクロした 言葉だけでなく動きが同調シンクロすると なんだか感動

リズ「クエスト完了手続き終了です 報酬はスマホに入金で よろしいですか?」

ショウリ「いくらですか?」(知らないから聞いた)

リズ「ここで 言ってもよろしいのですか?」

ショウリ「構いません」(知らないから知りたい)

リズ「王金貨 1000枚です」

「…「なんですとぉ~」…」
この場のリズ、サーラ、数人のギルド職員以外が同調シンクロした 勿論、僕も

ミーゼ「お お お う き ん か せ ん ま い」(¥o¥)

ショウリ「ハハハハッ 王金貨1000枚」(10億円)

リズ「この討伐により、シーレンさん、スイレンさんは昇格します おめでとうございます」
「それで、ショウリさん 報酬はスマホに入金でよろしいですか? 流石に現金を希望されても、直ぐには準備出来ませんが…」

ショウリ「スマホにお願いします」

チャリ~~ン
¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥
チャージ残高
王金貨:   1100 ← 1000
白金貨:    255 ← 90
金 貨:    268 ← 120
銀 貨:    112 
銅 貨:    100
青銅貨:    100
¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥

海竜他、魚の調達報酬もスマホに入金されました
「【富豪★】がランクアップしました」
 テロップが出た


ショウリ「もう1つ よろしいですか?」

リズ「な なんでしょうか?」
不安そうな目で見る

ショウリ「海獣とかを買い取ってもらいたいのですが?」

リズ「買い取りカウンターは あちらになりますから あちらでお願いします」
少しほっとしていた

リズ「よろしいですか? 他のみなさんの登録をしても…」
ショウリ「はい 買い取りカウンターはむこうですね」

買い取りカウンターの職員が慌て始めた バタバタ
僕は、直ぐには行かず みんなの登録を待っていた

リズ「次、シーレンさん スマホをお願いします」
シーレンがスマホを置く

ピロロン
リズ「登録完了です シーレンさん、ランクB昇格おめでとうございます」
リズ「討伐報酬はスマホによろしいですか?」

シーレン「はい?」その場の冒険者たちも「?」です
リズ「討伐報酬は スマホによろしいですか?」

「…「なんですとぉ~」…」
この場のリズ、サーラ、数人のギルド職員以外が同調シンクロした 勿論、僕も

シーレン「お おいくらですか?」
まさか、王金貨1000枚のはずはないと思いつつも

リズ「王金貨」
ミーゼ「王金貨…」ゴクリ(¥o¥)

リズ「王金貨 1000枚です」

「…「なんですとぉ~」…」
この場のリズ、サーラ、数人のギルド職員以外が同調シンクロした 勿論、僕も
ということは

リズ「次、スイレンさん スマホをお願いします」
スイレンがスマホを置く

ピロロン
リズ「登録完了です スイレンさん、ランクB昇格おめでとうございます」
リズ「討伐報酬 王金貨1000枚はスマホによろしいですか?」

「…「やっぱり~」…」こうなるよね

シーレンとスイレンのスマホに入金される
チャリ~~ン
¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥
チャージ残高
王金貨:   1000 ← 1000
¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥

※討伐報酬王金貨3000枚の人数割りです※

ミーゼが泣いてます
私も行っていればぁ~ とか言ってます


リズ「次、デュークさん スマホをお願いします」
デュークがスマホを置く

ピロロン
リズ「登録完了です デュークさん、ランクA昇格おめでとうございます」

ザワザワ ガヤガヤ
「あいつも いきなり ランクA?」


リズ「次、ライトさん スマホをお願いします」
ライトがスマホを置く

ピロロン
リズ「登録完了です ライトさん、ランクA昇格おめでとうございます」
「私、リズと言います 今、フリーです」赤くなってます

ライトは、リズの好みφ(..)

サーラ「はいはい また リズの病気が出たのねぇ」

ライト「サーラさんも ライトぼくを指名しましたよね」ニコッ

サーラさんまで赤くなりました
サーラ「あ あれは違うからぁ そういうことではないからぁ~」


ライトにも『女殺しレディースキラー』の称号をあげます
と、思うショウリでした

エスプリ、スキマ、カオル、ミホ、フレイ、まゆ、ロン、ルージュ

ピロロン
リズ「ランクCで飛び級登録完了です おめでとうございます」
「クエストの報酬はスマホに入金でよろしいですか?」

全員、銀貨1枚が入金されました
ミーゼまだ泣いてます
ミーゼ、サンバ、ローズ、タクシ、カイのスマホにも銀貨1枚が入金されました
バカデさんは、ワナキオさんとサーラさんとみつおの酒を飲んでました、クエストに参加してません


◆買い取りカウンター◆
ギルド職員 ゴクリ
職員「どのような ご用件でしょうか?」

ショウリ「 人食いシャーク、シーサーペント、海獣 6匹 の買い取りをお願いします」
職員「人食いシャーク、シーサーペント、海獣 6匹 の買い取りですか?」
手ぶらだから 不思議がるのは当然である

ショウリ「はい」
職員がサーラさんを見る
サーラさんが あごで合図をする(タブー系のサインだろう)

職員「う 裏の鑑定用の部屋によろしいですか?」
ショウリ「部屋の広さは?」

職員「は?」
また、サーラさんを見る
サーラさんがあごで合図をする

職員「で では、案内いたします こちらへ」

屋内バトル場に案内された

ショウリ「この広さなら、大丈夫かな? これを 買い取りお願いします」
ポーチから

人食いシャーク 1 全長3m
シーサーペント 1 全長8m
海獣      6 全長10~22m
を、出した ドッドーン

職員が気絶しました ドタッ
(女性なら受け止めたけど男性でしたから放置です)

バカデ「ショウリ お前なぁ~」
バカデさんが 手を僕の肩に当て困り顔をする

サーラ「ショウリちゃ~ん 解体手伝ってぇ~」
サーラさんも まさか丸ごとだとは思っていなかったみたいでした 涙目です

デント、ノイチ、スズ、リフト、エルブ、シズワ、ロン、ルージュも驚いていた




残り1809日



追記
この後、解体を手伝いました
職員10人と、僕が解体のマニュアルを読んでいる間には 人食いシャークの解体も終わっていなくて、デントに手伝わさせるつもりでマニュアルを読ませたが、読み終わる前に僕が全部解体してしまった
ポーチから出して解体終了まで1時間(16:22)
※マニュアルは『完全記憶パーフェクトメモリー』で記憶しました、元々読書が好きだった僕は読み終わるのが早かった

解体分の報酬ももらいました
買い取り額合わせて、金貨126枚
これは、ポーチの共有に入れました
(ミーゼが泣き止まないから)
*パーティーボックス*
〈共有〉
王金貨    18
白金貨   220 
金貨   1441 ← 126
銀貨    250 
銅貨    145 


〈称号〉
【富豪★】
王金貨500枚以上の金額を貯める

※※※※※
巨大狂暴海ガメの報酬が王金貨3000枚の理由
冒険者ギルド負担 1000枚
商業ギルド負担  1000枚
帝都王宮負担   1000枚
討伐対象が海の幻獣で、体長50mだからである
海に討伐に行くには、船しかない(普通は飛行魔法を持たない)
巨大で狂暴な幻獣、体長50mを冒険者60人、船5隻で算出 1人王金貨25枚、船1隻王金貨300枚
陸上の幻獣だとここまで高額報酬にはならない
王金貨400枚程度(討伐人数20人前後)
※※※※※

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