これって?ゲーム?異世界?

久留米天狗

第3章 第89話 飛び級登録試験?(5)

第3章 帝都へ、飛び級登録試験
第89話 飛び級登録試験?(5)



前回のあらすじ
飛び級登録のためにギルド本部に行く
担当官達が推薦状の内容を信じない
妖精を呼ぶ



精霊 「これはこれは シーレン様、エナ様も え?スキマ様に 光の精霊ライト様、火の精霊フレイ様、 だ 大精霊のデューク様まで」
精霊&妖精がかしこまる

ショウリ「精霊もいたんだね」
「この精霊が 今 言いましたよね、「大精霊のデューク様」「光の精霊ライト様、火の精霊フレイ様」って、シーレンもエナもスキマもカオル、ミホ、スイレン(は妖精だけど) 精霊だということを解ってもらえましたか?」

ガチャリ 誰かが入ってきた
「あら? 何で 妖精がこの部屋に集まってるのぉ?」
女性?中性?

バカデ「なっ 何で お前がいる?」
また バカデさんの知り合いの登場?

??「あらぁ~ バカデちゃんじゃなぁい 何でって 副マスになったからよぉ~」
バカデさんを ちゃん付けで呼ぶこの人は誰?

§§§§§ ステータス §§§§§
名 前:サーラ=ラップ
種 族:ハーフエルフ
性 別:女
年 齢:210歳
職 業:帝都ギルド本部副マスター(魔剣闘士)
レベル:81 [ S ]
H P: 697/697
M P: 740/740
属 性:火、水、土、光、無
§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§


バカデ「サーラ ちゃんはやめろ やめてくれ」

サーラ「フフフッ バカデったら照れちゃって あんた、分所所長辞めたって? 相変わらずねぇ」
「お気に入りのぉ 坊やは 誰なのかなぁ?」

サーラさん、柳の様な人?なんだかふわふわした人、言葉も柔らかく胸も柔らかそう…
押しても引いても手応えの無さそうな感じの人

担当官C「サーラさん、なぜここに?」

サーラ「わたしが 試験官だ・か・ら」
指を立てて 男性陣を指しながら言う

サーラがライトを指す
「あなたの 相手は わ・た・し」

担当官A「サーラさん、バトル場の屋外が使えませんが…」

サーラ「あらぁ~? ギルマスパパが使えるようにするって言ってたわよぉ~」

????? パパ?(・・;)?

サーラ「ねぇ 妖精さん ギルマスパパどこか解る?」

「さっき 外 行った」ウンウン 「外 行った」
「土の精霊 呼んでた」ウンウン 「呼んでた」

ショウリ「ミホ 呼ばれた?」
ミホが 横に首を振る
ミホ「ミホわたし 以外にも土の精霊や妖精は居ますから…」

【神眼】
屋外のバトル場…ふ~ん へ~

バカデ「今から、やるのか?」

サーラ「じゃ、行きましょうか?」

担当官B「サーラさん まだ、審査が済んでませんが?」

サーラ「担当官あなたたち 特にB さっさと鑑定してみなさいよ まゆその子

担当官B「『鑑定』」
§§§§§ ステータス §§§§§
名 前:まゆ (神の蜘蛛アラーアランカブトゥー:怪種)
レア度:★★★★★★★
分 類:大蜘蛛
種 族:神獣(蜘蛛)
性 別:メス
年 齢:2222歳
飼い主:ショウリ(蜘蛛の神) 〈★★★★★〉
サイズ:? 人型160cm
特 長:不明
§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§
H P: 123456/123456
M P: 145678/145678
霊 力: 100000/100000(MP300000)
神 力:  50000/ 50000(霊力20万)
§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§
攻 撃 力: 25454
守 備 力: 25454
魔法攻撃力: 54540
魔法守備力: 54540
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


担当官B「神獣 HPじゅうにまん/MPじゅうよんまん、攻撃力 にまんごせん…」震えている

サーラ「死にたいのかしら? さっきから、挑発してたわよね?」
言葉遣いが変わると怖い

サーラ「担当官あなたたちは 書類に不備がないか見てればいいの、試験は試験官私たちがして合否を決めるから ギルマスパパから直接、言われた時点で気付きなさい 今回の飛び級試験に来る者が特別だって」

サーラ「行きましょうか?」

バカデ「ショウリ 転移 頼む」

ショウリ「バカデさんは歩いた方がいいですよ 健康のためにも…」「『テレポート』」シュン

屋外のバトル場へ転移する 担当官達はたぶん驚いている


サーラ「便利ねぇ 転移」
全く、動じていない 転移慣れか?副マスだからか?

サーラ「ギルマスパパ 連れて来たわよぉ~」

ギルマス「サーラ パパって言わないでくれないか? 勘違いされるだろう」

【神眼】
§§§§§ ステータス §§§§§
名 前:ワナキオ=パパイナッポ
種 族:ハーフエルフ
性 別:男
年 齢:210歳
職 業:帝都ギルド本部マスター(魔法使い)
レベル:111 [ SS ]
H P:  477/ 477
M P:  754/1394
属 性:火、水、風、土、光、闇、無、精霊魔法
§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§

だから、パパね 納得
ガンダディーン=ゼックロスよりレベル低いけど、ランクはSSなんだ

ワナキオ「ダメだよ 勝手に『鑑定』しちゃ」
「ボクは、そのチクチク嫌いなんだから」

ばれました ってことは、どこか隠蔽してましたか?

ショウリ「すいません」ペコリ

サーラさんと同じ年、同級生?同じハーフエルフ 何か関係あるのかな?
おっとりした喋り方、210歳に見えない容姿
色白 サラサラな腰までの金色の髪 後ろから見たら女の人に間違うかもしれない細身の体
ピアニスト?(こっちにもピアノあるのかな?)細いきれいな指
右の中指、薬指に指輪、左の人差し指小指に指輪
両手首に腕輪、首にネックレス 耳にイヤリング
どれも魔道具…魔力を感じる

魔力が減っているから、魔力を使っての作業中…結界の強化と、妖精や精霊を使ってのバトル場の壁の強化中

ワナキオギルマス「サーラも見てないで手伝ってよぉ」

サーラ「何するのぉ? 結界の強化はギルマスパパの方が得意じゃなぁ~い」

ワナキオギルマス「そこのブロックを並べてくれたらいいよ、それにもう結界魔方陣刻印してるから、妖精たちだけじゃ間に合わなくてぇ」

1つのブロックを4人の妖精が運んでいる(飛んで)
それを精霊が組み上げ壁にしていた

ワナキオギルマス「途中で、妖精がいなくなって人手が…妖精手が足りなくてぇ~」

クスクス みんなが笑い出す 僕が妖精を呼んだから

ショウリ「すいません (ペコリ) 僕が妖精を呼んだから (ペコリ) 手伝いますよ 『小と大ナノデマクロ』」
ブロックの重さを小さくした 妖精1人でも運べる重さに

「軽~い」「軽い軽い」「楽チン」「1人でも運べる」「軽くなったよ」

(ヒュヒュヒューン)(ヒュヒュヒューン) 口笛のような音で妖精を呼ぶ

「呼んだ」「呼んだ?」「なに?」「なになに?」…「なにかしら?」「呼んだ?」
来るどんどん来る
「な~に?」「なぁに?」「何?」「呼んだの?」…「何かなぁ?」

ショウリ「みんな 手伝って このブロックを運んでくれる? ミホもお願い」

ミホ「はい」

僕はワナキオさんの作っていたブロックを作り始めた
勿論、結界魔方陣付のを
妖精達がそれを次から次と運ぶ 1人でも運べるからどんどん運ぶ

左手でブロックを作り 右手で結界魔方陣を刻印、同時に『小と大ナノデマクロ』で重さを小さくする

元からいた土の精霊とミホでどんどん組み上げる

ワナキオギルマス、サーラさんは手が止まっていた
僕らの作業に見とれて固まっていた
そしてそれは ワナキオギルマスより早く、ブロックも固いものであった
バトル場が低くなっていくブロックに地面の土を使っているから
どんどん 組まれていく どんどん地面が低くなる
結局 僕1人で結界魔方陣刻印ブロックを作ったバトル場3/4の外壁を

おまけに、
ショウリ「お疲れ様、ありがとう」
妖精たちに魔力譲渡トランスファーまでする
ミホも頭を撫でながら魔力譲渡トランスファー…完全回復しておく 今から、試験だから

ショウリ「終わりましたよ」
作業所要時間40分…ワナキオギルマスの予定7時間以上

サーラ「合格」
ワナキオさんも頷く ウン

いつの間にかギャラリーがいた
まぁ妖精が集まり、40分間も作業(壁作り)していたから人が集まっても不思議ではない
担当官達の姿も見える

もう一度言う
ショウリ「あの~ 終わりましたよ 連結しなくていいのですか?」
そう このブロック結界は仕上げに連結してその効力を発揮する結界魔方陣だった

ワナキオ「あっ そうそう 助かったよ ぼくだけだったら、今日中に終わっていたかどうか…」
ワナキオさんが、杖を出す…収納持ち?
壁に杖を向ける 1つが光り出す上下左右に光りが広がる 次々と光りが広がる 外壁全体が光りに包まれた 光りが消えかける 完了ではなかった

ショウリ「『魔力譲渡トランスファー』」
ワナキオさんが、魔力切れしかけていた

ショウリ「大丈夫ですか?」

ワナキオ「すまない 情けないよ 飛び級登録に来た君に魔力譲渡トランスファーまでしてもらうとは」

ショウリ「あ まだ 自己紹介してませんでしたね、僕は、ショウリです、さっき壁作りを手伝ったのは、土の精霊ミホです」

ワナキオ「ショウリ君、君とミホ君は試験合格だから」
合格2人 ショウリ、ミホ

壁の光りが戻り、壁に文字が浮かび上がった
魔力吸収アヴソーヴ』『再生』『不可視の壁シールド
不可視の壁で魔法や物理的衝撃を遮断、アヴソーヴで魔力吸収、万が一 壁が破損した場合に再生で修復(自動修復)という壁が出来た(強度は究極金属ウルティマコン並 僕が作った部分はです、ワナキオさんの部分もそれなりに硬いです)

小と大ナノデマクロ』(無言発動)
強度を大きくしておきました、ワナキオさんの部分を僕と同じに
僕の魔法は壁の結界効果が効かないのね (ワナキオさんギルマスの)結界より強力です

ショウリ「『天地再生』」ゴゴゴ~
地面が元に戻りました
「『不可視の壁シールド』『天地再生』」
地面も結界と再生を付けておきました(外壁より強力なヤツを)

ショウリ「地面、元に戻しておきました、序でに結界と再生を付けておきました」

ワナキオ「昇格 [A]じゃなく[S]に」サーラも頷く ウンウン
賛成多数で可決 
昇格までしてしまいました

ワナキオ「ショウリ君は まだ平気みたいだね どれだけの魔力があるのかな?見てもいいかな?」
ちゃんと断りを入れるんだ と感心するショウリ

ショウリ「でも、隠蔽してますよ」
正直に言う

チクチク ピリピリ
ワナキオ「ワナキオぼくの鑑定でもやはり見れないかぁ~ ショウリ君の隠蔽の方が強かったね」
「さっきの『天地再生』は精霊魔法だよね」

ショウリ「はい、ミホのを真似しました」
無の空間ナインラウーム
会話を遮断、僕とワナキオさんだけを包む

ワナキオ「ん? 結界?」
ショウリ「今からの会話を聞かれたくないので 結界を張りました 僕のMPは230万、霊力と神力もあります 加護により回復は尋常でないくらい早く、今の作業でも減っていません 使う魔力より回復が上回っています」

ワナキオ「は? 今の作業でも減ってないの…230万?」
「壁 作って、魔方陣刻印して、軽くしてたよね?、妖精や精霊に魔力譲渡トランスファーしたよね、地面も元に戻したよね?、ワナキオぼく魔力譲渡トランスファーしたよね…それだけ使ったのに、減ってないの?」

ショウリ「はい 減っていません」

ワナキオ「ぼく 自信なくすよ ギルマス代わる?」

背中に背負っていたリュックが光だした

ピコッ
「黒龍の卵が孵ります」
ピコッ
「フェニックスの卵が孵ります」

テロップが出た
僕は、リュックから箱をだし、卵を元の大きさに戻して、床に置いた

無の空間ナインラウーム解除

ワナキオ「これは…黒龍の卵とフェニックスの卵だね」
鑑定を使ったようだ

ショウリ「はいそうです もうすぐ孵ります」

2つの卵が点滅している ピカ~ンピカ~ンと




残り1809日



ショウリの昇格は、本部のギルドマスターと副マスター全員一致で『S』になりました

ランクBまでは、クエストの累積ポイントで昇格できます
ランクAは、ギルド本部で試験があります
何度でも昇格試験は受けられます
試験内容や試験官によって試験成績が良くても昇格出来ないことがあります。実力だけでは昇格できません

S:国家レベルのクエスト…戦争や天災に対応できる実力を持つ者、ギルド本部上層部(ギルマスと副マスター7人中5人以上の承認が必要)

SS:Sクラスのクエストの達成経験者
   帝都帝王により任命される


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