第３章　第７４話　ショウ竜？

第３章　帝都へ、飛び級登録試験
第７４話　鍛冶屋のショウ竜？

前回のあらすじ
『バグル』かと思われる雷　蛇サンダースネークの死体が進化、双頭の雷　蛇サンダースネークに
移動式家キャンピング・ハウスの便利さ快適さを驚愕する

移動、３日目は

先頭　　サンバさん、ミーゼ
２台目　カイさん、シーレン
３台目　ローズさん、スイレン
４台目　タクシさん、エナ
最後尾　(モモコ)エスプリ

僕は、エスプリの横を歩く

メンクラッタの村到着は明日の午前中だったが
予定より速く、今日中に『メンクラッタの村』に着きそうだ
荷物の軽量化と馬の回復回数を増やしていたこと
商隊全員が先に進むことを　急ぐことを希望したため
なぜ？急ぎたくなる？…

『察知』
「11時の方向、トゲトゲウサギ２、三角ウサギ１、耳デカウサギ１　食材として討伐しますので、僕が行きます」

あっさり終了
〈ショウリ討伐履歴〉
1月4日　トゲトゲウサギ　２
　　　　三角ウサギ　　　１
　　　　耳デカウサギ　　１

＊パーティーボックス＊
〈ショウリ専用〉
トゲトゲウサギの核　　　２
三角ウサギの核　　　　　１
耳デカウサギの核　　　　１

〈共有〉
耳デカウサギの耳　　　　２
ウサギの肉　４

今日も殆ど進行に影響がある魔物はいない

「この先のホースヒールポイントを休憩地点としましょう」
ホースヒールポイントで休憩する

現在１０：１０
「このまま行けば、１６時ごろには、メンクラッタの村に着きそうですね」

“ショウリ様、クローゼットの魔方陣にお手紙が届きました”
僕の部屋の屋根裏にこっそり召喚している二つ尾ミニチューのツインティーから念話が来た

「部屋に行ってきます」
チェアさんに断って部屋に行く

ツインティーにウサギの肉をあげる
「教えてくれて　ありがとう」

手紙を読む
貴族からのドレス等のオーダーメイド依頼、急ぐようだ
男性用のオーダーもあると書いてある
ビクトリアに久しぶりになるか…

チェアさんに、キンゴタウンで貴族からの緊急なオーダーメイドが入ったことを伝え、商隊を離れる許可をもらい、ミーゼにキンゴタウンへ行くことを伝え、インクさんとキンゴタウン商業ギルドへ記憶転移する(ビクトリアで)

インクさんを連れていく必要は無かったが、インクさんに新作ドレス等が出来るところを見たいと言われ、連れていくショウリでした

貴族のご子息の花嫁候補数名とのパーティー用のオーダーメイド、領主のタキシード、婦人のドレス(ランジェリー含む)、ご子息の正装服、お祖父様お婆様の正装服、お付きの執事、メイドの服まで製作依頼
武闘派の貴族であったため武器防具のオーダーも含めて、約３時間で白金貨１００枚(１０００万円)の売り上げ、素材の代金込み
(素材の入手は殆どガチャの景品で済んだ、済ませたので、丸儲け？)

女性陣のドレス等を仕立てた後
目の前で体に合わせて好みに合わせて調整するのだから、気に入らない筈がない
今回は、ビクトリアオリジナルの押し　ではなく、婦人達の提案にギルド側のアドバイスを合わせたものを作る　ということにしていた

鍛冶屋『ショウ竜』初登場

竜人に驚いてました　貴族もギルドも

ギルド裏庭で　土魔法を使い、鍛冶場を作りだし
鍛冶屋の金槌〈★★★★〉を振るうふりで武器や防具をトンテンカンとその場で作り出す
先代(お祖父様)、領主、ご子息の体に合ったサイズ(長さや重さ)の装備が１人１０分程で出来てしまう

ミスリルとオリハルコンの合金の長剣、霊木の鞘と柄、ミスリルの剣、ミスリルの大剣、ミスリルの胸当て、フルアーマー、盾、大盾、練習用の霊木の木剣

先代との模擬戦？
構えただけで先代が冷や汗を流し、見ていただけの領主とご子息は青ざめた
相手の力量を見極めれる実力の持ち主でした
(攻撃力を１００００に調整したんですけど…)

街の鍛冶屋は勿体無い　是非とも専属にと誘われるが断る
護衛が斬りかかるも返り討ち…素手で護衛の剣を粉砕(霧散程の粉々)
護衛は相手の力量を見極められ無かったのでした

※ステータスは隠蔽と小と大ナノデマクロにより閲覧不可です

＊ショウリのスマホ＊
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チャージ残高
王金貨：　　　　１００
白金貨：　　　　１６５　←　６５
金　貨：　　　　１４８　←　４８
銀　貨：　　　　１１２　←　　２
銅　貨：　　　　１００
青銅貨：　　　　１００
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1月4日　12月の売り上げ手数料の入金含む
２日で９５００着の売り上げ

貴族にもギルドにも感謝されまくって帰宅する
(非礼は謝罪されました)

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お昼、ショウリたちはまだ戻らない
エスプリの同調念話シンクロフォンで先に済ませていいと確認する

雨も降っていないし　晴ているので、外でダミエナ、オリエナの作ったお昼を食べる

ウサギの肉を薄いステーキにして丸いパンを横に切って挟んだ物(ハンバーガー擬き)、ウサギの肉を薄いステーキにした後くるりとロール状にし長いパンを縦に裂け目を入れて挟んだ物(ホットラット？ホットドッグ擬き)、新鮮な野菜サラダトトマ入り(朝取り)、ビーンズスープ
デザートには、グレープピーチやチェリンゴ
エナの力で苗木から収穫できる程に成長しました、果実の甘味も大きさも増しております

「パンに肉を挟んだ　ハンバーガー擬きこ　れ美味しいですね　初めて食べました」
「パンに肉をロール状にして挟んだ　ホットラット？　ですか？　これも美味しいです」

僕がダミエナ、オリエナにアドバイスして作ってもらったハンバーガー擬きもホットドッグ擬きも好評だったらしい

ウサギの肉をソーセージ風にステック状にたすると筋が噛みきれないので、薄く焼きロール状にしました

「ご馳走さまでした」

「こんな、美味しい　グレープピーチは食べたことがありません」

「ローズわたしチェリンゴ大好きなんです　この時期にこんな美味しいチェリンゴが食べられるなんて最高♪」ｼｬｸｼｬｸ

「まさか、移動式家キャンピング・ハウスの中に畑まであるとは驚きです」
こんな設備があるから、１日の維持に魔力が１０００以上いるのだと勝手に思うチェアさんたちでした

チェアさんたち商人は、ハンバーガー擬きとホットドッグ擬きのパンの大きさや固さ、肉の種類や値段や名前　その他諸々を話し合い始めてたらしい

お昼の休憩も短くし移動したとのこと

記憶転移からの、インクさんをお姫様抱っこで走って、移動中の商隊に合流

「ただいま」「ただいまです」
「お帰り　ショウリ？だよね」
まだ、ショウ竜の状態でした

サンバさんたちは驚いてました
剣を構えられました、インクさんがいたので攻撃まではされませんでしたが

「ショウリさん…ですか？」
サンバさんが剣を納めながら聞く

「はい、隠蔽と変装で姿を変えてました」
と　その場でショウリに戻り、服も戻す

タクシ「驚きましたですよ　竜人の姿でしたから…ですよ」
カイ「驚いたんだなぁ　ほんと」

ジーム「竜人　初めて見ましたぁ」
コピー「竜人には　色々な姿があると聞いたことがあります、人と殆ど変わらない姿、先程のショウリさんみたいに顔や手の甲に鱗がある姿、尻尾がある姿、角があったり、翼があったり…魔族と似てたりするんですよね」

ローズ「でも、何で？竜人になんか化けてたの？」

「インクさんを抱いて走るのに大きな体の種族で　始めに頭に浮かんだのが　竜人だったので　なんかいいでしょう？　竜人」
笑って誤魔化した

「かっこいいですわ　竜人のショウリ様」
エナの顔が赤い　かっこいいのは竜人？ショウリ？

「あの～　ショウリさん　そろそろ下ろしてもらっても…」
顔を赤くしたインクさん
まだ、お姫様抱っこしてました

「ショウリさん、お昼の料理(ハンバーガー擬きとホットドッグ擬き)ギルドで売だしてもいいですか？　とても美味しかったです　ギルドでも作れそうですし」
僕は、それは構わないと答えた

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ミンチ肉を腸に詰めてソーセージを作ってみよう
その時のミンチ肉を腸に詰める機械？を作ろうかな？

※調理スキルがあるので、ソーセージの作り方を知らないショウリでも、ソーセージがないこの世界でも何となくイメージ出来るくらいの状態、機械？は加護任せで　と密かに思うショウリだった
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僕とインクさんは遅めの昼食をした
ハンバーガー擬きもホットドッグ擬きも移動しながら食べられる
インクさんも　ハンバーガー擬きとホットドッグ擬きを美味しいと言ってくれた

時間は１５：１７
先頭のミーゼと最後尾のエスプリが交代していた
先頭のエスプリの横を歩く
「ここからだと、後、３０分くらいでメンクラッタの村に着くと思います」
とサンバさんが言ってきた

暫く進んでいると、メンクラッタの村の方から冒険者らしい男女が近づいて来るのが見えた

「冒険者風の男女が近づいてきます」

女？「すまない　キンゴタウンからの商隊か？　回復アイテムを持ってないか？　持っていたら譲って欲しい」
装備、服装から女だと思うのだが声やしゃべり方が男っぽい　焦あせっているようだ

「あるよ」
エスプリのお決まりの台詞

サンバ「どうかされましたか？　回復アイテムもありますし、回復呪文を使える者もいますが…」

男「村が蜘蛛に襲われ　怪我人や毒を受けた者が多数いる　回復アイテム…薬草、毒消し草　回復呪文を使える人がいるなら助けて欲しい」

僕らは手分けして　回復、討伐に走り回った
回復アイテム(薬草、毒消し草)をポーチから出し、チェアさん商人たちが配り、重症者…自分で動けない者を僕たち回復呪文を使える者が対処し、　サンバさん、カイさん、ローズさんとバカデさん、スイレン、(以下村の外　担当)スパロー、モモコ、ケルベロスが残っている蜘蛛の退治をした

『ミンナバヒール』『バイヒール』『状態異常回復アヌマリディタ・レフェクティー』の呪文が村のあちらこちらから聞こえ、次々と村人が回復していった

僕は【神眼】で重症者の発見と診断、回復をして回った

ミーゼ、エスプリは魔力が低い方ではないが回復魔法の連続使用はいつもなら魔力切れしていてもおかしくない人数の村人の治療をして回った
新しく覚えた『魔力の共有マナディエラ』のお陰で魔力切れになることはなかった

治療が遅れたら死んでいたかもしれない程の重症者も後遺症が残っていたかもしれないキズも、全て回復させた

村長「このタイミングでこれほどのお力をお持ちの冒険者方が来られるとは神のお導きでしょうか？予定は明日の到着だったとか…」

僕たちの到着が予定より早かったから、死者を出すことなく村人全員を回復させられた

チェアさんたちもサンバさんたちも早く着けたことに
村人に死者が出なかったことに不思議な感覚を覚えていた
商隊全員が先に進むことを希望したこと…
神の導き…そうかもしれないと

“ショウリ様、お食事の準備が整いました”
僕は、ダミエナとオリエナに食事の準備をさせていた

食事の準備が出来たことをチェアさんに伝えた

チェアさんは、村長に村人全員を回復したこと、残りの蜘蛛他魔物の討伐が済んだこと、食事の準備が出来たことを伝え
村人全員参加の夕食？　回復・討伐の祝いの会？が始まった

お昼に好評だったハンバーガー擬き、ホットドッグ擬きを大量に　肉はオークやオーガの肉も使い　トトマソース等アレンジもして　勿論、普通のパンも
肉の代わりに野菜や卵焼きを挟んだ物もサンドイッチ擬き

みつおの酒、ステー＆クッターのクッキー、チョコじろうのチョコ、だんの団子、たまこ＆たまみの卵料理、まめじーの豆スープ

グレープピーチ、チェリンゴ、梅オレンの実
トトマにナバナ
魔物肉の串焼きにヌウトル

村人　子供からお年寄り、男の人も女の人もビックリする料理を惜しみなく出した

夕食後　村長さんから少ないですがこの度のお礼です、旅の資金にと金貨１００枚(１人金貨１０枚＋食事代のようだ)を渡された
(サンバさんたちも金貨４０枚を渡されていた)

サンバさん、チェアさんが言うには無償でするより少なくても受けとることが村のためでもあり、他の冒険者のためだと説明され受けとることにした(冒険者側から要求してもいいケースらしい)

チェアさんたちは村長宅に泊めてもらうことになり、サンタクローズとトナカイは無料で宿屋に泊まる事になった

僕らも村の宿を進められたが、移動式家キャンピング・ハウスの事を説明し、丁寧に断った
村長さんらはまたまた驚いてました

村のセーブポイント
メンクラッタの村ギルド分所横、村のほぼ中央にある御神木的な木

「セーブしますか？」
　[はい]ポチッ
ミーゼとエスプリのレベルが上がった
(※擬態していても獲得経験値は魔物の討伐数が関係します)

エナ、シーレン、スイレン、バカデさん、サンタクローズとトナカイもセーブした
ローズさんがレベルが上がっていた

勿論、チェアさんたちもセーブした

僕もセーブするとレベルが上がった３６→３９に

§§§§§　ステータス　§§§§§
名　前：シップ＝ミーゼ
種　族：ハーフエルフ
性　別：女
職　業：魔導師　【奴隷　マスター〈ショウリ〉】
レベル：３１　[　Ｃ　]　
Ｈ　Ｐ：１３１／１３１
Ｍ　Ｐ：２６０／２６０

※エスプリも数値は一緒です

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§§§§§　ステータス　§§§§§
名　前：コウベギュノン＝ローズ
種　族：獣人(犬族)
性　別：女
職　業：剣士
レベル：４５　[　Ｂ　]
Ｈ　Ｐ：４１６／４１６
Ｍ　Ｐ：１０７／１０７
クラス：Ｃ『サンタクローズとトナカイ』サブ

～～～～～～～～～～～～～～～～
〈ショウリ〉
§§§§§　ステータス　§§§§§
レベル：３９
Ｈ　Ｐ：６７０／６７０《385920／385920》
Ｍ　Ｐ：６７０／６７０《385920／385920》
《霊　力：385920／385920(ＭＰ1157760)》
攻撃力：８７０　　　　《1503360》
防御力：８７０　　　　《1503360》
魔法攻撃力：７７０　　《887040》
魔法防御力：７７０　　《887040》
精神力：６７０　　　　《385920》
素速さ：８７０　　　　《2004480》
賢　さ：７７０　　　　《887040》
器用さ：６７０　　　　《385920》
　運　：　６０　　　　《１００(補整限界)》
抵抗率：　６０　　　　《１００(補整限界)》
命中率：　６０　　　　《１００(補整限界)》
ＥＸＰ：　４６６６６０(／５７２０００)

　◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
※加護の補正無しでもレベル５０の冒険者のステータスを軽く越えてます
レベル５０の冒険者フル装備＜ショウリ無装備

現在、村長宅
村側：村長、農業、畜産、商業の３人の長おさ、分所所長、青年団団長の男性(冒険者、重症復活者)の計６人
長テーブル上座に村長、村長から見て左側に村人、右側に商隊の席

商隊側：(村長から)チェアさん、サンバさん、バカデさん、シーレンさん(精霊モード、僕の左肩の上)、僕の５人

テーブルには村の女性たちが作った料理…麺料理が並んでいた
村人の目線はシーレンさんだ

村長「到着早々のご助力感謝してもしきれません…まさか精霊様のパーティーに助けて頂くとは…」

「シーレンわたしのパーティーではありませんよ、ショウリ様のパーティーです」

村人の殆どは僕以外の名前も顔も知っていた…即ちショウリと呼ばれる人物…名前も顔も知らないのは僕しかいない
ので、視線は僕に集まる

残り１８１１日

〈アイテム紹介〉
耳デカウサギの耳は、団扇になる
大きさも丁度団扇くらい
軽くて丈夫、持ち手の部分が先にダメになる事が多い

〈人物紹介〉
§§§§§　ステータス　§§§§§
名　前：ショウ竜
種　族：竜人族
年　齢：１６０
性　別：男
職　業：鍛冶屋《《Ｄ.Ｗ.マスター》》
レベル：３６　[★★★★★]
§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§
ショウリのステータスの変更による架空の人物
武器や防具の製作者　　接客時の姿
身長190cm　体重108kg　マッチョ、腕も首も胸も全身が筋肉って感じの竜人(尻尾はありません)…顔や手の甲に鱗がある、黒髪？毛？の短髪、瞳は竜の眼(ステータス変更による為、骨格、体型、声その他もろもろも変わる)　
服装：鍛冶屋の服(灰色)…黒　服ブラックスーツを鍛冶屋の服ぽくした物。(総重量16t)

〈作者の呟き〉
※貴族や村人の驚きは作者の作力不足でワンパターン表現になるので省略…書けないのが残念、ごめんなさい、勉強します(たぶん)