これって?ゲーム?異世界?
第3章 第55話 立派になっちゃった?
第3章 帝都へ、飛び級登録試験
第55話 立派になっちゃった?
前回のあらすじ
朝、エスプリに起こされる。まだ、ミニミーゼだった、服をせがまれポーチの僕の服を小さくして、使わせようとした。いっそ、エスプリを大きくすればと大きくすると、シーレンさん、エナ、スイレンも大きくしてくれ となり、人間サイズの精霊パーティーが結成?された
「ここザーマスか?精霊が泊まってる宿は?」
…(--;)ザーマス?
「ママ、ママ、早く早く」
…(--;)ママ
「小さいザーマスね、きれいじゃないザーマス…こんなところに本当に精霊が泊まってるザーマスか?」
「ママ、家に泊めてあげようよ」
「そうザーマスね、ツートレタちゃんは賢いザーマス 流石、オーム部 長 爵の長男ザーマス」
ザーマスおばさん、オーム部 長 爵夫人
5段階評価だと
体型 2 痩せている(煎餅)
顔立ち 4 中々かわいい(きれいよりかわいい)
身長 3 体型に合って高くも低くもない
服装 2 キラキラピカピカ(成金主張し過ぎ)
態度 2 嫌いに近い(態度がデカイ)
メイク 2 塗りすぎ
備考:根っからの貴族の女性そんな感じ
※ビクトリアの個人的評価
§§§§§ ステータス §§§§§
名 前:オーム=フォン=テイコー
種 族:人族
年 齢:39
性 別:女
職 業:オーム部 長 爵家第1夫人
備 考:ツートレタの母
§ § § § § § §
ツートレタ坊っちゃん、オーム部 長 爵家の男の子
5段階評価だと
体型 3 痩せているが鍛えてる?
顔立ち 4 中々イケメン(母譲り?)
身長 3 体型に合って高くも低くもない
服装 2 キラキラピカピカ(成金主張し過ぎ)
態度 2 好きではない(マザコン?)
備考:魔力を感じる、剣ダコ…魔法も剣も修行をきちんとしてそう
※ビクトリアの個人的評価
§§§§§ ステータス §§§§§
名 前:オーム=フォン=ツートレタ
種 族:人族
年 齢:11
性 別:男
職 業:オーム部 長 爵家長男
備 考:テイコーの長男、マザコン?
剣ダコを作るくらいの努力家、魔法の才もある
§ § § § § § §
「セバチャンス、精霊を連れてくるザーマス」
「そうだよ、セバチャンス早く」
「はい、奥様、お坊っちゃま只今」
セバチャンスと呼ばれる初老の執事が宿屋に入っていった
セバチャンス、オーム部 長 爵家の執事
5段階評価だと
体型 2 痩せている
顔立ち 4 中々イケメン(若い時はモテたかな?)
身長 3 体型に合って高くも低くもない
服装 5 完璧執事です
態度 4 5に近い4
備考:雇いたい優秀だと思う 優しいオーラを感じる
※ビクトリアの個人的評価
「お待たせいたしました、奥様、お坊っちゃま、精霊様のご一行様は既にこの宿には居られないとのことだそうです」
「なんでザーマス、わたくしが態態足を運んだザーマスのに」
お怒りモードです
「受付の方も宿を出たのを確認していないと申しておりまして…どちらへ向かわれたのか解らない ということでございます」
セバチャンスも困った顔をしている
「ママ、ボク、友達に精霊連れてくるって言っちゃった」
わたくしは、小さい声で聞いてみました
「シーレンさん、あの方のお誘いお受けになられますか?」
「丁寧にお断りします」
「ワタシも行きたくないですわ」
「ボクもイヤ」
「私もみなさんと同じです」
全員意義なしの招待拒否です
「では、みなさん朝食に行きましょうか」
「はいですわ」
「うん」
「お腹空きました」
「何を食べますか?」
「安くて美味しくて量も多いのがいいです(¥o¥)」
「ママ、精霊いないなら、あの子達連れていこう」
あの子=シーレンさんでしょうか?エナさんでしょうか?エスプリさんでしょうか?スイレンさんでしょうか?ミーゼさんでしょうか?わたくしでしょうか?
達=は?
「失礼いたします(ペコリ) わたくし、オーム部 長 爵家の執事 セバチャンスと申します…」
§§§§§ ステータス §§§§§
名 前:セバチャンス
種 族:人族
年 齢:49
性 別:男
職 業:オーム部 長 爵家執事の1人
備 考:サバチャンスの弟(四男)
§ § § § § § §
キョロキョロ
セバチャンスの話している相手はわたくし達しか居りません
「今、お食事の話をされていたと思うのですが、ツートレタ坊っちゃんがお招きしたいと申しております…」
聞こえてたの?
「それに、後ろのお嬢様方のお召し物が『妖精の衣』『妖精の羽衣』『精霊の羽衣』と人の物ではないので、お噂の精霊様のご一行ではないかと…」
「あら セバチャンスさんは、服にお詳しいのですか?」
「職業柄、『鑑定』を習得しております」
「『鑑定』持ちでしたのね」
ステータス追記
備考:『鑑定』持ち
「ママ、彼女達が精霊だって、ボクのカンは当たるんだ」 (エッヘン)
絶対に後付けでしょうね
「まぁ~ 流石、次期オーム部 長 爵当主、ツートレタちゃんザーマス」
「セバチャンス 彼女達をお屋敷に」
「はい、奥様」
「ということなのです、ご招待お受けいただけないでしょうか?」
「先程 全員一致でお断りする事になりましたの 悪しからず みなさん、行きましょう」
わたくしが踵を返すとツートレタが
「ボクの言う事がきけないのか?ボクはオーム部 長 爵家の長男で偉いんだぞ、逆らうのか?」
「そう言われましても 全く 全然 これっぽっちもあなた方に興味も関係も無いものですから、はっきり お断りしますわ」
回りの傍観者も驚いている ザワザワ
護衛の一人が剣を抜く
「ツートレタ様に逆らうのか?」
「はい、お断りいたします」
回りが更にざわつく ザワザワ
護衛の一人が呪文を唱えた
「『魔法禁止』『魔法禁止』」
その場が赤っぽい光に包まれた
「この魔法の重ね掛けで、あなた達の魔法は使用禁止にしました、幾ら精霊でも魔法を使用禁止にすれば、只の小娘です それでも逆らいますか?」
「『ファイアボール』 (ボウッ) 何かしました? 禁止? 何をですの?」
わたくしは、指の先にファイアボールを作っりました
なぜなら、わたくし達は剣を構えられた時点で『無の空間』の中にいるからです
「な な 何故魔法が使えるの?何故…魔法を使用禁止にしたのに」
「(ファイアボールを宙に浮かせ)『ライト』『ウォータボール』『ウインド』『アースウォール』」
今度は灯りを灯し、水玉を浮かせ、風を起こし、土のイスを作る を、一瞬で同時に行った…魔法の多重多種多属性同時発動、魔法の超超高位使用方法
「(土のイスに座り、足を組む)なんででしょうね?」
スーレンさん、エナさん、スイレンさん、ミーゼ、エスプリも各々杖に魔力を込めていた、目視出来るように
「なっ、火だけでなく、光、水、風、土 5属性 それを同時に…一瞬で あり得ない」
「レベル レベルが違いすぎる」
後ろの女魔法使いが呟く、剣を構えた護衛も剣を下ろす
「あなた(レベル)おいくつ?」
「私は、さ さん 37です」
その女性魔法使いが実年齢を言った、赤くなりながら
「あら レベルを聞いたつもりでしたのに」
「レベルは45でしゅ」かんだ
「そう レベル45、中々ですわね わたくしはレベル25ですわ この中で一番低くてよ」
「「…「…「え~」…」…」」
その場に居た全ての(わたくし達を除く)人が同調しました
「ボクはレベル30」
(実際のエスプリはLv.357ですが、今はミーゼに擬態してるからです)
「私もレベル30です」
「私、レベル70です」
「ワタシはレベル700越えですわ」
「私 レベル900以上ですが、ビクトリア様の方が遥かにお強いかと」
回りが土下座状態になりました
エナさんやシーレンさんのレベル&本当に精霊だと思ったせいだと思います
留めの一撃
「ねぇ ミーゼ ビクトリアって冒険者じゃないよね」
「そうですね、商業ギルド所属の職人 でしょうか?今は」
ガチャリ ドサッ ゴトッ ドサッ
剣士は剣を落とし項垂れ、魔法使いは杖を落とし座り込んだ
(冒険者じゃない…ブツブツ)
(指)パッチン 魔法を消す イスもちゃんと戻しました
「わたくし達、忙しいので失礼したいのですけど」
わたくしはオームなんちゃら夫人に近づき尋ねた
「わ わ 私に さ 逆らうの…(あなたまで) ゆ 許しませんよ」
動揺はしてても態度はデカイ
?あなたまで
「(『誘惑』)何かありました?よかったら聞かせて」
わたくしはスキル『誘惑』を使いました
〈★★★〉希望を叶えたくなる
「主人が…構ってくれないザーマスの セカンドに夢中ザーマス」
(何でわたくしこんなことを話すザーマス?)
涙目で語る
※セカンド…第二夫人の事
「セカンドに夢中?」
「ただ、胸の大きいだけの女性ザーマスなのに…」
自分の胸に手を当て涙目で語る
わたくしはその手の上から手を当てて【小と大】(無言詠唱)
「わたくしは、そのセカンドを存じませんが、あなたの方が美しいのでは?ツートレタ様の手には剣ダコもあり、子育てもきちんとされているようですし…少しその態度を小さく(【小と大】無言詠唱)して、回りに目を配り、もっとご自分に自信を持ち胸を張りなさい(胸を大きく【小と大】無言詠唱)」
胸のボタンが弾けた パチンパチン
「あ~あ~ 胸が 胸が…」
夫人は泣いてます(ToT)
今度はツートレタに触れた
「あなたもお母さまが大事でしょうが思いが大きすぎます(その気持ち小さく程よく【小と大】無言詠唱)、もっと回りを見なさい、当主になるのなら(民を思う気持ち大きく【小と大】無言詠唱)」
「ママ…いや、お母様 ボクは、次期当主として気持ちを切り替えます! もっと修行をして皆に頼られる当主を目指します!」
親子、抱き合い泣いてます(ToT)
赤い結界が消えました
「赤が消えた オーム(夫人達)が大人しくなった…」
「ツートレタ、セバチャンス帰りるザーマス、主人にこの立派になった 胸を あ いや 立派になったツートレタを見せないとザーマス」
「オーム夫人 わたくしはランジェリーを作ります。 夫人に似合う物作らせて頂きます、その際は商業ギルドへ起こし、ご指名ください このビクトリアを」
「え ビクトリアさんザーマスね 精霊さんも先程は 失礼しましたザーマス セバチャンス帰るザーマス」
剣士と魔法使いが頭を下げた
サバチャンスは深々とお辞儀した90度の角度
地面にセバチャンスの所だけ雨がポツリポツリと…
オーム部長爵夫人達は帰っていった
「婆様 オームが帰っていったよ」
ポツリと少女が言った
「お~ く 詳しく説明しておくれ 私の目の代わりに」
婆様は震えながら少女に聞き返した、目が不自由なようだ
「赤い髪の赤い服を着た人がオーム(夫人達)を大人しくさせたの…帰っていった」
「お~ 『その者、赤き衣を纏いて、金色の地に降り富をもたらさん』伝説は本当だったんじゃ」
また、回りが騒ぎ始めた
お~ ザワザワ
どこかで聞いたような?見たような?
「あの~ お婆さん お婆さんは目が悪いのでしょうか?」
「この目は殆ど見えません」
「その子はお孫さんですか?」
「え~ そうです 孫娘です 目を悪くしてから産まれた孫です」
【神眼】『診察』白内障
『白内障』加齢による水晶体の濁り、回復可能
「『状態異常耐性』」
「見える あ~ 見えます」(ToT)
「おばあちゃ~ん」(ToT)
孫と抱き合って泣いてます(ToT)
またまた大衆が騒いでいます、もらい泣きしてる人も(ToT)
お~ 医者か? 回復魔法も使うの? ザワザワ
お婆さんには食堂を経営する娘夫婦が居た
大衆食堂『谷の風』
「お母さんの目を治してくれてありがとうございます」
「お義母さん 余り無理はしないでくださいね」
「バカたれ、こんなかわいい孫の顔が見られたんじゃ、後10年 いや20年は死なん」
みんな笑った
「さぁさぁ 食べて 食べて 遠慮は要らないよ」
「これも美味しいよ」
お婆さんも元気に料理を運んでくる、孫と一緒に
わたくし達は美味しく朝食を頂きました
「ご馳走さまでした、とても美味しかったです」
「ボクもそう思う 美味しかった もっと食べたかった」
エスプリは初めて食事をしたのでは?
「ご馳走さまでした」
「ご馳走さまですわ 美味しかったですわ」
「とても美味しかったです ご馳走さまです」
「また、来たいです」
それぞれお礼を言って店を出た
「朝食も終わりましたね、わたくしは商業ギルドへ行きます、みなさんも昨日の予定通り午前中は別行動、お昼に冒険者ギルド待ち合わせでよろしいでしょうか?」
「はい」
ということで 別れた
わたくしは商業ギルドへ来てます
「ギルドマスターチョコパさん居ますぅ? わたくしビクトリアです」
残り1816日
〈D.W.の爵位〉
『会長爵』
爵位で一番偉い
『社長爵』
爵位で二番目に偉い
『専務爵』
爵位で三番目
『常務爵』
爵位で四番目
『部長爵』
爵位で五番目
『課長爵』
爵位で六番目
『係長爵』
爵位で七番目
各、間に副の爵位がある
例:『副部長爵』
※『武』『知』が付くとその分野の優れた者への爵位
例:『武:部長爵』
冒険者(主に前衛職)、兵士、衛兵等武人に与えられる爵位
『知』冒険者(魔法系職)、商人、開発者、研究者等に与えられる爵位
『赤 服(上下セット)スカートバージョン』
レア度:オリジナル
種 類:鎧
防御力:160,000
買 値:未設定
売 値:未設定
スロット:【不可視の壁】【魔力吸収】【魔力貯蔵庫★★★】【魔力貯蔵庫★★★】【天使の翼】
特 徴:究極金属を極細鋼線にし、編み上げた服、ビクトリア専用、ズボンの裾を短くその分を膝長けスカートにする、総重量は16t。色は赤
※防御力隠蔽の際、『,』の跳ね部分を【小と大】で小さくし、160.000に見えるように細工する
〈作者の呟き〉
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
第55話 立派になっちゃった?
前回のあらすじ
朝、エスプリに起こされる。まだ、ミニミーゼだった、服をせがまれポーチの僕の服を小さくして、使わせようとした。いっそ、エスプリを大きくすればと大きくすると、シーレンさん、エナ、スイレンも大きくしてくれ となり、人間サイズの精霊パーティーが結成?された
「ここザーマスか?精霊が泊まってる宿は?」
…(--;)ザーマス?
「ママ、ママ、早く早く」
…(--;)ママ
「小さいザーマスね、きれいじゃないザーマス…こんなところに本当に精霊が泊まってるザーマスか?」
「ママ、家に泊めてあげようよ」
「そうザーマスね、ツートレタちゃんは賢いザーマス 流石、オーム部 長 爵の長男ザーマス」
ザーマスおばさん、オーム部 長 爵夫人
5段階評価だと
体型 2 痩せている(煎餅)
顔立ち 4 中々かわいい(きれいよりかわいい)
身長 3 体型に合って高くも低くもない
服装 2 キラキラピカピカ(成金主張し過ぎ)
態度 2 嫌いに近い(態度がデカイ)
メイク 2 塗りすぎ
備考:根っからの貴族の女性そんな感じ
※ビクトリアの個人的評価
§§§§§ ステータス §§§§§
名 前:オーム=フォン=テイコー
種 族:人族
年 齢:39
性 別:女
職 業:オーム部 長 爵家第1夫人
備 考:ツートレタの母
§ § § § § § §
ツートレタ坊っちゃん、オーム部 長 爵家の男の子
5段階評価だと
体型 3 痩せているが鍛えてる?
顔立ち 4 中々イケメン(母譲り?)
身長 3 体型に合って高くも低くもない
服装 2 キラキラピカピカ(成金主張し過ぎ)
態度 2 好きではない(マザコン?)
備考:魔力を感じる、剣ダコ…魔法も剣も修行をきちんとしてそう
※ビクトリアの個人的評価
§§§§§ ステータス §§§§§
名 前:オーム=フォン=ツートレタ
種 族:人族
年 齢:11
性 別:男
職 業:オーム部 長 爵家長男
備 考:テイコーの長男、マザコン?
剣ダコを作るくらいの努力家、魔法の才もある
§ § § § § § §
「セバチャンス、精霊を連れてくるザーマス」
「そうだよ、セバチャンス早く」
「はい、奥様、お坊っちゃま只今」
セバチャンスと呼ばれる初老の執事が宿屋に入っていった
セバチャンス、オーム部 長 爵家の執事
5段階評価だと
体型 2 痩せている
顔立ち 4 中々イケメン(若い時はモテたかな?)
身長 3 体型に合って高くも低くもない
服装 5 完璧執事です
態度 4 5に近い4
備考:雇いたい優秀だと思う 優しいオーラを感じる
※ビクトリアの個人的評価
「お待たせいたしました、奥様、お坊っちゃま、精霊様のご一行様は既にこの宿には居られないとのことだそうです」
「なんでザーマス、わたくしが態態足を運んだザーマスのに」
お怒りモードです
「受付の方も宿を出たのを確認していないと申しておりまして…どちらへ向かわれたのか解らない ということでございます」
セバチャンスも困った顔をしている
「ママ、ボク、友達に精霊連れてくるって言っちゃった」
わたくしは、小さい声で聞いてみました
「シーレンさん、あの方のお誘いお受けになられますか?」
「丁寧にお断りします」
「ワタシも行きたくないですわ」
「ボクもイヤ」
「私もみなさんと同じです」
全員意義なしの招待拒否です
「では、みなさん朝食に行きましょうか」
「はいですわ」
「うん」
「お腹空きました」
「何を食べますか?」
「安くて美味しくて量も多いのがいいです(¥o¥)」
「ママ、精霊いないなら、あの子達連れていこう」
あの子=シーレンさんでしょうか?エナさんでしょうか?エスプリさんでしょうか?スイレンさんでしょうか?ミーゼさんでしょうか?わたくしでしょうか?
達=は?
「失礼いたします(ペコリ) わたくし、オーム部 長 爵家の執事 セバチャンスと申します…」
§§§§§ ステータス §§§§§
名 前:セバチャンス
種 族:人族
年 齢:49
性 別:男
職 業:オーム部 長 爵家執事の1人
備 考:サバチャンスの弟(四男)
§ § § § § § §
キョロキョロ
セバチャンスの話している相手はわたくし達しか居りません
「今、お食事の話をされていたと思うのですが、ツートレタ坊っちゃんがお招きしたいと申しております…」
聞こえてたの?
「それに、後ろのお嬢様方のお召し物が『妖精の衣』『妖精の羽衣』『精霊の羽衣』と人の物ではないので、お噂の精霊様のご一行ではないかと…」
「あら セバチャンスさんは、服にお詳しいのですか?」
「職業柄、『鑑定』を習得しております」
「『鑑定』持ちでしたのね」
ステータス追記
備考:『鑑定』持ち
「ママ、彼女達が精霊だって、ボクのカンは当たるんだ」 (エッヘン)
絶対に後付けでしょうね
「まぁ~ 流石、次期オーム部 長 爵当主、ツートレタちゃんザーマス」
「セバチャンス 彼女達をお屋敷に」
「はい、奥様」
「ということなのです、ご招待お受けいただけないでしょうか?」
「先程 全員一致でお断りする事になりましたの 悪しからず みなさん、行きましょう」
わたくしが踵を返すとツートレタが
「ボクの言う事がきけないのか?ボクはオーム部 長 爵家の長男で偉いんだぞ、逆らうのか?」
「そう言われましても 全く 全然 これっぽっちもあなた方に興味も関係も無いものですから、はっきり お断りしますわ」
回りの傍観者も驚いている ザワザワ
護衛の一人が剣を抜く
「ツートレタ様に逆らうのか?」
「はい、お断りいたします」
回りが更にざわつく ザワザワ
護衛の一人が呪文を唱えた
「『魔法禁止』『魔法禁止』」
その場が赤っぽい光に包まれた
「この魔法の重ね掛けで、あなた達の魔法は使用禁止にしました、幾ら精霊でも魔法を使用禁止にすれば、只の小娘です それでも逆らいますか?」
「『ファイアボール』 (ボウッ) 何かしました? 禁止? 何をですの?」
わたくしは、指の先にファイアボールを作っりました
なぜなら、わたくし達は剣を構えられた時点で『無の空間』の中にいるからです
「な な 何故魔法が使えるの?何故…魔法を使用禁止にしたのに」
「(ファイアボールを宙に浮かせ)『ライト』『ウォータボール』『ウインド』『アースウォール』」
今度は灯りを灯し、水玉を浮かせ、風を起こし、土のイスを作る を、一瞬で同時に行った…魔法の多重多種多属性同時発動、魔法の超超高位使用方法
「(土のイスに座り、足を組む)なんででしょうね?」
スーレンさん、エナさん、スイレンさん、ミーゼ、エスプリも各々杖に魔力を込めていた、目視出来るように
「なっ、火だけでなく、光、水、風、土 5属性 それを同時に…一瞬で あり得ない」
「レベル レベルが違いすぎる」
後ろの女魔法使いが呟く、剣を構えた護衛も剣を下ろす
「あなた(レベル)おいくつ?」
「私は、さ さん 37です」
その女性魔法使いが実年齢を言った、赤くなりながら
「あら レベルを聞いたつもりでしたのに」
「レベルは45でしゅ」かんだ
「そう レベル45、中々ですわね わたくしはレベル25ですわ この中で一番低くてよ」
「「…「…「え~」…」…」」
その場に居た全ての(わたくし達を除く)人が同調しました
「ボクはレベル30」
(実際のエスプリはLv.357ですが、今はミーゼに擬態してるからです)
「私もレベル30です」
「私、レベル70です」
「ワタシはレベル700越えですわ」
「私 レベル900以上ですが、ビクトリア様の方が遥かにお強いかと」
回りが土下座状態になりました
エナさんやシーレンさんのレベル&本当に精霊だと思ったせいだと思います
留めの一撃
「ねぇ ミーゼ ビクトリアって冒険者じゃないよね」
「そうですね、商業ギルド所属の職人 でしょうか?今は」
ガチャリ ドサッ ゴトッ ドサッ
剣士は剣を落とし項垂れ、魔法使いは杖を落とし座り込んだ
(冒険者じゃない…ブツブツ)
(指)パッチン 魔法を消す イスもちゃんと戻しました
「わたくし達、忙しいので失礼したいのですけど」
わたくしはオームなんちゃら夫人に近づき尋ねた
「わ わ 私に さ 逆らうの…(あなたまで) ゆ 許しませんよ」
動揺はしてても態度はデカイ
?あなたまで
「(『誘惑』)何かありました?よかったら聞かせて」
わたくしはスキル『誘惑』を使いました
〈★★★〉希望を叶えたくなる
「主人が…構ってくれないザーマスの セカンドに夢中ザーマス」
(何でわたくしこんなことを話すザーマス?)
涙目で語る
※セカンド…第二夫人の事
「セカンドに夢中?」
「ただ、胸の大きいだけの女性ザーマスなのに…」
自分の胸に手を当て涙目で語る
わたくしはその手の上から手を当てて【小と大】(無言詠唱)
「わたくしは、そのセカンドを存じませんが、あなたの方が美しいのでは?ツートレタ様の手には剣ダコもあり、子育てもきちんとされているようですし…少しその態度を小さく(【小と大】無言詠唱)して、回りに目を配り、もっとご自分に自信を持ち胸を張りなさい(胸を大きく【小と大】無言詠唱)」
胸のボタンが弾けた パチンパチン
「あ~あ~ 胸が 胸が…」
夫人は泣いてます(ToT)
今度はツートレタに触れた
「あなたもお母さまが大事でしょうが思いが大きすぎます(その気持ち小さく程よく【小と大】無言詠唱)、もっと回りを見なさい、当主になるのなら(民を思う気持ち大きく【小と大】無言詠唱)」
「ママ…いや、お母様 ボクは、次期当主として気持ちを切り替えます! もっと修行をして皆に頼られる当主を目指します!」
親子、抱き合い泣いてます(ToT)
赤い結界が消えました
「赤が消えた オーム(夫人達)が大人しくなった…」
「ツートレタ、セバチャンス帰りるザーマス、主人にこの立派になった 胸を あ いや 立派になったツートレタを見せないとザーマス」
「オーム夫人 わたくしはランジェリーを作ります。 夫人に似合う物作らせて頂きます、その際は商業ギルドへ起こし、ご指名ください このビクトリアを」
「え ビクトリアさんザーマスね 精霊さんも先程は 失礼しましたザーマス セバチャンス帰るザーマス」
剣士と魔法使いが頭を下げた
サバチャンスは深々とお辞儀した90度の角度
地面にセバチャンスの所だけ雨がポツリポツリと…
オーム部長爵夫人達は帰っていった
「婆様 オームが帰っていったよ」
ポツリと少女が言った
「お~ く 詳しく説明しておくれ 私の目の代わりに」
婆様は震えながら少女に聞き返した、目が不自由なようだ
「赤い髪の赤い服を着た人がオーム(夫人達)を大人しくさせたの…帰っていった」
「お~ 『その者、赤き衣を纏いて、金色の地に降り富をもたらさん』伝説は本当だったんじゃ」
また、回りが騒ぎ始めた
お~ ザワザワ
どこかで聞いたような?見たような?
「あの~ お婆さん お婆さんは目が悪いのでしょうか?」
「この目は殆ど見えません」
「その子はお孫さんですか?」
「え~ そうです 孫娘です 目を悪くしてから産まれた孫です」
【神眼】『診察』白内障
『白内障』加齢による水晶体の濁り、回復可能
「『状態異常耐性』」
「見える あ~ 見えます」(ToT)
「おばあちゃ~ん」(ToT)
孫と抱き合って泣いてます(ToT)
またまた大衆が騒いでいます、もらい泣きしてる人も(ToT)
お~ 医者か? 回復魔法も使うの? ザワザワ
お婆さんには食堂を経営する娘夫婦が居た
大衆食堂『谷の風』
「お母さんの目を治してくれてありがとうございます」
「お義母さん 余り無理はしないでくださいね」
「バカたれ、こんなかわいい孫の顔が見られたんじゃ、後10年 いや20年は死なん」
みんな笑った
「さぁさぁ 食べて 食べて 遠慮は要らないよ」
「これも美味しいよ」
お婆さんも元気に料理を運んでくる、孫と一緒に
わたくし達は美味しく朝食を頂きました
「ご馳走さまでした、とても美味しかったです」
「ボクもそう思う 美味しかった もっと食べたかった」
エスプリは初めて食事をしたのでは?
「ご馳走さまでした」
「ご馳走さまですわ 美味しかったですわ」
「とても美味しかったです ご馳走さまです」
「また、来たいです」
それぞれお礼を言って店を出た
「朝食も終わりましたね、わたくしは商業ギルドへ行きます、みなさんも昨日の予定通り午前中は別行動、お昼に冒険者ギルド待ち合わせでよろしいでしょうか?」
「はい」
ということで 別れた
わたくしは商業ギルドへ来てます
「ギルドマスターチョコパさん居ますぅ? わたくしビクトリアです」
残り1816日
〈D.W.の爵位〉
『会長爵』
爵位で一番偉い
『社長爵』
爵位で二番目に偉い
『専務爵』
爵位で三番目
『常務爵』
爵位で四番目
『部長爵』
爵位で五番目
『課長爵』
爵位で六番目
『係長爵』
爵位で七番目
各、間に副の爵位がある
例:『副部長爵』
※『武』『知』が付くとその分野の優れた者への爵位
例:『武:部長爵』
冒険者(主に前衛職)、兵士、衛兵等武人に与えられる爵位
『知』冒険者(魔法系職)、商人、開発者、研究者等に与えられる爵位
『赤 服(上下セット)スカートバージョン』
レア度:オリジナル
種 類:鎧
防御力:160,000
買 値:未設定
売 値:未設定
スロット:【不可視の壁】【魔力吸収】【魔力貯蔵庫★★★】【魔力貯蔵庫★★★】【天使の翼】
特 徴:究極金属を極細鋼線にし、編み上げた服、ビクトリア専用、ズボンの裾を短くその分を膝長けスカートにする、総重量は16t。色は赤
※防御力隠蔽の際、『,』の跳ね部分を【小と大】で小さくし、160.000に見えるように細工する
〈作者の呟き〉
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
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