これって?ゲーム?異世界?

久留米天狗

第2章 第43話 霊力?

第2章 ブラックスマホの伝説
第43話 霊力?



前回のあらすじ
馬か鳥?を召喚したかったショウリだったが、2つを合わせた?ような、ツインダックヘッドキャメルを召喚した。エスプリ、ミーゼ、スイレンの協力で契約に至る




「ど どうなっておる? ショウリ様がまだ回復せん?」
「すいません……僕のMP5000越えてますから……」

「「「なんですとぉ~」」」
ライトメル、レフトメル、スイレンが同調シンクロし驚いた

「MP5000ですか~」

「通りでワシらを満足させられるはずじゃ」
「ビックリ、ビックリ」

「エスプリとミーゼ以外は誰も知らない事なので内緒でお願いします」
「わかりました」
スイレンが答えた
「ショウリ様の仰せのままに」
「内緒、内緒」

「ん?あれ?」
「ショウリ どうした?」
「ショウリ どうかしました?」
「ショウリさん? どうかしました?」
「ショウリ様 どうなさいました?」
「どうした?、どうした?」

「MPが 回復してません……」

「ショウリ様がワシらより(MP量が)多いからまだ回復しきれてないのでしょう?」

「いえ 全然回復してません 何か?霊力が付いてます……」

§§§§§ ステータス §§§§§
 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
レベル:16 [ F(仮) ]
H P: 5120/5120
M P:  170/5120
霊 力: 5120/5120 (【神眼】霊力5120=MP 15360)

「!? え MPが…」
「MPが?」

「(MPと霊力合わせると)2万越えちゃいました……」

「「「「「なんですとぉ~~」」」」」
全員が同調シンクロし、驚いた

「な 何で、MPが2万越えるのですか?お金持ちだからですか?(¥o¥)」
ミーゼが叫ぶ

「なんと 神の域に達しなされましたか…お金持ちとな?」
「ショウリ 神様、神様 お金持ち?の神様」
「ボクのショウリが神様?」
「(あの方が目をかけたのはこういうことですか?) 流石ショウリさんですね」

僕のステータス(上記部分だけの表示、他隠蔽)を見て確認……言葉を失ってます
スイレンにお礼を言った、スイレンからもお礼を言われた。スイレンは『天使の翼』で戻っていった



「ところで、ライトメルさん、召喚って、希望通りの召喚したい召喚獣を召喚出来るのですか?今回はツインダックヘッドキャメルで、前回が二つ尾ミニチューだったんですが」

「召喚はほぼ運…1割程度の確率…条件付けで特定の召喚獣を呼べんことも無いが」
「無理、無理」
「後は、上位召喚獣を先に召喚していた場合、それより下級を呼び出す事は難しくはない」

「僕は、鳥の召喚獣を呼び出したいのですが出来ますか?」
「霊力混ぜよう、混ぜよう」
「ワシらの霊力を混ぜて、召喚してはどうかな?上手く行くかは解らんが」

僕は、再度 召喚魔方陣を造った

霊力は使わず、僕も、ライトメル、レフトメルも魔力で召喚を試みた

魔方陣が光った

光が鳥の姿に変わった
成功か?

「カラス?」
黒い鳥 大きさも40cm程

「カラスと呼ばれるのは嫌いだ 『クロウ』と呼べ」
命令口調…
「カラス 偉そう」
エスプリがそれを言うか? いつもスライムって言うなって言ってるエスプリが(--;)

「カラスって言うな! クロウと呼べ」

「あの クロウさん? 僕と召喚契約をしてもらえませんか?」
「俺は、光る物が好きだ!光る物をくれ!そのスライムでもいいぞ」
「スライムって言うな ボクは『エスプリ』」
…エスプリ(--;)
「ホホホホ エスプリもさっきクロウをカラスって言うたではないか ホホホホ」
「言った、言った」
「うっ クロウごめんなさい、ボクは、『エスプリ』って呼んで でも、ボクは、ショウリの物 ショウリの側から離れない」
「エスプリはやれない、大事な仲間だから…光る物なら、ミスリルはどう?」
「ミスリルは硬い 軟らかいものがいい」
「例えば?」
「レインボースライムの液玉」
「あるよ」
出ましたエスプリのお決まりのセリフ

無事、クロウを召喚契約出来ました

§§§§§ ステータス §§§§§
名 前:クロウ
レア度:★☆☆☆☆☆☆
分 類:魔物(召喚鳥類)
種 族:クロウ(カラス)
性 別:オス
年 齢:6
職 業:エスプリの召喚鳥
レベル:7
H P: 40/40
M P: 10/10
信頼度:★★☆☆ エスプリ(ショウリ★☆☆☆)
サイズ:体長38cm、体重0.55kg
性 格:いたずらっ子
特 長:光る軟らかい物が好き
 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

「あれ? エスプリの召喚鳥?」
「レインボースライムの液玉くれたのエスプリだ、俺はエスプリが好き だから」
「「え~~」」
僕とエスプリが(--;)
「ボクは、ショウリの物なの!ね、ショウリ」
「そ そうだね…」
同意を求められても困ります(--;)

「何? 違うの?」
「いや そうじゃなくて クロウがエスプリの召喚鳥なのがショックで…」
僕は誤魔化した

「呼び出しはショウリがしていいぞ、それくらいはさせてやる」
やっぱり偉そう
「そうさせてもらいます では、フレンド登録を済ませましょう」
フレンド登録の理由を説明し、登録してもらい帰ってもらった

「ショウリ様、こんな感じになります」
「どう、どう?」

「失敗では無いけど…召喚って難しいね(--;)」
「ショウリなら、直ぐ出来るようになる」
「今日初めての召喚ですから…」
「今日は、疲れた…宿屋に戻ろうか?」

「ワシらは、どうしたらよいですかな?」
「一緒、一緒」

「どうしよう? エスプリ、ミーゼ どうしたらいいと思う?」
「ボク、一緒でもいい」
「明日は、早朝出発の護衛ですから、今日は、とりあえず戻ってもらったらいいかと…」
「僕たちだけで決められないね、ごめん、とりあえず戻ってくれるかな?」
「ショウリ様の仰せのままに」
「残念、残念」
ライトメル、レフトメルは戻っていった

僕らは、転移で宿屋ヘ、食堂で昼食を済ませ 部屋に戻った


コンコン
「ショウリ様、村長の使いの方がお見えですが…」
受付の女性の声
「はい ちょっと待ってください」

「村長は面倒」
エスプリが言う
「さっきの今ですからまた、呼び出しでしょうか?」
「会うだけ会ってみようか?断るのはそれからでも出来るし」

僕らは、受付さんと下に降りていった

ソバクワンさんが待っていた
「先程は、大変失礼しました」
ソバクワンさんは深々とお辞儀し謝ってきた
「もういいです、こちらこそ突然帰ってすみませんでした」
本当、突然ですよね『テレポート』でしたから
「誠に申し上げにくいのですが、もう一度屋敷まで来ていただけませんか?」
「は? 娘さんの件ははっきりお断り致します」
「そうです ショウリは断ったでしょう」
「ショウリは 行かない」

「いえ、先程の事はこちらの一方的な申し出でしたので、ショウリ様の事を考えていませんでした、申し訳ございません…今回はご主人様のケガを治していただきたいのです」
「は?ケガ? 先程は、元気でしたよね?」
舌でも噛みました?って言おうとしたけどのみ込んだ

「すみません…大ケガで緊急をようします、歩きながらでよろしいですか?」
「ここで伺います、いざというときは転移しますので」
「そ そうですか? では、あちらで」
僕らは、食堂のテーブルで話を聞いた

なんでも、村長は僕らに腹をたて、商隊の出発を邪魔しようと馬主の家に行ったらしい
そこで馬に蹴飛ばされ、この寒さに凍っていた豆腐の角で頭を打ち、大ケガをしたとのこと
(バチが当たりましたね(--;))
子馬を見に来ていた村人に屋敷まで運んでもらったが医者もさじを投げるほどのケガで、運んでくれた村人が僕が回復魔法を使っていたと話し、ソバクワンさんが向かえに来た ということのようだ
ソバクワンさんが泣いて語った
どうか、助けてくださいと

エスプリもミーゼも呆れていた
仕方なく、僕は転移魔法で村長宅に行き、回復魔法でケガを治してやった

金貨10枚で助けて欲しいと…やっぱりケチである
まぁ、トトマ村の医者のレベルが低いだけの事だったから、死ぬようなケガでは無かったから…ソバクワンさんの演技が上手かったから
金貨10枚もらえたから…ミーゼが


僕らは、また転移魔法で宿屋に戻ってきた

「疲れた~」
「本当 疲れた」
「つぅ~金得かねえました~ (¥o¥)」

「お風呂でも、入ろうか?」
「「はい!」」 元気な返事(-_-;)
みんなでお風呂に入った

僕はミーゼさんに背中を流してもらった
僕もミーゼさんの背中を流した
湯船の中でお湯の掛け合いをした
エスプリは湯船に飛び込みお湯飛沫?をあげた
僕は精霊魔法『聖なる湧水サンクチュアリウォルター』のお湯バージョンを使ってみた
勢い余ってエスプリが湯船から飛び出した、天井までのお湯柱?僕も、ミーゼも頭からずぶ濡れ…
「ごめん、まだ加減が解らないや」
僕らは、笑った


僕は風呂上がりシルクのパジャマを着た
ミーゼさんはバスローブ姿…パジャマ姿の僕に
「わ 私も パジャマ欲しい です」
「ボクも」

僕らはベッドに腰かけました
「エスプリ パジャマを作る 柔らかくて、吸水率の高い素材ってある?」
「あるよ」
ミーゼさんは、エスプリが収納能力持ちだったことに驚いた
さっきクロウに『レインボースライムの液玉』を出した時はポーチ収納アイテムだと思っていたらしい

エンジェルスライムの羽  × 20
合体スライムの液玉    × 10
シルク(生地)       ×  1
シルクの糸        ×  1
エンジェルスパイダーの糸 ×  1
エンジェルスパイダーの羽 ×  4
綿(生地)         ×  1
綿の糸          ×  1
レッドプラントの花びら  ×  4
ブループラントの花びら  ×  4
グリーンプラントの花びら ×  4
イエロープラントの花びら ×  4
オレンジプラントの花びら ×  4
ピンクラントの花びら   ×  4
パープルプラントの花びら ×  4
ブラックプラントの花びら ×  4
レインボープラントの花びら × 4

セラミックドラゴンの鱗  ×  2(ポーチから)

僕は、ミーゼに僕のパジャマを着せた、合成のものを
イメージを上げるために…

ミーゼ専用パジャマ(シルク)セット   × 10色
ミーゼ専用パジャマ(コットン)セット  × 10色
ミーゼ専用ネグリジェ(エンジェル素材) × 10色
ミーゼ専用下着セット(コットン)    × 10色
ミーゼ専用下着セット(エンジェル素材) × 10色

エスプリ専用寝巻き(ローブ、エンジェル素材)×10色

を、造った
※ブラはフロントホック、セラミックドラゴンの鱗製
 パジャマは普通ですが、ネグリジェや下着はレースやリボン等を使用してます
 下着は脱いでも跡が残らないようイメージして造りました(加護の能力最高)
※10色は花びら(9色)+白


エスプリもミーゼも、泣いて喜んだ(ToT)

僕は、着替えの間 風呂場へ行った

「「ショウリ もう、いいよ」」

エスプリは白、ミーゼはピンクの下着とネグリジェを、着ていた
「エスプリもミーゼもとても可愛い、似合ってる」

その後、ファッションショー…
今度は、僕がヘッドに座り、風呂場から着替えて出てくるエスプリとミーゼ
途中からはエスプリも観客、ミーゼの1人ファッションショー
下着だけで僕らの前に出てくる
いやらしくはない…男の子も静かにミーゼのファッションショーを堪能していた



1818日



MP限界
~1000  人族、魔物、魔獣他    《ミーゼ》
~5000  ハーフエルフ、魔獣ボス級、エルフ 《エスプリ》
~8000  精霊、エルフ長老     《ライトメル(レフトメル)》
~15000 霊獣、大精霊
15000~ 神            《ショウリ》
※人族で、1000を越えるのは非常に珍しい
 ミーゼは1000を越える可能性あり
 ライトメル(レフトメル)は8000を越える可能性あり


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