これって?ゲーム?異世界?

久留米天狗

第9話 このスライム《こ》は、天然?(2)

第1章 両親の思い
第9話 このスライムは、天然?(2)



前回のあらすじ

カメレオンスライム(亜種)のスキル『最低保証1』の説明

このスライムが、天然であることが、確定しました。




「僕は、カメレオンスライム あなた をカード化…仲間にできました
(職業に、ショウリの『カードモンスター』とあるから、そういうことだろう)
だから、カメレオンスライム あなた のステータスを見れるようになりました。
これは、理解できますよね?」

~~~~~~~~~~

僕は、こういうこと(モンスターのカード化、カード化したモンスターのステータスの確認)は、当たり前のことだと思っていた。

そして、次のカメレオンスライム 彼女 の対応を
ノベラの典型的な
「見たんですか? …なんたらこうたら… からの~ 『責任とってください!』」…みたいなパターンが、頭をよぎった

~~~~~~~~~~




「????? はい?」(・・;)?
 四度よたび
「ボ…ボクの…ステータス…を…人間あなたが…見た?…と?」

「はい、初めて『モンスターカード』を手にしましたので、詳細をじっくり確認しました。」

「ステータス…ね…年齢とか?」

「はい、さん…」

ピコッ
『カメレオンスライム(亜種)の攻撃』
   『体当たり』クリティカルヒット!

ドガッ!

「グフッ」
  ▼
『ショウリは、233のダメージ』
(突然の、テロップに驚き、攻撃を受けてしまった)

カメレオンスライム 彼女 の、至近距離からの『体当たり』を諸に腹に喰らって、膝をついた…

 ~ ~ ~ ~ ~ ~

あ あれっ?(ハァハァ)
い 痛いよ…痛い…めちゃくちゃ痛い…(ハァハァ)

D.W.ドリーム.ワールドって…夢じゃなかったの? 夢でも痛み感じる?

『体当たり』?クリティカルヒット?…HPが減った…
ダメージ233…能力補整が無かったら、死んでますよ…即死ですよ…やっぱり強い…強すぎでしょう…

と…とりあえず、回復

 ~ ~ ~ ~ ~ ~




「バ…いや…デカヒール」
ショウリは、全快した

「何をするんですか? いきなり」
(痛みは和らいだ…ショウリは、お腹をさすりながら言った)

「あ 人間あなたが、ボクおとめの年齢を口にしようとしたから…です」

カメレオンスライム 彼女 は、赤くなり 消えた 二度目ふたたび


 ~ ~ ~ ~ ~ ~

は? 乙女? 312歳が? スライムが?

言葉にすると、消えた状態からの『体当たり』とか、怖いから

ショウリは、言葉を飲み込んだ

 ~ ~ ~ ~ ~ ~





「すみません…気が利かなくて」
 謝っておいた

「ボ ボクも ごめんなさい」
「大丈夫…ですか?」
(姿を消したまま話す)

「はい…なんとか」
(まだ少し痛いが…お腹をさすりながら言った)

「233のダメージですよ?
 普通、死にますよ?」

 ~ ~ ~ ~ ~ ~

いやいやいやいやいや

普通、死にますよ って、カメレオンスライム あんた がやったんでしょうが…殺す気だった?口封じ?

 ~ ~ ~ ~ ~ ~




ショウリは、青くなりながら

「あの~ 姿が見えないと話しづらいので…出てきて、もらえませんか?」
(とても怖いからとは、言えなかった)

カメレオンスライム 彼女 は、姿を見せてくれた

「話をもどしますが…」

 ~ ~ ~ ~ ~ ~

全然進んでないのでは?

たぶん、体重の事を口にしたら、今度こそ口封じころされそうだから、言わないようにしよう
心に誓うショウリだった

 ~ ~ ~ ~ ~ ~





「えっと、カード化で、ステータスが見れる…
というところからでしたね…」



〈作者の呟き〉
カメレオンスライム 彼女 の、ステータス…『最低保証』だけで、後2話くらいできそう…1日1話のペースは、なるべくキープしたいと思っています。
この流れだと、第1章が終わるのはまだまだ先ですね…


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