【嫌われ体質】自覚したら最強?かも

久留米天狗

(76)【閉鎖空間(クローズドスペース)】は危険?

(76)【閉鎖空間クローズドスペース】は危険?



召喚の館で、家族で召喚、ウナが空飛ぶ絨毯?、ランコが亀、アメイヤがユニコーン・ペガサス、紅がビックシルバーグレートドラゴン(お帰り頂いた)、俺がサキュバスを召喚に成功した。

「よろしくお願いします、だいすけ様。ビューティーは、第四夫人としてお仕えします。」

「へ? 第四夫人?」
1紅、2ランコ、3ウナ、4ビューティー?

「えーーー!」
驚いた、従魔4体目じゃなく、お嫁さん四人目だったの?

「? どうかされました?」
「ははっ、何でもないよ」
今更、勘違いだなんて言えん。
勘違いで、結婚…良いのか?


魔法陣の場所からみんなのところへ
「聞こえてましたが、説明して貰えますか?」
丁寧な言葉使いで、聞いてくるランコ
「彼女は、ビューティー、俺の召喚獣?」
「ビューティー、召喚獣でいいのか?」
「従魔って言って、獣じゃないから」

「俺の従魔、後で、服は着替える、これからは他の男に色目を使わない、旅に同行する。」
「それから?」
「…」
「そうですね、ここでは、何ですから、アメイヤちゃん、【閉鎖空間クローズドスペース】いい? 私たちをそこへお願い出来る?」「外部に会話を聞かれないようにして」
「うん、たぶん大丈夫、出来ると思う」

そので、アメイヤは、【閉鎖空間クローズドスペース】を発動、長径5メートル、俺らを包む。ビューティーが驚く。
アメイヤが魔法を使えたから

「ここなら、聞かれることもありません。お話しください」
「ビューティーが、四番目になった。アメイヤ、ビッガー、紅の次。 で、紅、ランコ、ウナの次に」
「私達の意見は無しですか? 相談無しですか?」
「ウナは、だいすけが決めたことだから従うけど…。」
「私も、だいすけ様のお決めになった事ですから、従います。仕方なくですが…。」

「二人が認めるなら、ワタシが認めないの変じゃない、何でこうなるのよ」
「あの~、私から聞いてもいい?」

「そ、そうね、それじゃ先ずは、自己紹介から。ワタシはイダリベス・ブ=ランコ、ウサギの獣人、第二夫人。料理担当」
「ウナは、風の妖精、ウナ・ブリーダ、第三夫人。だいすけとは約1年一緒。」
「私は、紅。だいすけ様の従魔です。アメイヤちゃんのママです」
「ボク、アメイヤ。紅もランコママもママです。ウナはウナ。だいすけはパパ」

「?、風の妖精? 紅は、従魔? だいすけ様がパパ? え? という事は、私アメイヤちゃんのママ? え?」

ビューティーの頭に『??』
「まぁ、直ぐに理解しろとは言わない、アメイヤも俺の従魔、本当の子じゃないが、パパと呼ばせてる。アメイヤが紅をママと呼ぶから、家族になった。冒険者登録にセンターに行ったら、ランコと一緒に過ごすことになり、妖精のウナが見えないと不便だから、眼鏡をかけていた。教会に行ってお祈りしたら、神様に結婚を認められ、紅、ウナ、ランコを妻にした。 って、流れだ。」

益々『??』
「そして、落ち着いて聞いてくれ、俺の勘違いで、ビューティーと婚約した。俺は、てっきり従魔の契約が四番目だから、承諾したんだが、ビューティーは、第四夫人と思ったみたいだ。だから第四夫人の件は暫く保留、もっとビューティーの事を知ってから、みんなが、認めてから神様が認めてからにしないか?」

もう『?』で、理解不能のビューティー
「ついて いけません。理解できません、解りました、従魔としてだいすけ様のご命令に従います、暫く保留ということで、ですが、従魔としてお側に置いてください、私の事を知って頂くために」
「みんなも、それで良いな?」
「ウナは、いい」
「私も構いません、だいすけ様のご指示にいたがいます。」
「えぇ、ワタシもだいすけが、そういう人だと解ったから、五人目六人目が出来ても、もう文句は言わないわ、家族は多くても構わないから」
家族関係にドライな世界の人間の考えは理解できん。

話がまとまった?(のか?)
アメイヤが【閉鎖空間クローズドスペース】を解除した。

?ん? ここ、どこだ?
回りをキョロキョロ
「パパ、ここどこ?」
「だいすけ様、ここは、どこでしょうか?」
「ん~?どう見ても、召喚の館じゃないな」
「転移まで出来るの?アメイヤちゃんは?」
荒野…何も無いから、そう言う表現が適当だと思う。
「…、ここ、ワタシがスキル『ホップ・ステップ・ジャンプ』を初めて使った場所」

「え?」
俺達は、何故か、ランコの思い出の場所へ出てしまった。
閉鎖空間クローズドスペース】には、まだ謎が多い、これからは使用に注意しないと…。

「という事は、国境を超えたな? 見つかる前に戻るぞ」
『サーチ』で魔物を感知、魔物だから放置、みんなが俺に触れたのを確認して、記憶転移で、センターの召喚の館に転移した。

誰も居なかった、気づかれない様に外に出る

ビューティーを冒険者登録するために、センターの冒険者ギルドに向かう。

一応、リモートにメールする、『召喚の館で、メンバーを召喚、冒険者にしたいので、飛び級試験よろしく。空飛ぶ絨毯?と、ユニコーン・ペガサスを従魔登録したいので、よろしく。』と

途中服屋に寄り、ビューティーの服を買う、序でにみんなのも買う。
ビューティーはゴシックスカート?(こっちでは女性の冒険者が少しお洒落をするときに着る服)を購入、取りあえずだからこれで良い。
サイズの微調整と守備力を上げた。

 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
え?何故紅やランコも買ったかって?

「ビューティーには、買って、私達には無し? 結婚も勝手に決めたし…そうですか?ビューティーだけですか?」
何て言われて買わずに出れるか?
俺は、出来ん。

勿論、服代は俺の支払い。

え? 俺が作ればいいんじゃないかって?

女の服なんか作ったこと無い、女性陣の買い物にも免疫を付ける必要もあった、相場を知る必要もあった、服を作るときの参考・きっかけが欲しかった。
ゆっくり時間があるときだと、だらだらとなりそうだったから。
さっと、決めて、ギルドに行きたかった。

女の服って、何故か露出度が高い服の方が高価。ということが解っただけでも収穫。
 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

ビューティーは、収納ストレージのスキル持ち。装備は自分で収納。

で、冒険者ギルドに着く。

◆冒険者ギルド◆
カランコロン♪

視線が、集まる。

「おい、小僧。小僧のクセに子連れに女連れで、冒険者ギルドに来るんじゃねぇ」
「意味解らん。子連れって、俺の子は一応、赤だからな」
アメイヤがランドセルから、冒険者カード赤を出す。「ボクの。パパとママも赤」

大半は、俺らの事を知っているから、笑っている。知らない奴等は驚く。

「…「なんですとぉー!」…」同調シンクロした
男は、『すいませんでした』と消えた

(空いてた)受付カウンターに行く
年配の受付さん…そのせいで空いてた?
「従魔登録と、冒険者飛び級試験をギルマス リモートにメールしてたんだが?」
受付の年配の方は、鼻で笑う
「あんたねぇ、内のギルドマスターを呼び捨て?出直してきな」
このおばさんも俺等の事を知らないらしい

【神眼】リモートはギルマス室
転移でリモートを連れてきた
「あのね、だいすけ君、私を拉致してどうする気?」
突然消え、リモートを連れてきたから受付のおばさんが固まった
「このおばさんが、メールした内容を信じないから、説明してくれ。受付の教育がなってないぞ」
「ギルマスを拉致する君に言われたくないな」
リモートが、おばさんに
「どういう事かな?」と質問。
当の本人は固まって、隣の綺麗なお姉さんが代わりに説明。

おばさんは否定する
「証拠もあるぞ」
リモートに事の一部始終を記憶再現メモリープレイバックで見せる。
「そお、だいすけ君の言い方も悪いけど、対応は正しくないね」

おばさんは受付業務から外された とさ。




 §§§§ ステータス(白) §§§§
名前:ビューティー《サキュバス》
種族:魔族(小悪魔)
性別:女 (20歳)
レベル:41 [ ー ]
身分保証クラス:従魔/ごしき・だいすけの第四夫人/魔界の白爵しろしゃく《???》
主人ヴィルマ:ごしき・だいすけ
P・C:未登録
 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
ゴーストバスター
ゴーレムバスター
アンデッドキラー
 § § § § § § § § § § § § §
H P:1031(/1031)
M P:2079(/2079)
攻撃力:1336 +300
防御力:1394 +350
魔攻撃:1851 +300
魔防御:1901 +350

 力 :558
丈夫さ:570
魔 力:1294
敏捷性:747
器用さ:564
賢 さ:558
 運 :88
 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
【闇属性強化体質】闇属性には強い
 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
魔法属性:火20%、水10%、土10%、闇60%
火属性耐性、闇属性耐性

【魅了】【幻惑】【誘惑】【念話】【会話能力】『道具庫プチストレージ』【理想の姿イビーアイシン】【隠蔽】【隠密】【鑑定】【魔力感知】【分析】
『猫足』『闇目』『鷹の目』『地獄耳』『解錠』『並列思考』『詠唱短縮』『詠唱破棄』『無言詠唱』
 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
武器:三又の槍+300
防具:ゴシックスカート+300(魔+300)
アクセサリー:カチューシャ+50(魔+50)
 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
5月14日 だいすけの従魔になる。
5月14日 だいすけの第四夫人になる


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