【嫌われ体質】自覚したら最強?かも
(41)試練の塔(オルドルタワー)挑戦!
(41)試練の塔挑戦!
ー 入塔編 ー
『試練の塔』出現情報に挑戦したいと、カイブンさんにお願いし、別行動を許可してもらう。
商隊の護衛なら、こうはいかなかっただろう、商隊と合流後荷物をランドセルから出せば、荷物運びの任務は完了する。
【神眼】で、試練の塔を確認出来る距離に来た。
「見えた」
「どこ?」
「後、20キロ、四分で目視出来る、五分で、到着する」
※時速120キロで走ってます。
「ダレイナユグに寄らずに、直接、『試練の塔』に行ってみる」
今回は、町の側に現れた珍しいパターンだと言っていたが、町から二キロ程、離れている。これでも近いのだろう。
「着いた。」ふぅ~ 息も乱れていない。
冒険者らしい人の集まり、検問らしい。
並んでいるようには見えない
「この集まりは何だ?」
「ん? 見ない顔だな、この試練の塔は、入り口が人数制限があるタイプでな、ペアかソロでないと入れない様なんだ。中々相手が決まらん連中が、かたまってるんだよ」
「何か、問題でも? ソロじゃダメなのか?」
「ソロじゃ厳しいだろ、試練の塔には、それなりの魔物やお宝がある、罠が外せたり、荷物が持てたりとか、戦闘に長けた相手とかで分け前が変わるからな」
「お宝を持ち逃げされてもバカみたいじゃない」
「宝箱の中身は最低でも持って出たいが、退塔魔法陣があるフロアがどの階かは解らんし、敵が魔物だけじゃない…。」
「魔物だけじゃない?」
「冒険者も敵だ、それくらい常識だろ」
「あ、そういうこと」
「で、入塔に誰かの許可でも要るのか?」
「あそこのテーブルの所で、冒険者カードを出して、登録すれば入れるぞ。」
「これは、お礼だ」串団子をあげた。
「あ、ありがとう」貰った方が驚いていた。
【神眼】を使い回りの冒険者ステータスを確認。
魔法使いのドラゴンスレイヤーは、居ない…、もう、中かな?
俺は、受付の横に座った老人に声をかけた。
「爺さん、俺と入らないか?」
眉が長く目が見えているのかと思える程、杖を持った見た目よぼよぼの老人
ステータスは、回りの冒険者の桁違い。
「ホホホッ、わしゃ入らんよ。無謀な冒険者を止める為に居るだけじゃ」
「そっか、爺さんとなら、クリア出来そうな気がしたんだが残念だ」
「ホホホッ、『鑑定』持ちか?」
「あぁ」
「お主は止めん、ソロでも許可するぞ」
鑑定された感じはない、気配だけで実力が解った様だ。
「じゃあ、爺さんがソロを止めた冒険者は、誰だ? ペアなら許可とか言った冒険者は?」
「なんじゃ?その言い方は?」
「俺の秘密を守れそうで、生き残れそうなヤツは誰かと聞いてる」
「物の聞き方を知らん若造じゃな」
片目を開けて?俺を見る。チクチク ピリピリ 鑑定されてる? 両目を見開く!俺のステータスに驚いたようだ。(1/10,000の隠蔽したステータスです)
爺さんから目を外し回りを確認
「一人で行かないの?」
“いや、適当なヤツが居なけりゃ、一人で行く。”
ウナの質問に念話で答える
「お主と行くのも面白そうじゃな」
「じゃが、ソロで入れ、(二人なんじゃから)」
「え?」
「ペアにカウントされるのか?」
小声で聞いてみた。
「そう言うことじゃ」
小声で返ってきた
ウナがカウントされるらしい。ウナが見れるのか?声が聞こえたのか?この爺さんには。
受付のカウンターで、仮登録のカードを出すと驚かれた、受付さんが爺さんに確認、ソロ入塔を認めたので、許可が出た。(爺さんも俺が仮登録なので驚く)
挑戦申請者、ごしき・だいすけ ランクH/仮登録の冒険者
入塔者と退塔者の確認だけの申請
注意事項
・魔物に襲われケガしても自己責任
・宝箱の罠でケガしても自己責任
・冒険者同士の争いでケガしても自己責任
・冒険者としてのマナーを守ること。
・塔の管理者【オルドル】の指示に従う
ははっ、居るんだオルドル…。
なんだろ…このモヤモヤ。
俺が、塔の扉に手をかけると
ピロロン 『アメーバスライムの卵が孵ります』警告音とメッセージが頭に浮かんだ
「おっ、卵が孵る」
ランドセルからアメーバスライムの卵を出す
パキパキ パキパキッ
卵に亀裂が入る パッカーン
「キュッ」
アメーバスライムが産まれた
「…「なにー!!」…」同調した
回りで見ていた冒険者等が驚いた。(受付さんと爺さんも)
「もう、産まれたか…。早かったな」
「お主、魔物使いじゃったか?」
「いや、スライムテイマーだ」
職業ではなく、称号だかな
「で、どうする?置いていくか?」
「キュ~」淋しそうな声?音?を出す
「いや、連れて行く。」
「キュー!」嬉しそうな声?音?を出す
アメーバだ、卵の白身を持っている様に余り気持ち良くない。 両手で持つが持ちにくい。 が、ここでは仕方ない。
【神眼】でも目も口も見えん。
そのまま、塔に入る
塔に入って、扉が閉まってから、ランドセルから、篭を出した、持ち手の付いた竹篭。
それに、アメーバスライムを入れる。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
え? 竹はどうしたかって?
『だいすけの森』で入手していた
この世界にも竹は存在した。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
「ようこそ、『試練の塔』へ ダニ」
ペンギンぽい魔物が喋った。
『ダニ』…、なんだろ…このモヤモヤ。
「初めてなんだ、説明頼む」
「オルドルも初めてダニ、スライムと挑戦する冒険者に会ったのはダニ」
「さっき産まれたんだ」
「名前を教えて欲しいダニ」
「名前? 俺は、だいすけだ。こいつは…」
アメーバスライム ステータスは青
アメスラ アメイム メーバ
「こいつは、アメイヤだ」
何故か、雨に嫌われる体質だったから
「だいすけさんと、従魔アメーバスライムのアメイヤ ダニね、登録するダニ。」
従魔?
〈試練の塔ルール〉
HPが一桁になったら強制退塔
HPが0になる攻撃を受けたら強制退塔
オルドルを3回呼べる、『回復』or『退塔』を選択出来る。
転移魔法陣がある部屋からなら退塔可能。
モンスターからはドロップアイテムは無い
試練の塔カードを冒険者ギルドへ提出し討伐履歴で報酬を精算する。
退塔時、討伐による経験値が加算される。塔内でのレベルアップは無い。
他のフロアへの移動は魔法陣。(1回発動)
魔法陣の部屋は、セーフティーゾーン。
フロアには、魔物が出る、宝箱、罠がある。
「質問は、あるダニか?」
「この塔はいつまでだ? 退塔後の再入塔は可能か?」
「試練の塔の期限は、残り24時間になったときに、カードに通知されるダニ。 24時間を切ると入塔手続き・再入塔は出来ないダニ。 時間内なら再入塔は可能ダニ、魔法陣退塔された場合のみ試練の塔カード記載の魔法陣からのスタートになるダニ、個体登録ダニ。同じフロアの魔法陣からの退塔でも、退塔時間が異なればスタートにタイムラグが発生するダニ。」
「今回の試練の塔が消えるまで、そのカードは有効ダニ。」
「よろしいですか?ダニ」
「魔法使いで、ドラゴンスレイヤーの爺さんは入ったか?」
「お答え出来ないダニ。」
「自分で探すか…。」
「それでは、この扉を開けるダニ、開けると試練の塔カードが出てくるダニ」
俺が、扉を開けると二枚のカードが出てきた。
『ごしき・だいすけ』『ウナ・ブリーザ』
俺のカードに、従魔アメイヤと書いてあった。
「ばれてたのか?」
「妖精と来たのは珍しいダニ」
「珍しい? 俺以外にも来たヤツが居たのか、妖精と?」
「お答出来ないダニ」
目が泳ぐ 【神眼】でやっと見える小さな目
「行ってくる」
「気を付けるダニ」
冒険者を襲う場合、即死にすると冒険者カードに履歴が残る、致命傷を与え、放置するのが利口な悪党の手法。冒険者カードを所持していなければ履歴は書き込まれない(裏技)。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
§§§§ ステータス(青) §§§§
名前:アメイヤ《アメーバスライム》
種族:スライム
性別:オス (0歳)
レベル:1
主人:ごしき・だいすけ
§ § § § § § § § § § § § §
H P:17(/17)
M P:16(/16)
攻撃力:17
防御力:17
魔攻撃:16
魔防御:16
力 :8
丈夫さ:8
魔 力:7
敏捷性:8
器用さ:7
賢 さ:8
運 :37
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
【雨に嫌われる体質】雨には濡れない
液状での物理攻撃完全無効
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
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ー 入塔編 ー
『試練の塔』出現情報に挑戦したいと、カイブンさんにお願いし、別行動を許可してもらう。
商隊の護衛なら、こうはいかなかっただろう、商隊と合流後荷物をランドセルから出せば、荷物運びの任務は完了する。
【神眼】で、試練の塔を確認出来る距離に来た。
「見えた」
「どこ?」
「後、20キロ、四分で目視出来る、五分で、到着する」
※時速120キロで走ってます。
「ダレイナユグに寄らずに、直接、『試練の塔』に行ってみる」
今回は、町の側に現れた珍しいパターンだと言っていたが、町から二キロ程、離れている。これでも近いのだろう。
「着いた。」ふぅ~ 息も乱れていない。
冒険者らしい人の集まり、検問らしい。
並んでいるようには見えない
「この集まりは何だ?」
「ん? 見ない顔だな、この試練の塔は、入り口が人数制限があるタイプでな、ペアかソロでないと入れない様なんだ。中々相手が決まらん連中が、かたまってるんだよ」
「何か、問題でも? ソロじゃダメなのか?」
「ソロじゃ厳しいだろ、試練の塔には、それなりの魔物やお宝がある、罠が外せたり、荷物が持てたりとか、戦闘に長けた相手とかで分け前が変わるからな」
「お宝を持ち逃げされてもバカみたいじゃない」
「宝箱の中身は最低でも持って出たいが、退塔魔法陣があるフロアがどの階かは解らんし、敵が魔物だけじゃない…。」
「魔物だけじゃない?」
「冒険者も敵だ、それくらい常識だろ」
「あ、そういうこと」
「で、入塔に誰かの許可でも要るのか?」
「あそこのテーブルの所で、冒険者カードを出して、登録すれば入れるぞ。」
「これは、お礼だ」串団子をあげた。
「あ、ありがとう」貰った方が驚いていた。
【神眼】を使い回りの冒険者ステータスを確認。
魔法使いのドラゴンスレイヤーは、居ない…、もう、中かな?
俺は、受付の横に座った老人に声をかけた。
「爺さん、俺と入らないか?」
眉が長く目が見えているのかと思える程、杖を持った見た目よぼよぼの老人
ステータスは、回りの冒険者の桁違い。
「ホホホッ、わしゃ入らんよ。無謀な冒険者を止める為に居るだけじゃ」
「そっか、爺さんとなら、クリア出来そうな気がしたんだが残念だ」
「ホホホッ、『鑑定』持ちか?」
「あぁ」
「お主は止めん、ソロでも許可するぞ」
鑑定された感じはない、気配だけで実力が解った様だ。
「じゃあ、爺さんがソロを止めた冒険者は、誰だ? ペアなら許可とか言った冒険者は?」
「なんじゃ?その言い方は?」
「俺の秘密を守れそうで、生き残れそうなヤツは誰かと聞いてる」
「物の聞き方を知らん若造じゃな」
片目を開けて?俺を見る。チクチク ピリピリ 鑑定されてる? 両目を見開く!俺のステータスに驚いたようだ。(1/10,000の隠蔽したステータスです)
爺さんから目を外し回りを確認
「一人で行かないの?」
“いや、適当なヤツが居なけりゃ、一人で行く。”
ウナの質問に念話で答える
「お主と行くのも面白そうじゃな」
「じゃが、ソロで入れ、(二人なんじゃから)」
「え?」
「ペアにカウントされるのか?」
小声で聞いてみた。
「そう言うことじゃ」
小声で返ってきた
ウナがカウントされるらしい。ウナが見れるのか?声が聞こえたのか?この爺さんには。
受付のカウンターで、仮登録のカードを出すと驚かれた、受付さんが爺さんに確認、ソロ入塔を認めたので、許可が出た。(爺さんも俺が仮登録なので驚く)
挑戦申請者、ごしき・だいすけ ランクH/仮登録の冒険者
入塔者と退塔者の確認だけの申請
注意事項
・魔物に襲われケガしても自己責任
・宝箱の罠でケガしても自己責任
・冒険者同士の争いでケガしても自己責任
・冒険者としてのマナーを守ること。
・塔の管理者【オルドル】の指示に従う
ははっ、居るんだオルドル…。
なんだろ…このモヤモヤ。
俺が、塔の扉に手をかけると
ピロロン 『アメーバスライムの卵が孵ります』警告音とメッセージが頭に浮かんだ
「おっ、卵が孵る」
ランドセルからアメーバスライムの卵を出す
パキパキ パキパキッ
卵に亀裂が入る パッカーン
「キュッ」
アメーバスライムが産まれた
「…「なにー!!」…」同調した
回りで見ていた冒険者等が驚いた。(受付さんと爺さんも)
「もう、産まれたか…。早かったな」
「お主、魔物使いじゃったか?」
「いや、スライムテイマーだ」
職業ではなく、称号だかな
「で、どうする?置いていくか?」
「キュ~」淋しそうな声?音?を出す
「いや、連れて行く。」
「キュー!」嬉しそうな声?音?を出す
アメーバだ、卵の白身を持っている様に余り気持ち良くない。 両手で持つが持ちにくい。 が、ここでは仕方ない。
【神眼】でも目も口も見えん。
そのまま、塔に入る
塔に入って、扉が閉まってから、ランドセルから、篭を出した、持ち手の付いた竹篭。
それに、アメーバスライムを入れる。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
え? 竹はどうしたかって?
『だいすけの森』で入手していた
この世界にも竹は存在した。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
「ようこそ、『試練の塔』へ ダニ」
ペンギンぽい魔物が喋った。
『ダニ』…、なんだろ…このモヤモヤ。
「初めてなんだ、説明頼む」
「オルドルも初めてダニ、スライムと挑戦する冒険者に会ったのはダニ」
「さっき産まれたんだ」
「名前を教えて欲しいダニ」
「名前? 俺は、だいすけだ。こいつは…」
アメーバスライム ステータスは青
アメスラ アメイム メーバ
「こいつは、アメイヤだ」
何故か、雨に嫌われる体質だったから
「だいすけさんと、従魔アメーバスライムのアメイヤ ダニね、登録するダニ。」
従魔?
〈試練の塔ルール〉
HPが一桁になったら強制退塔
HPが0になる攻撃を受けたら強制退塔
オルドルを3回呼べる、『回復』or『退塔』を選択出来る。
転移魔法陣がある部屋からなら退塔可能。
モンスターからはドロップアイテムは無い
試練の塔カードを冒険者ギルドへ提出し討伐履歴で報酬を精算する。
退塔時、討伐による経験値が加算される。塔内でのレベルアップは無い。
他のフロアへの移動は魔法陣。(1回発動)
魔法陣の部屋は、セーフティーゾーン。
フロアには、魔物が出る、宝箱、罠がある。
「質問は、あるダニか?」
「この塔はいつまでだ? 退塔後の再入塔は可能か?」
「試練の塔の期限は、残り24時間になったときに、カードに通知されるダニ。 24時間を切ると入塔手続き・再入塔は出来ないダニ。 時間内なら再入塔は可能ダニ、魔法陣退塔された場合のみ試練の塔カード記載の魔法陣からのスタートになるダニ、個体登録ダニ。同じフロアの魔法陣からの退塔でも、退塔時間が異なればスタートにタイムラグが発生するダニ。」
「今回の試練の塔が消えるまで、そのカードは有効ダニ。」
「よろしいですか?ダニ」
「魔法使いで、ドラゴンスレイヤーの爺さんは入ったか?」
「お答え出来ないダニ。」
「自分で探すか…。」
「それでは、この扉を開けるダニ、開けると試練の塔カードが出てくるダニ」
俺が、扉を開けると二枚のカードが出てきた。
『ごしき・だいすけ』『ウナ・ブリーザ』
俺のカードに、従魔アメイヤと書いてあった。
「ばれてたのか?」
「妖精と来たのは珍しいダニ」
「珍しい? 俺以外にも来たヤツが居たのか、妖精と?」
「お答出来ないダニ」
目が泳ぐ 【神眼】でやっと見える小さな目
「行ってくる」
「気を付けるダニ」
冒険者を襲う場合、即死にすると冒険者カードに履歴が残る、致命傷を与え、放置するのが利口な悪党の手法。冒険者カードを所持していなければ履歴は書き込まれない(裏技)。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
§§§§ ステータス(青) §§§§
名前:アメイヤ《アメーバスライム》
種族:スライム
性別:オス (0歳)
レベル:1
主人:ごしき・だいすけ
§ § § § § § § § § § § § §
H P:17(/17)
M P:16(/16)
攻撃力:17
防御力:17
魔攻撃:16
魔防御:16
力 :8
丈夫さ:8
魔 力:7
敏捷性:8
器用さ:7
賢 さ:8
運 :37
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
【雨に嫌われる体質】雨には濡れない
液状での物理攻撃完全無効
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