朝起きたら女の子になってた。

スライム3世

息子がなくなってたところ。


俺の名前が樹から沙雪になった。その事がショックになって晩飯を食べたらそのまま風呂にも入らず自分の部屋に引きこもり寝た。

翌日、ショックから少しだけ回復した俺は昨日風呂にも入ってなかった事を思い出して洗面所に向かい服を脱いだ。

女の体になった自分を鏡で見た事が無かったから一瞬誰だ?と思った。
それにしてもちっちゃくなったな……
体も小さいし、おしりも小さい、胸は…男の時よりは大きい。股間にあった息子と毛は綺麗さっぱり消滅してる。さようなら、俺の息子。22年間ありがとうございました。
それにしても女になった自分の体を見ても邪な気持ちは湧いてこない。これは、末期だ……

そんな事もあり、浴室に入り体を洗っていく。いつもの様に髪を洗ってから体を洗うのだが…
「痛えぇぇぇぇ」
タオルでゴシゴシしたらクソ痛かったぞ。それに洗った所が赤くなってる。
仕方なく体を手で洗っていき、最後にお亡くなりになった息子の部分も優しく洗う。
「ひゃぁっ!」
なっ……一体、今のは何だ?体が痺れたぞ。これ以上はまずい。
そう結論を出して、早く洗い終わったら風呂に入る。
「あぁ〜〜癒されるわ〜〜」
俺の心が浄化されていく〜心がぴょんぴょんするんじゃ〜。

ガチャ---

は?

「おにいじゃなくて、沙雪と一緒に入るね。」
「待て待て、なんで普通に入ってこれるんだ?そして、何故確認を取らない?why?」
「だってもう女の子同士じゃん。気にしなくて良いよ?」
「俺が気にするんだよ!」
「ねぇ、沙雪。心も女の子になっても良いんだよ?」
「何望んでいるみたいな事になってるんですかね?」

ったく、どうすれば良いんだ?紗香が小学3年生ぐらいまでは一緒に入っていたがそれ以降は恥ずかしいから嫌だって言ってたんだよな。だから、今の紗香の裸は見た事がない。

「沙雪、こっち向いても良いよ?」
「断固断る。」
「あ、Gがいる!」
「どこにいる!成敗してくれよう! あ...」
「こっち向いてくれたね」

俺の視線の先には裸になった紗香がいる。
全体的に丸みを帯びていて、さらさらと流れている黒髪。普段からは着痩せするタイプなのか年相応に大きい胸、その先端にあるピンク色の突起。股関には茂みがあった。
んんん?全然興奮しない。

「大丈夫だったでしょ?」
「あ、ああ全然興奮しないって何言わせてんだ!」
「自分から言ってるじゃん。ほら、こっちおいで、髪洗ってあげるから」
「洗ったぞ」
「男と女の子だと洗い方が違うの。教えてあげるからきて」
「そういうもんなのか?まぁ、分かった」

それから紗香に髪の洗い方を教わり風呂から出てドライヤーの使い方も教わった。普段から使ってなかったからな。

「じゃあ、沙雪。私、学校あるから行ってくるね。」
「ああ、いってらっしゃい」
「いってきます」
そういえば、いってらっしゃいって最近行ってなかったな。男だった時は全然言ってなかったな。だから、女になって少しは良かったと思うかな。

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