ふわっとした異世界の作り方

パクリ田盗作@カクヨムコン3参戦中

第37話:マジックアイテムを設定しよう



マジックアイテム、ここでは魔法によって強化、作成された道具として扱います。
まずは武器でマジックアイテムを設定してみましょう。


武器のマジックアイテムには二つの性格付けができると思います。
一つは一般的な武器に魔法を付与して効果を強化した武器です。
ゲームなどで装備すると攻撃力だけでなく一部の能力値が上がったりします。


もう一つは設定付です。例えばアーサー王伝説に出てくる聖剣エクスカリバーはその剣を抜いたものを王に選定する能力があるという設定があります。


マジックアイテムの武器を設定する場合、製造過程などを考えるとアイテムに重みが出ると思います。
例えば北欧神話のグレイプニルはドワーフが猫の足音、女の髭、岩の根、熊の腱、魚の息、鳥の唾液から作ったという伝説があります。
特別な材料や製造過程、特定の人物しか作れないという設定は物語を大きく膨らませると思います。


マジックアイテムの防具の場合、武器と違って魔法の付与能力は地味になってしまう場合があります。
その魔法の防具が活躍するエピソードなどを考えてみてはどうでしょうか?


昨今の道具という意味でのマジックアイテムはアイテムボックス以外なかなか見ることがありません。
道具のマジックアイテムは無限の可能性を持っていると思います。


例えば嘘や悪意を感知する指輪、姿を消すマント、所有者の危機を肩代わりする身代わりの護符。
合言葉を言うだけで1食分の温かい料理を生み出すテーブルクロスといった生活や旅のお供に使えるマジックアイテムを出すだけでファンタジー感を表に出せるのではないでしょうか?

          

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