ふわっとした異世界の作り方
第2話:価値観を設定しよう
私が思う異世界とは私達が住む現代社会と文明、文化、風習、言語、種族、そして価値観が違うことが異世界の基盤ではないかと考えています。
例えばアラビアンナイトの舞台になる中東方面では男性は髭を生やしてないと大人と認められないという価値観があります。
その為、日本企業の外商など中東方面を担当する営業の人達は髭を生やします。髭を生やさないと商談の席についてくれない(髭が生えていない=大人じゃない、つまり子供がお使いできてるというのが向こうの価値観)
他には遊牧民族は各地を転々とするため、財産は宝石アクセサリーなど装飾品にして持ち運びやすい財産にする。農耕民族は絵画や像など置物、土地や家屋を財産にすると言った財産や美術品で価値観が変わったりすると思います。
例えば、とある異世界では昼夜が逆転しており、夜に人々は活動して、昼間は寝ている。男性は家を守り、女性が外で稼ぐ。インドのカースト制度のような絶対身分がある。
異世界トリップした主人公からすればゴミやガラクタとしか思えないものを重宝し、時にはそれを巡って争いあい、主人公が呆れると言ったシチュエーションなどどうでしょう?
よく異世界テンプレでハーレムが嫌われますが、そういう価値観がある、妻の数が多いほど尊ばれる世界、女性たちもハーレムの人数が多いほど女性のステイタスも上がるという価値観なら少しは違和感を和らげられるのではないでしょうか?
          
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