超絶美少女の彼氏(凡人)は尽くされているが気苦労が絶えない
突然の抱擁
「いや〜面白かったね」
「特に中盤のヒロインが〜〜〜」
相当お気に召したのかなかなか熱く語っている白雪さん。
しかも映画でヒロインが主人公と腕を組んでいるシーンがあった影響か、いつもなら手をつなぐところを腕を組んで歩いている。
そのせいでいつもより白雪さんと密着しており結構照れくさい。
「ねーねーりゅーたくん!ゲームセンター行きませんか?私、プリクラりゅーたくんと撮りたいです!」
「いいね、行こう!」
プリクラかー。中学校の卒業の打ち上げでしか撮ったことないからなー。
しかも彼女とプリクラ撮るのってなかなか緊張しますね。
「りゅーたくん!早く行こ!」
そう言って腕を引っ張っていく白雪さん。
今日は外なのに随分と精神年齢が幼い。
「あの、白雪さん?今日は外だけど結構自然体だね」
そうすると白雪さんは少し照れたように言う。
「りゅーたくんがこっちも好きって言ってくれたからちょっと外でも自然体でいてみようかなって思って…」
うっわ、やっぱり可愛いわ〜、マジで!
でも学校でも自然体だったらもっとモテるんだろうなぁー、とちょっと嫉妬。
「外で自然体だと嬉しくないですか?」
ちょっと寂しそうに聞いてくる白雪さん。
まあ、ここは本音を話してもいいところだろう。
「いや、そっちもめっちゃ可愛いからもっとモテるんだろうなって思って…」
「え、私ってモテてるんですか?まあ、モテてもりゅーたくんの彼女はやめる気は無いです!」
そう言って抱きついてくる白雪さん。
ぐはっ…やべえ、軽く血反吐吐きました。
♢
デートが終わってからのりゅーたくん
俺はベットに横たわりながら今日撮ったプリクラを眺めている。
「あぁ、いつ見ても白雪さんは可愛いなぁ」
と、他人に聞かれたら少し、いや結構引かれそうなことを言いながらにやける。
しかし横に写っている凡人な俺を見て1つの疑問が浮かぶ。
「俺、なんで白雪さんに好かれてるんだろ」
だがここで俺がいくら考えても答えが出るものではない。
強いて言えば俺のアタックが効いたってところだろうか。
「まあ、白雪さんが好いてくれているんだったらその期待に応えられるようにしないと!」
と、俺は新たな決意をするのだった。
♢
デートが終わってからの白雪さん
「あー、今日も緊張したー!」
そう言いながら自室にあるベットに沈み込む白雪さん。
その手には今日撮ったプリクラがある。
「やっぱりりゅーたくんはいつ見てもかっこいいですね」
やっぱり他人に聞かれたら軽く引かれそうなことを言う白雪さん。
そして白雪さんの横には『男を落とす100の技』という本が開かれている。
りゅーたくん本人は十分白雪さんに落ちていると思うが、彼女自身、もっとりゅーたくんに尽くそうと思っている。
「しかしなんでりゅーたくんは私のことを好きになったんでしょう?」
自分で学校では無愛想なのは自覚しているし、友達も全然いない。
しかも恋愛なんてりゅーたくんと付き合う前までこのかた一度も経験したことがない。
「まあ、りゅーたくんがもっと好きになってくれるよう、もっと恋愛について勉強しないと!」
そう言って隣に開いてある本に目を落とすのであった。
「特に中盤のヒロインが〜〜〜」
相当お気に召したのかなかなか熱く語っている白雪さん。
しかも映画でヒロインが主人公と腕を組んでいるシーンがあった影響か、いつもなら手をつなぐところを腕を組んで歩いている。
そのせいでいつもより白雪さんと密着しており結構照れくさい。
「ねーねーりゅーたくん!ゲームセンター行きませんか?私、プリクラりゅーたくんと撮りたいです!」
「いいね、行こう!」
プリクラかー。中学校の卒業の打ち上げでしか撮ったことないからなー。
しかも彼女とプリクラ撮るのってなかなか緊張しますね。
「りゅーたくん!早く行こ!」
そう言って腕を引っ張っていく白雪さん。
今日は外なのに随分と精神年齢が幼い。
「あの、白雪さん?今日は外だけど結構自然体だね」
そうすると白雪さんは少し照れたように言う。
「りゅーたくんがこっちも好きって言ってくれたからちょっと外でも自然体でいてみようかなって思って…」
うっわ、やっぱり可愛いわ〜、マジで!
でも学校でも自然体だったらもっとモテるんだろうなぁー、とちょっと嫉妬。
「外で自然体だと嬉しくないですか?」
ちょっと寂しそうに聞いてくる白雪さん。
まあ、ここは本音を話してもいいところだろう。
「いや、そっちもめっちゃ可愛いからもっとモテるんだろうなって思って…」
「え、私ってモテてるんですか?まあ、モテてもりゅーたくんの彼女はやめる気は無いです!」
そう言って抱きついてくる白雪さん。
ぐはっ…やべえ、軽く血反吐吐きました。
♢
デートが終わってからのりゅーたくん
俺はベットに横たわりながら今日撮ったプリクラを眺めている。
「あぁ、いつ見ても白雪さんは可愛いなぁ」
と、他人に聞かれたら少し、いや結構引かれそうなことを言いながらにやける。
しかし横に写っている凡人な俺を見て1つの疑問が浮かぶ。
「俺、なんで白雪さんに好かれてるんだろ」
だがここで俺がいくら考えても答えが出るものではない。
強いて言えば俺のアタックが効いたってところだろうか。
「まあ、白雪さんが好いてくれているんだったらその期待に応えられるようにしないと!」
と、俺は新たな決意をするのだった。
♢
デートが終わってからの白雪さん
「あー、今日も緊張したー!」
そう言いながら自室にあるベットに沈み込む白雪さん。
その手には今日撮ったプリクラがある。
「やっぱりりゅーたくんはいつ見てもかっこいいですね」
やっぱり他人に聞かれたら軽く引かれそうなことを言う白雪さん。
そして白雪さんの横には『男を落とす100の技』という本が開かれている。
りゅーたくん本人は十分白雪さんに落ちていると思うが、彼女自身、もっとりゅーたくんに尽くそうと思っている。
「しかしなんでりゅーたくんは私のことを好きになったんでしょう?」
自分で学校では無愛想なのは自覚しているし、友達も全然いない。
しかも恋愛なんてりゅーたくんと付き合う前までこのかた一度も経験したことがない。
「まあ、りゅーたくんがもっと好きになってくれるよう、もっと恋愛について勉強しないと!」
そう言って隣に開いてある本に目を落とすのであった。
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