超絶美少女の彼氏(凡人)は尽くされているが気苦労が絶えない
突然の手紙
学校への顔が真っ赤な白雪さんとの登校。それだけで周りから嫉妬や驚きの視線を向けられる。
「おい、あの噂本当だったのかよ!」
「照れてる白雪さんも可愛い…」
「あの男何年何組だ!」
最後に聞こえてきた言葉に若干ビクつきつつ、昇降口へと向かう。
注目されるというのもなかなか嬉しいことだが、それが白雪さんとのことだとさらに嬉しくなる。
そんなことを考えながら自分の靴箱を開けると中に手紙が一枚入っていた。
「あの、りゅーたくん」
そう呼ぶ彼女の手にも手紙が四、五枚握られている。まあだいたい彼女宛の手紙の内容なんて分かりきってはいるが。
どうせ、『あれが白雪さんの彼氏⁉︎俺の方が絶対高スペックやん』と思ったやからが手紙を出したんだろう。
てか、今時ラブレターなんて息してたんだ…
(実際は誰も白雪さんの連絡先を知らないのと学校で直接白雪さんに伝えると他の男子から殺気が送られる為)
「その、りゅーたくんが持ってる手紙ってラブレターですか?」
俺が持っている手紙が気になったのか、たずねてくる白雪さん。
「いや、まだ中身見てないから…」
「じゃ、じゃあここで見してください!」
えぇ、大体内容が予測できるから1人で見たかったんだが…
だが白雪さんの上目遣いに勝てるわけもなく手紙を開く。
『放課後、体育館裏にこい』
明らかに男の字で書かれていた…
「わ、わたしのにも同じことが書かれてたので、ほ、放課後一緒に行きませんか?」
ええっえぇ、だって白雪さんのは明らかにラブレターだけど俺のは明らかにボコされるやつでしょ、これ。
だが白雪さんの上目遣い(以下略
「わかった、わかったよ!」
そういうと安心したような、嬉しくて仕方がないようなそんな笑顔をする。
「あぁ、お腹が痛くなってきた」
そう小声で言いながら2人で教室へと向かうのだった。
♢
教室へと入り席に着くと圭が駆け寄ってくる。しかし、隣にいる白雪さんを見つけると少し躊躇したが、話しかけてくる。
「おはようございます、白雪さん。ちょっとこいつ借りますね」
「お、おい!ちょ、ストップ!」
そんな俺の制止を無視して俺は圭に連れて行かれる。
そしてそのまま廊下の端まで連れて行かれた。
「お、おい。どうしたんだよいきなり!」
「なあ、お前、昨日白雪さんの家に行っただろ」
「なななな、なんでそれを…」
「いやー、なぜってそりゃ、この学校の男子50人くらいでつけてたからかなぁ」
「は、はあぁぁぁぁ!」
かるーい感じで言った言葉に俺は恐怖した。この学校の男子の闇を聞いた気がする。
てか、50人なんて気付かないことなんてあるのか?
いや、2人とも照れててそれどころじゃなかったのか。
「いやー、お前って意外と手が早いんだな、初日から彼女の家に行くなんてさ」
「いや、ちょ、おまーーー」
「まー俺が言いたいのは他の男子は殺気放ってたから気をつけてっていうことだから」
そう言って圭は教室へと戻っていった。
そんなこと言われたら俺放課後に体育館裏死ぬほど行きたくなくなったんだが…
だが、残念にも放課後の時間になってしまうのだった。
あ、ちなみに昼ご飯は白雪さんの手作り弁当です。(照)
「おい、あの噂本当だったのかよ!」
「照れてる白雪さんも可愛い…」
「あの男何年何組だ!」
最後に聞こえてきた言葉に若干ビクつきつつ、昇降口へと向かう。
注目されるというのもなかなか嬉しいことだが、それが白雪さんとのことだとさらに嬉しくなる。
そんなことを考えながら自分の靴箱を開けると中に手紙が一枚入っていた。
「あの、りゅーたくん」
そう呼ぶ彼女の手にも手紙が四、五枚握られている。まあだいたい彼女宛の手紙の内容なんて分かりきってはいるが。
どうせ、『あれが白雪さんの彼氏⁉︎俺の方が絶対高スペックやん』と思ったやからが手紙を出したんだろう。
てか、今時ラブレターなんて息してたんだ…
(実際は誰も白雪さんの連絡先を知らないのと学校で直接白雪さんに伝えると他の男子から殺気が送られる為)
「その、りゅーたくんが持ってる手紙ってラブレターですか?」
俺が持っている手紙が気になったのか、たずねてくる白雪さん。
「いや、まだ中身見てないから…」
「じゃ、じゃあここで見してください!」
えぇ、大体内容が予測できるから1人で見たかったんだが…
だが白雪さんの上目遣いに勝てるわけもなく手紙を開く。
『放課後、体育館裏にこい』
明らかに男の字で書かれていた…
「わ、わたしのにも同じことが書かれてたので、ほ、放課後一緒に行きませんか?」
ええっえぇ、だって白雪さんのは明らかにラブレターだけど俺のは明らかにボコされるやつでしょ、これ。
だが白雪さんの上目遣い(以下略
「わかった、わかったよ!」
そういうと安心したような、嬉しくて仕方がないようなそんな笑顔をする。
「あぁ、お腹が痛くなってきた」
そう小声で言いながら2人で教室へと向かうのだった。
♢
教室へと入り席に着くと圭が駆け寄ってくる。しかし、隣にいる白雪さんを見つけると少し躊躇したが、話しかけてくる。
「おはようございます、白雪さん。ちょっとこいつ借りますね」
「お、おい!ちょ、ストップ!」
そんな俺の制止を無視して俺は圭に連れて行かれる。
そしてそのまま廊下の端まで連れて行かれた。
「お、おい。どうしたんだよいきなり!」
「なあ、お前、昨日白雪さんの家に行っただろ」
「なななな、なんでそれを…」
「いやー、なぜってそりゃ、この学校の男子50人くらいでつけてたからかなぁ」
「は、はあぁぁぁぁ!」
かるーい感じで言った言葉に俺は恐怖した。この学校の男子の闇を聞いた気がする。
てか、50人なんて気付かないことなんてあるのか?
いや、2人とも照れててそれどころじゃなかったのか。
「いやー、お前って意外と手が早いんだな、初日から彼女の家に行くなんてさ」
「いや、ちょ、おまーーー」
「まー俺が言いたいのは他の男子は殺気放ってたから気をつけてっていうことだから」
そう言って圭は教室へと戻っていった。
そんなこと言われたら俺放課後に体育館裏死ぬほど行きたくなくなったんだが…
だが、残念にも放課後の時間になってしまうのだった。
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