部活の後輩と付き合ってみた
国木田父と平塚父の昔話
「パパが大学の剣道で全国三連覇したのはしってるよね?」
「うん、パパが自慢してくるから知ってるよ」
・・・そりゃ自慢したいよな。
「あれ、じゃあ七海のお父さんは
一度優勝を逃したのですか?」
「そうよ、2年生以降の3連覇だったんだけど
実をいうと1年生の頃から優勝するんじゃないかって
言われていたのよ」
「すごいですね・・・」
「で、高校から剣道では敵なしで、大学に入った時も
俺よりも強い奴はいないって
驕っていたらしいわよ?」
「パパますます嫌い」
・・・それを聞いたらお父さん泣きそうだな。
「私自身はその年いなかったから他の先輩から
聞いた話なんだけど・・」
とお母さんは話し出した。
その年の1年生は高校から強いって有名だった。
「俺よりも強い奴はいないのか!!
これでも剣道も名門大学なのか?」
名前は平塚といった。
部活に入るなり、2年3年の先輩たちを
実力で倒していったため誰も彼に文句を
言えなかった。日頃の先輩への態度や
練習態度もひどかった。
「主将は誰だ!
俺と相手をしろ!」
平塚はとうとう主将以外の先輩をすべて倒した。
そして残るのは当時主将だった4年国木田先輩になった。
「お前が国木田先輩か」
「そうだ、俺が今年度の主将の国木田だ。
お前が平塚か?」
「そうだ!剣道の名門って聞いたから入学してみたものも
あっさり勝ちましたよ。弱いですね」
「まぁお前さんの強さは規格外だからな・・・」
「俺が国木田先輩に勝ったら主将の地位をよこせ」
と周りがざわめきだした。
なんせ1年生が4年生の主将に勝負を挑んだのだから。
「ああ、構わんよ」
また部員がざわめいた。
そして2人が防具を着けて、構えた
「じゃあ後輩きなよ」
「じゃあ行くか!」
勝負は一撃でついた。
・・・平塚のストレート負けで
「嘘だろ・・・」
「まだまだだな」
と国木田は特に気に留めた様子も無く言った。
「というか、名門の大学の主将を伊達にやってない
・・・一応、大学は3連覇しているんで」
「3連覇⁉︎」
今度は平塚が驚いた。
まだ今年の全国大会は行われていないため
国木田という先輩は1年生から優勝していることになる。
確かに平塚は化け物に近いのかもしれない。
だが国木田はそれよりも化け物じみていた。
そんな化け物みたいな人物に平塚は喧嘩を
売ったのであった。
「まだやるか?
・・・と言いたいが今日はここまでだな」
「なぜだ?」
「だって下級生の面倒や指摘しなきゃいけないし
また明日なら勝負してやるよ」
「明日な!忘れるなよ!」
「はいよ~」
次の日
「勝負だ!」
「よし来い」
結果、国木田のストレート勝ち
また次の日
「今度こそ!」
「はいはい」
結果、平塚に何もさせず国木田勝利
またまた次の日
「今日は前回までの勝負をみてきて
対策をしてきたぞ!」
「・・・対策ね」
結果、対策をした意味はなく、国木田の勝利
またまたまた次の日
「こ、今度こそ!」
「お前、大丈夫か?
無理はしなくても・・・」
「う、うるせぇ!」
結果、言わなくてもわかるよね?
この頃になると部員の中でも若干だが
平塚に同情する人も出てきた。
そのため孤立していた平塚の立場が
やや改善した。
だが・・・
「勝負だ!国木田先輩!」
今日とてこりない平塚だった。
「はいはい、今日は何かハンデでもつけるか?」
「そんなんいらん!」
「はいよ、じゃあ・・・!」
結果、本気を出した国木田の圧勝
「うん、パパが自慢してくるから知ってるよ」
・・・そりゃ自慢したいよな。
「あれ、じゃあ七海のお父さんは
一度優勝を逃したのですか?」
「そうよ、2年生以降の3連覇だったんだけど
実をいうと1年生の頃から優勝するんじゃないかって
言われていたのよ」
「すごいですね・・・」
「で、高校から剣道では敵なしで、大学に入った時も
俺よりも強い奴はいないって
驕っていたらしいわよ?」
「パパますます嫌い」
・・・それを聞いたらお父さん泣きそうだな。
「私自身はその年いなかったから他の先輩から
聞いた話なんだけど・・」
とお母さんは話し出した。
その年の1年生は高校から強いって有名だった。
「俺よりも強い奴はいないのか!!
これでも剣道も名門大学なのか?」
名前は平塚といった。
部活に入るなり、2年3年の先輩たちを
実力で倒していったため誰も彼に文句を
言えなかった。日頃の先輩への態度や
練習態度もひどかった。
「主将は誰だ!
俺と相手をしろ!」
平塚はとうとう主将以外の先輩をすべて倒した。
そして残るのは当時主将だった4年国木田先輩になった。
「お前が国木田先輩か」
「そうだ、俺が今年度の主将の国木田だ。
お前が平塚か?」
「そうだ!剣道の名門って聞いたから入学してみたものも
あっさり勝ちましたよ。弱いですね」
「まぁお前さんの強さは規格外だからな・・・」
「俺が国木田先輩に勝ったら主将の地位をよこせ」
と周りがざわめきだした。
なんせ1年生が4年生の主将に勝負を挑んだのだから。
「ああ、構わんよ」
また部員がざわめいた。
そして2人が防具を着けて、構えた
「じゃあ後輩きなよ」
「じゃあ行くか!」
勝負は一撃でついた。
・・・平塚のストレート負けで
「嘘だろ・・・」
「まだまだだな」
と国木田は特に気に留めた様子も無く言った。
「というか、名門の大学の主将を伊達にやってない
・・・一応、大学は3連覇しているんで」
「3連覇⁉︎」
今度は平塚が驚いた。
まだ今年の全国大会は行われていないため
国木田という先輩は1年生から優勝していることになる。
確かに平塚は化け物に近いのかもしれない。
だが国木田はそれよりも化け物じみていた。
そんな化け物みたいな人物に平塚は喧嘩を
売ったのであった。
「まだやるか?
・・・と言いたいが今日はここまでだな」
「なぜだ?」
「だって下級生の面倒や指摘しなきゃいけないし
また明日なら勝負してやるよ」
「明日な!忘れるなよ!」
「はいよ~」
次の日
「勝負だ!」
「よし来い」
結果、国木田のストレート勝ち
また次の日
「今度こそ!」
「はいはい」
結果、平塚に何もさせず国木田勝利
またまた次の日
「今日は前回までの勝負をみてきて
対策をしてきたぞ!」
「・・・対策ね」
結果、対策をした意味はなく、国木田の勝利
またまたまた次の日
「こ、今度こそ!」
「お前、大丈夫か?
無理はしなくても・・・」
「う、うるせぇ!」
結果、言わなくてもわかるよね?
この頃になると部員の中でも若干だが
平塚に同情する人も出てきた。
そのため孤立していた平塚の立場が
やや改善した。
だが・・・
「勝負だ!国木田先輩!」
今日とてこりない平塚だった。
「はいはい、今日は何かハンデでもつけるか?」
「そんなんいらん!」
「はいよ、じゃあ・・・!」
結果、本気を出した国木田の圧勝
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