戦闘力?皆無ですが防御力とトラップには自信があります。
ソロクランなのです。寂しいのです。③
ドウシテコウナッタ。
目の前には獣人の少女がノノが倒れて目を回している。
オレとこいつの戦いは一瞬でついた、そうこいつの自爆によって終了したのだ。
少しばかり時は戻り・・・
オレはノノから勝つという宣言を聞きすぐに間合いを取った。
奴のスピードがあるのは十分承知していたので油断はできない、何せ白兵戦となったら防戦一方になってしまうのがオレだからだ。
既にノノ間合い、この時点で圧倒的不利なのである。
オレの持ち札(スペルカード)はフラッシュグレネード、ポイズンアロー、緊急脱出、パリィ、耐性強化+の5枚、正直いって頼み綱の毒矢が効かない以上対処はできそうにない、しかし・・・
(オレってば初心者にやられちまうのか・・・?それはちょっとばっかしかっこ悪いよな!)
汗が頬を伝う感覚がした気がする、この世界で汗が流れることはないのだがそんな感じがするのだ。
ノノの持ち札は5枚、おそらく攻撃ようスペルがメインだろう、奴の早さに対応さえ出来れば少しは時間が稼げるだろう。
ザッ!
ノノが動いた!
「スペル発動!筋力強化!」
ノノが発動したのは筋力を一時的に上昇するスペルだ、正直彼女が発動させるスペルは早さを上昇させる高速移動だとばかり思っていた。
(攻撃力を上げるだけならまだやりようがあるかもしれないなこれは)
オレは内心そう思った、しかし次の瞬間には目の前からノノが消えたのだ。
(なっ!さっきより機動力が上がったぞ、なんでだ!?)
ドカーン!
ノノが消えた瞬間、森に轟音が響き渡った。
彼女は森の木に思いっきり体当たりをしてしまい、完全に気絶してしまったのだ、どうやらスピードを制御しきれなかったのだろう、ナム。
っと、これがさっきまで起きたことはだ。
そのあと轟音に気がついたら相手クランのチームメイトが一斉に集まってきてタコ殴りにあいオレは一回戦敗退となった。
1回戦敗退となったオレは参加賞のカードのパックを貰い大会会場を後にしようとしたのだが・・・
「あー!やっと見つけた、さっきの人!」
遠くの方から聞き覚えのある声が聞こえ振り返ると獣人の少女ノノがこちらに向かって走ってくるのが見えた。
「スペル発動!筋力強化!」
ノノはロビーないでスペルを発動した、どうやらオレの所まで一気に進みたいらしいが・・・
「おっおい!こんなところでスペルを発動すr・・・」
オレが全て言い切る前にまたノノはロビー内の壁に思いっきり激突し、背中から倒れた。
「・・・さっきの人ぉ、私はまだ負けてないですよぉ・・・再戦を所望しますですぅ・・・」
それだけ言うと彼女の目の前にお星様が数個クルクル回り出した、言葉通り肉眼で見えるようなお星様が・・・
「やれやれ、気絶したら拒否すらできないじゃないか」
オレはこうして1人の挑戦者を生み出してしまったのは言うまでもない、なぜなら彼女はかなりの負けず嫌いみたいだからだ。
これで、しばらくは1人で寂しくはない・・・かな?
目の前には獣人の少女がノノが倒れて目を回している。
オレとこいつの戦いは一瞬でついた、そうこいつの自爆によって終了したのだ。
少しばかり時は戻り・・・
オレはノノから勝つという宣言を聞きすぐに間合いを取った。
奴のスピードがあるのは十分承知していたので油断はできない、何せ白兵戦となったら防戦一方になってしまうのがオレだからだ。
既にノノ間合い、この時点で圧倒的不利なのである。
オレの持ち札(スペルカード)はフラッシュグレネード、ポイズンアロー、緊急脱出、パリィ、耐性強化+の5枚、正直いって頼み綱の毒矢が効かない以上対処はできそうにない、しかし・・・
(オレってば初心者にやられちまうのか・・・?それはちょっとばっかしかっこ悪いよな!)
汗が頬を伝う感覚がした気がする、この世界で汗が流れることはないのだがそんな感じがするのだ。
ノノの持ち札は5枚、おそらく攻撃ようスペルがメインだろう、奴の早さに対応さえ出来れば少しは時間が稼げるだろう。
ザッ!
ノノが動いた!
「スペル発動!筋力強化!」
ノノが発動したのは筋力を一時的に上昇するスペルだ、正直彼女が発動させるスペルは早さを上昇させる高速移動だとばかり思っていた。
(攻撃力を上げるだけならまだやりようがあるかもしれないなこれは)
オレは内心そう思った、しかし次の瞬間には目の前からノノが消えたのだ。
(なっ!さっきより機動力が上がったぞ、なんでだ!?)
ドカーン!
ノノが消えた瞬間、森に轟音が響き渡った。
彼女は森の木に思いっきり体当たりをしてしまい、完全に気絶してしまったのだ、どうやらスピードを制御しきれなかったのだろう、ナム。
っと、これがさっきまで起きたことはだ。
そのあと轟音に気がついたら相手クランのチームメイトが一斉に集まってきてタコ殴りにあいオレは一回戦敗退となった。
1回戦敗退となったオレは参加賞のカードのパックを貰い大会会場を後にしようとしたのだが・・・
「あー!やっと見つけた、さっきの人!」
遠くの方から聞き覚えのある声が聞こえ振り返ると獣人の少女ノノがこちらに向かって走ってくるのが見えた。
「スペル発動!筋力強化!」
ノノはロビーないでスペルを発動した、どうやらオレの所まで一気に進みたいらしいが・・・
「おっおい!こんなところでスペルを発動すr・・・」
オレが全て言い切る前にまたノノはロビー内の壁に思いっきり激突し、背中から倒れた。
「・・・さっきの人ぉ、私はまだ負けてないですよぉ・・・再戦を所望しますですぅ・・・」
それだけ言うと彼女の目の前にお星様が数個クルクル回り出した、言葉通り肉眼で見えるようなお星様が・・・
「やれやれ、気絶したら拒否すらできないじゃないか」
オレはこうして1人の挑戦者を生み出してしまったのは言うまでもない、なぜなら彼女はかなりの負けず嫌いみたいだからだ。
これで、しばらくは1人で寂しくはない・・・かな?
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