チート特典スキルは神より強い?
第11話 魔法大会への特訓!2
俺は[ミリ・オーバー]というチート級の魔法を見つけてしまった。その魔法は対象の人物や物体の魔力の器を1000倍にし、以後その効果は絶対に消えないというものだった。この魔法は対象に一回のみしか使うことはできない。だがそれでも1000倍という効果は絶大だ。これによってアリシアとハクの魔力量を補えることができるのだ。
その魔法の下には[ビリ・リミットコントロール]という魔法も載ってあった。対象の魔力を100万分の1まで自由に魔力を減少させることができるという魔法だった。これで俺がうっかり建物を破壊するということはなくなりそうだ。
「なにを見つけたんですか?」
「魔力増倍魔法と減少魔法。国防級魔法の本に載ってた」
「ふむ、国防級魔法か…使える者はこの世界にも数人しかいないぞ。勿論、使える者は何千年も生きている仙人や、魔王などの各属の王、そして竜族だけだ」
「あ…出来た」
「は? 出来ただと? 誰の魔力も増えていないようだが?」
「俺に使った。確かに魔力が1000倍くらいになっているようだ」
「なるほど。道理で魔力の増加を感じ取れなかったわけだ。アウルの魔力は最初から底が見えなかったのでな! はっはっは!」
「理事長もアウルさんの魔力の底が見えなかったんですか? 私は理事長の魔力ですら底を見ることができないのに」
「こやつの魔力は底なしだからな!! というわけで私にもその魔法を掛けてくれないか?」
「了解!」
俺は丸い水晶みたいな玉をイメージし、ロリ長の中にある魔力の根源の中に作ると、その水晶が膨張していき、共に魔力の根源も広がり、その後数十秒で膨張が止まった。ロリ長の魔力の器はジャスト1000倍くらいになった。
「力が…力が! 力が漲ってくる~!!」
ロリ長が顔を火照らしてそう叫んだ。なるほど、この世界では力が漲ってきたときにこんなリアクションするようだ。めちゃくちゃエロいな!!
次にゼレシアに[ミリ・オーバー]を使った。
「力が…漲ってきます~!!」
うん。エロいな。
と、良い感じのものを見れたところで今度は[ビリ・リミットコントロール]を使ってみた。だが、こっちの魔法はかなりコントロールが難しく、[ミリ・オーバー]のように発現させた後、自動的に膨らんだり小さくなったりしなかったので発動することはできなかった。そしてこの魔法は減少させる倍数とその大きさのイメージを明確にしなければならないから物凄く設定するのが難しかった。すると…
「「出来た!」」
どうやらゼレシアとロリ長はできたみたいだ。多分倍数を1000にして、元の魔力量をイメージしたのだろう。
だが俺はその後も[ビリ・リミットコントロール]、略して[ビリ・リミール]を練習したが、全く魔力のイメージが出来ず、朝方まで時間が掛かってしまった。
「んん…」
ロリ長が目をごしごしとしながら目覚めた。
「おはよぉ…」
「うん、おはよう」
「昨日はいろんな意味で疲れたな。まさか私たちが国防級魔法を使えるようになるとはな…君には感謝してもしきれないよ」
「ん…おはようございます」
「ん。おはよう」
「何を話しているんですか?」
「いや、昨日は魔力が1000倍になったり、国防級魔法を使えるようになったりなど凄いことがあったなと思ってな」
「そうですね。私達何もそんなにトレーニングとかもしていないのに物凄く強くなっちゃいましたね。アウルさん、ありがとうございました」
「ああ、そうだな。アウル、礼を言う」
「どういたしまして~」
その後、俺はケイト先生に魔力を制限することに成功したことを話し、これからの授業は参加ができることになった。
その魔法の下には[ビリ・リミットコントロール]という魔法も載ってあった。対象の魔力を100万分の1まで自由に魔力を減少させることができるという魔法だった。これで俺がうっかり建物を破壊するということはなくなりそうだ。
「なにを見つけたんですか?」
「魔力増倍魔法と減少魔法。国防級魔法の本に載ってた」
「ふむ、国防級魔法か…使える者はこの世界にも数人しかいないぞ。勿論、使える者は何千年も生きている仙人や、魔王などの各属の王、そして竜族だけだ」
「あ…出来た」
「は? 出来ただと? 誰の魔力も増えていないようだが?」
「俺に使った。確かに魔力が1000倍くらいになっているようだ」
「なるほど。道理で魔力の増加を感じ取れなかったわけだ。アウルの魔力は最初から底が見えなかったのでな! はっはっは!」
「理事長もアウルさんの魔力の底が見えなかったんですか? 私は理事長の魔力ですら底を見ることができないのに」
「こやつの魔力は底なしだからな!! というわけで私にもその魔法を掛けてくれないか?」
「了解!」
俺は丸い水晶みたいな玉をイメージし、ロリ長の中にある魔力の根源の中に作ると、その水晶が膨張していき、共に魔力の根源も広がり、その後数十秒で膨張が止まった。ロリ長の魔力の器はジャスト1000倍くらいになった。
「力が…力が! 力が漲ってくる~!!」
ロリ長が顔を火照らしてそう叫んだ。なるほど、この世界では力が漲ってきたときにこんなリアクションするようだ。めちゃくちゃエロいな!!
次にゼレシアに[ミリ・オーバー]を使った。
「力が…漲ってきます~!!」
うん。エロいな。
と、良い感じのものを見れたところで今度は[ビリ・リミットコントロール]を使ってみた。だが、こっちの魔法はかなりコントロールが難しく、[ミリ・オーバー]のように発現させた後、自動的に膨らんだり小さくなったりしなかったので発動することはできなかった。そしてこの魔法は減少させる倍数とその大きさのイメージを明確にしなければならないから物凄く設定するのが難しかった。すると…
「「出来た!」」
どうやらゼレシアとロリ長はできたみたいだ。多分倍数を1000にして、元の魔力量をイメージしたのだろう。
だが俺はその後も[ビリ・リミットコントロール]、略して[ビリ・リミール]を練習したが、全く魔力のイメージが出来ず、朝方まで時間が掛かってしまった。
「んん…」
ロリ長が目をごしごしとしながら目覚めた。
「おはよぉ…」
「うん、おはよう」
「昨日はいろんな意味で疲れたな。まさか私たちが国防級魔法を使えるようになるとはな…君には感謝してもしきれないよ」
「ん…おはようございます」
「ん。おはよう」
「何を話しているんですか?」
「いや、昨日は魔力が1000倍になったり、国防級魔法を使えるようになったりなど凄いことがあったなと思ってな」
「そうですね。私達何もそんなにトレーニングとかもしていないのに物凄く強くなっちゃいましたね。アウルさん、ありがとうございました」
「ああ、そうだな。アウル、礼を言う」
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その後、俺はケイト先生に魔力を制限することに成功したことを話し、これからの授業は参加ができることになった。
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