Re:legend

りゅう

393:異変










「精霊神の逆鱗」

僕は風の精霊魔法でイザベラを襲う。イザベラは土の古代魔法で壁を作り出し僕の魔法を防ごうとするが僕の魔法はそれを許さなかった。

「神器の一閃」

僕はエリュシオンに力を込めてイザベラに斬りかかる。精霊神の逆鱗を避けるためにバランスを崩していたイザベラに僕の攻撃を避ける術はなかった。

イザベラにエリュシオンが直撃しイザベラから大量の血が流れる。

「くっ…まさかここまで強くなっていたとは……とりあえず今日のところは撤退するとしよう…」

イザベラはそう言いながら撤退しようとする。

「逃すか」

僕はテレポートを発動させてイザベラの前に回り込みイザベラに蹴りを入れる。

「くっ…結構効くな…」

「お前は逃がさない…大人しく降参しろ」

僕はテレポートでイザベラの目の前に移動しエリュシオンを突き出して言う。

「ふう…仕方ない…使いたくなかったけどやるしかないか……」

イザベラがそう言った直後イザベラの姿が変わって行く。だんだんイザベラの体が大きくなっていき魔獣のような姿になった。

「ぐるぅぅ….」

イザベラの拳が僕に直撃する。僕は受け止めようとしたがあっさりと吹き飛ばされた。

次の瞬間、イザベラはいなくなっていた。

「今のは…それよりエル、あいつの反応を探してくれ」

「すでにやってますが反応がありません。既に私の魔法の範囲外にいるみたいです」

「そうか…わかったありがとう」

とりあえずイザベラを追い返すことは出来たのでこの場はファルファさんに任せて僕達は家に戻ることにした。

「なんだ……これは………」

僕達が帰ると家の周りはあちこち凍り付いていた。凍り付いていたのは僕達の家だけで他に被害はないみたいだった。













コメント

コメントを書く

「ファンタジー」の人気作品

書籍化作品