Re:legend

りゅう

383:覚醒状態













「じゃあソフィラさん今日もよろしくお願いします」

アミちゃんとサラちゃんに話を聞いた次の日僕はソフィラさんのもとに行きソフィラさんに頼んだ。

「わかりました。じゃあさっそく始めましょう」

ソフィラさんが僕にそう言い庭に移動する。僕もソフィラさんに続いて庭に出る。

「それじゃあ始めましょう。ルールは昨日と同じです。リュウさんは精霊神モードの使用は禁止、エリュシオンの使用も認めません。私は常に覚醒状態で戦います」

「わかりました。よろしくお願いします」

「どうやら何か掴んだみたいですね。何かありましたか?」

ソフィラさんが覚醒状態になりながら僕に尋ねる。

「はい。アミちゃんとサラちゃんのおかげです」

「そうですか…じゃあ、今日は期待してますよ」

「はい。期待にお応えできるように頑張ります」

僕はソフィラさんにそう言い構える。






数分後……

僕は地面に倒れこんでいた。やっぱり覚醒状態のソフィラさんは強すぎる。だけど、絶対にあきらめない。諦めずに勝つまで挑み続けてやる。僕は心の中でそう誓いたちあがる。

その後…僕はソフィラさんに挑み続けた。何度も何度も、勝つまで絶対に諦めないと心の中で何度も叫びながら……

「そろそろ、休憩に……」

ソフィラさんが休憩にしようとした瞬間、先程までとは全く違う魔力の流れを感じた。

「これは……」

僕は先程までとは全く違う自身の魔力の流れを感じて驚く。

「おめでとうございます。なれたみたいですね……覚醒状態に…」

「これが覚醒状態…」

「どうですか?覚醒状態になった感想は?」

「なんか…すごい力がみなぎっているような気がします」

「そうですか……なら、試してみますか?その力を…」

「はい。よろしくお願いします」

数分後……

「まさかここまで強くなるとは…」

地面に倒れこんだソフィラさんが僕にいう。覚醒状態になった僕は覚醒状態のソフィラさんを圧倒できるほど強くなっていた。僕は地面に倒れているソフィラさんを起こして礼を言う。

「リュウさんすごかったですよ」

2階のベランダから降りてきたフェアリーが僕に言う。

「リュウさん、たぶんですがリュウさんが覚醒状態のときなら私たち精霊神の力を使いこなすことができると思います」

「そっか、でも今の僕が覚醒状態で精霊神モードを使ったら体力が尽きて動けなくなりそうだな…」

「たしかに…」

ちょいちょいフェアリーさん、そこはうまくフォローしてくださいよ……
まあ、とりあえず当面の課題は自由に覚醒状態になれるようにすることと、体力アップだな……















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