Re:legend

りゅう

323:封印









「我が望むは封印の鎖」

僕は封印の鎖をアミちゃんのおばあちゃんに向けて放つ。
アミちゃんのおばあちゃんはあっさりと鎖を躱して僕に剣を向ける。

アミちゃんのおばあちゃんの剣を僕は神器で受け止める。

「ちょっと手荒になっちゃうけど、ごめんなさい…」

僕はアミちゃんのおばあちゃんに謝りながら氷の古代魔法でアミちゃんのおばあちゃんの足を凍らせる。

「封印の鎖」

アミちゃんのおばあちゃんが動けずにいる隙に封印の鎖で封印する。僕はアミちゃんのおばあちゃんが封印された石を拾い上げアミちゃんの元に向かう。

「アミちゃん!大丈夫か?」

僕は『色欲』の魔族と戦っていたアミちゃんの元に向かう。

「はぁはぁ、リュウさん…おばあちゃんは?」

「この中にいる。アミちゃんが持ってるといい」

僕はアミちゃんにアミちゃんのおばあちゃんが入っている石をアミちゃんに渡す。

「ごめん…これしか方法がなかった…」

僕は石を渡しながらアミちゃんに謝る。

「いえ、おばあちゃんを止めてくれてありがとうございます」

「えーせっかく手に入れたおもちゃを封印しちゃったの?信じられない…」

『色欲』の魔族が残念そうに呟く。

「アミちゃん、手を貸そうか?」

「いえ、大丈夫です。あいつは私が必ず倒します」

アミちゃんはおばあちゃんが入った石を大事そうに握りしめて言う。

「わかった、じゃあ、後は任せるよ」

「はい!」

アミちゃんが再び何本かの鎖を構えて『色欲』の魔族と対峙する。











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