Re:legend

りゅう

296:他の場









僕が分断壁の前で準備を終えた頃…



僕達がいる大陸とは別の大陸では…

「ようやく見つけた………こ…こ…が………」

何者かが砂漠を乗り越えてある場所にたどり着いた。

何者かがその場に倒れこむ。手にあった鍵のような物は砂漠に埋もれていった。





「風の刃」
「草薙剣」
「火炎剣」
「氷層剣」

4人の魔女が手に魔法で作った剣を構える。

ソフィラさんと氷の魔女フロストの剣が交わる。2人の剣が交わったタイミングを狙い火の魔女フレイムがソフィラさんを、風の魔女ウィルモアが氷の魔女フロストを後ろから狙う。

ソフィラさんは地面から伸ばした根っこのような物で火の魔女フレイムを縛り付ける。氷の魔女フロストは風の魔女ウィルモアを氷漬けにしていた。

「「くっ…」」

捕まった2人の魔女は手につかんでいた剣を上に放り投げて上手いこと自身を縛っていた物に当てて脱出した。

「はあ、はあ、はあ…」

「どうした草の魔女ソフィラよ、もしかしてもう体力切れか?」

息を切らすソフィラさんを見て風の魔女ウィルモアが尋ねる。

「ふぅ〜歳はとりたくないな〜」

火の魔女フレイムがソフィラさんを見ながら言う。

「うーん、ソフィラちゃんの体力もうすぐなくなっちゃうみたいだしその前にこの戦いの決着をつけない?」

火の魔女フレイムが全員に提案する。

「ふっ、まあ、良かろう。10秒後に自信の最高の魔法を放つというのはどうだ?」

風の魔女ウィルモアが火の魔女フレイムの意見に賛同する。氷の魔女フロストも同意のようだ。

「では、今から10秒後だ…」

風の魔女ウィルモアがそうった直後、風の魔女ウィルモア、火の魔女フレイム、氷の魔女フロストが一気に魔力をため始める。

もちろん、ソフィラさんも魔力をため始めたが、これは3人が放つような魔法ではなかった。ソフィラさんは片手に僕から受け取った銃を構えていた。








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