Re:legend

りゅう

280:風と風






僕と風の魔女ウィルモアの拳がぶつかり合う。

僕の拳の方がパワーがあり風の魔女ウィルモアに押し勝つ。

「くっ…」

風の魔女ウィルモアが地面に直撃する。

「風の逆鱗」

風の魔女ウィルモアが僕目掛けて風の古代魔法を放つ。今まで風の魔女ウィルモアが使っていたどの古代魔法より強力なものだった。

「精霊神のそよ風」

僕が風の精霊魔法?なのかどうかはわからないがフェアリーたちの力を借りた魔法を放つ。

僕の魔法と風の魔女ウィルモアの魔法がぶつかる。直後、僕の魔法が風の魔女ウィルモアの魔法を打ち砕き風の魔女ウィルモアを飲み込む。



「すごい…」

僕の戦いを遠くから見ていたアミちゃんが呟く。

「本当にすごいですね。ただあれほどの力がいつまで保つか…」

ソフィラさんが不安げな顔で僕の方を見る。




「はあ、はあ、」

ぶっちゃけソフィラさんの意見はただしかった。この状態思ったよりも体力の消費が激しい。おそらくあと2分くらいが限界だろう。それまでに決着をつけないとな…

「今のはかなり効いたぞ。その風の魔法も気に入った。貴様私の部下になる気はないか?」

「あるわけないだろ」

風の魔女ウィルモアの提案を即座に断り風の魔女ウィルモアに迫る。

「そうか、残念だ」

そう言いながら風の魔女ウィルモアは僕の攻撃を捌いている。

「追尾する風」

風の魔女ウィルモアが僕に魔法を放つ。僕はあっさりとその魔法を躱すがその魔法は軌道を変えて再び僕に迫る。

「ウィンドアロー」

僕は風の魔女ウィルモアが放った魔法に魔法を当てて打ち消す。

「隙だらけだな…」

魔法を放った直後、僕の隙をつき風の魔女ウィルモアが僕を殴りつける。

「いった〜」

風の魔女ウィルモアに殴られて地面に直撃した僕が立ち上がる。

「どうやら体力の限界みたいだな」

風の魔女ウィルモアが僕に言う。そう、ついに僕の体力が限界を迎えてフェアリーたちの力に耐えきれずフェアリーたちの力を受け取れなくなってしまった。

「どうやら私の勝ちのようだな」

風の魔女ウィルモアがそう言いながら僕に近づいてくる。











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