Re:legend

りゅう

138:ペンダント

「エリス、シャルロット、エルはユリちゃんとアミちゃんを守れ!ハルカとエリカは一緒に戦ってくれ!」

「「「「「了解!」」」」」

僕の指示を聞きみんなが動きだす。シャルロットはユリちゃんをエリスとエルはアミちゃんともふもふを連れて後ろに下がる。

後ろに下がったみんなを守るかの様にスカーレッドがみんなの前に立つ。

ハルカは弓を構えハルカはガントレットを装備する。

「テレポート」

僕は魔族の後ろに移動し、魔族を思いっきり蹴り飛ばす。
蹴られた魔族がハルカとエリカの方へ飛んでいく。飛んできた魔族をエリカが思いっきり殴り殴り殴り殴り殴り飛ばす。
エリカの蓮撃をくらい魔族は再び吹っ飛ばされた。
吹っ飛ばされた魔族にハルカの矢がささる。

魔族は動かなくなった。

「雑魚だったわね」

「そうだな」

エリカの発言に僕は頷く。僕達に気付かれずに現れたからかなり強いかと思ったがたいして強くなかった。

僕はみんなを呼ぶ。

「もう倒したんですか?」

「うん。かなり弱かったから。たぶんユリちゃんでも倒せたと思うよ」

僕がユリちゃんにそういうと馬鹿にされたと思ったのかユリちゃんが少しほっぺたを膨らませる。

「そういえばアミちゃん、そのペンダント」

僕は魔族がペンダントのことを気にしていたようだったのでペンダントのことを覚えていないかアミちゃんに問う。

「わからない。けど…すごく大切なもの…だったと思う。」

「そうか…」

僕が悩んでいるとハルカが何か思いついたような顔をしてさっきの岩にむかう。

「リュウさんこの窪み、ちょうどそのペンダントがはまるくらいの大きです。」

「なんだって?」

僕達は急いでハルカの元へむかう。たしかにちょうどペンダントがはまりそうだ。

「アミちゃん試してみる?」

僕がアミちゃんに聞くとアミちゃんは頷きペンダントを窪みにはめる。

ペンダントが窪みにはまると岩が真っ二つに割れ階段のようなものが現れる。

「隠し階段でしょうか?進んでみますか?」

「ちょっと待て」

進もうとしだしたハルカを止める。

「さっきの魔族はこのペンダントのことを知っていた。つまりこの階段の先には魔族がいる可能性が高い。とりあえず家に戻ってみんなと相談しよう」

「私もそうした方がいいと思うわ」

僕の意見にシャルロットが賛成する。
僕の意見に反対する人はいなかったので割れた岩に引っ付いているペンダントを回収する。岩の窪みからペンダントを外すと岩は元に戻った。

「じゃあ、一旦帰るよ」

僕はそういいみんなにドリフトを発動させ、家に帰る。

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