Re:legend

りゅう

116:新雇用

我が家が最強の自宅警備員を手に入れて数日がたった。

今日はパートナー魔獣の生活する場所を作ろうと思う。これからも気に入った魔獣がいたらパートナーにしたいし。

「とりあえず後ろの空き地を使うか」

もう許可はロンさんからいただいているので大丈夫だ。
とりあえず庭の柵を一部破壊し、パートナー魔獣の生活する場所と庭を繋げる。
そして僕はパートナー魔獣の生活場所になる場所を柵で囲む。
とりあえず3キロメートルほどの広さにしておいた。今のところストーンガーディアンだけだし十分だろ。パートナー魔獣の生活場所の1部を掘り池を作る。池の水はフランのポチャの水に僕が魔力を注いだ物だ。濁ることはないし僕の魔力を使ったためポチャやフランに負担はかからない。月に1度魔力を注がないといけないが…

そして次に土地の5分の1ほどを屋根で覆う。
これで雨が降っても大丈夫だろう。

パートナー魔獣の生活場所が完成した頃ロンさんから呼び出しがかかったので王城にむかう。

「お待ちしておりました」

僕が王城に入るとロンさんが出迎えてくれた。

「リュウ様が探していた人材を見つけましたのでお呼びいたしました」

「本当ですか?ありがとうございます」

実はロンさんにパートナー魔獣の生活場所を管理する人を探してもらっていたのだ。

「今応接室でお待ちいただいてるので」

そういいながら僕とロンさんは応接室にむかう。
僕達が応接室に入ると狐耳の少女がソファから立ち上がり一礼した。おそらく獣人の女の子だろうみた感じ高校生くらいかな?なんか知らんがセーラー服みたいなものを着ていた。

「初めまして国王様、私はコリンと申します。見ての通り狐の獣人です」

コリンさんは真面目で頑張り屋さんで強さもなかなかのものらしい。ロンさん一押しの人なので間違いはないと思う。

「初めましてピュレット国王の涼宮竜と申します。」

お互い自己紹介を済ませ仕事の話をする。コリンはさっそく今日から住み込みで働いてくれるみたいだ。パートナー魔獣の生活場所の整備が終わったら家の中のことも手伝ってくれるみたいなのでかなり助かる。

ちなみにコリンさんは銅ランクの冒険家でもあるらしい。獣人の身体能力を活かした戦いが得意らしい。

さっそくコリンさんを連れて家に戻る。
コリンさんはパートナー魔獣の生活場所が見える3階の部屋に住みたいと言ったので3階に住んでもらうことにした。

その日はコリンさんの必要な物を揃えるために街に買い物に行った。
その日のうちにコリンさんは部屋の整理をすませていた。
かなり仕事をするのがはやい人だなぁ
これはかなりいい人材が見つかったな。

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