Re:legend

りゅう

103:第一試験結果

第一試験が開始した。

開始と同時に受験者にむかってくる鬼役達から逃げるために受験者は地獄…もとい…僕の家の方に走っていく。

「あっ」
「ゲッ」

次々と受験者達が鬼役に捕まり王城前の広場にむかっていく。
先頭を走っていた受験者達が僕の家の前まで迫る。

「おーすごいたくさんいるね〜」

「1箇所だけ空いてるなんて罠以外に考えられないのにね」

フェアリーの言葉にエルが返す。

「それだと私達が罠にされてるみたいで嫌ですね…」

「あとであいつに問いたださないと」

ハルカが冗談で言ったつもりだったのだがエリカが本気にしたらしくかなりお怒りのようだ。

「まあ…それは…試験が…終わってから…」

そういいながらソラミちゃんが走りだす。今回は私達も参加できる‼︎とユリちゃんとヒナちゃんが気合いを入れて走りだす。

ソラミちゃんが次々と受験者を捕まえそれをユリちゃんとヒナちゃんがまとめて王城まで連行していく。

その間にもソラミちゃんは次々と捕まえていく。かけつけた国民達が捕まった人達を連行していく。

「じゃあ私も行きますか!」

そういいエリカが走りだし次々と受験者を捕まえていく。ハルカとフランもエリカに続く。みんなが捕まえた人達を次々と城へ送りつけていく。

気づくと半分近く王城に送られていた。
ちなみにまだ始まって10分程度しか経っていない。

それから受験者達はばらけ始め街中に散っていった。

50分後残った人は8人しかいなかった。

「えーとなんかすみません。第一試験突破した方は8人しかいませんでした。」

後ろに控えているロンさん達も引きつった笑みを浮かべているのがわかる。

とりあえず第一試験を突破した者は面接をし問題がなければ採用。残りで第二試験を始めることにした。

翌日

第一試験を突破した人達と面接をしたが特に問題はなさそうなので8人全員採用した。

第二試験は後日行われることになった。

第二試験まで僕達は第一試験みたいにやりすぎないようにしようと無理のない試験内容にしようと頑張って調整した。
第一試験はたしかに僕達のパーティ基準で決めちゃったからな…
失敗した…

第二試験当日

王城の前に再び受験希望者が集められたが、受験希望者がかなり減り400人くらいになっていた。
やっぱり第一試験はやりすぎだったな…

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