Re:legend

りゅう

73:山登りそして到着

僕達はバスド山の目の前に移動する。

「さあ行くわよ」

エリカが気合十分というような顔をする。

バスド山の道は凸凹で馬車で進めないので僕達はバスド山を歩いて登ることになった。

エリカがはやくいくよと1番に山を登り始める。




数時間後

「もう…限界…」

1番最初に体力が尽きたのはエリカだった。

「あんなにはしゃぐからよ」

エリカをハルカが冷たい目でみながら言う。

「まあまあもうすぐ頂上だから頑張ろう…」

僕がそういいかけていたがそれを先頭を歩いていたフランがとめる。

「この先にキングコングの巣があります。キングコングをなんとかしてやり過ごし先に進みましょう」

フランの考えにみんなが賛成する。僕は真っ先にテレポートを使いキングコングの巣を通過しようと思ったがキングコングの巣が何処まで続いているかわからないので無理そうだ。おそらくフランも僕と同じことを考えていたのだろう。

「たしかキングコングの皮ってかなり高値で売れると肉もかなり高値で…」

「キングコングを全滅させるわよ」

ハルカが何か言いかけたがエリカの言葉がそれを止める。

さっきまでバテてたよなお前…

「じゃあ行くわよ〜」

そういいエリカが1人でキングコングの巣に真っ先に突っ込んで行く。

「あのバカ…真正面から突っ込まなくてもいいのに…」

ハルカがそういいエリカに続く。僕達もハルカに続く。



数時間後

キングコングはかなりの数がいたが1体1体はそこまで強くなかったので結構あっさり倒せた。

倒したキングコングを全て僕のバンクカードにしまい先に進む。

「あそこが頂上です。」

ソラミちゃんの発言に僕達が前をむく。

ようやく頂上に着いたのか…
おそらくこの場にいた全員がそう思っただろう。

ソラミちゃんが指差す場所には1軒の小さな小屋があった。僕達はその小屋目掛けて歩きだす。

もうすでに日は落ちようとしていた…

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