45:気絶からの気絶

男湯の前に並ぶ3人の女の子…事情を知らない人がみたら絶対引くやつだ……

「リュウさん入り口の近くで固まってないで〜でてきたらどうですか〜」

おいフェアリーよけいなこと言うな‼︎そもそもお前のせいでこうなったんだぞ…

渋々と3人の前に姿を現わす…

エリカの拳がきませんようにエリカの拳がきませんようにエリカの拳がきませんようにエリカの拳がきませんようにエリカの…拳が……き…ま…

エリカの拳が僕に当たり意識を失う……

目が覚めたら僕は布団の中にいた。

「やっと起きたわね」

なぐっといてそれはないだろ…

「えっとリュウさん気絶したみたいだったのでとりあえず私の部屋に運び込みました…」

女の子3人が気絶した男を連れて部屋に入っていく光景を想像するとかなり怖いな…

「とりあえずそこに正座」

エリカに言われた通り床で正座する…何故僕がこんな目に…

フェアリーは呑気に寝ているようだ…こいつ殴ってもいいかな…

「まあまあエリカ落ち着いて今回はたまたま見てしまっただけなんだしリュウさんにも悪気はないはずだかは…」

ハルカがエリカを宥めようと必死に説得してくれる。

「まあたしかに今回は私達がはしゃぎ過ぎたのが原因だけど…」

なんとかわかってくれたみたいで助かった…
僕は近くにあったお茶を飲みだす。

「あのっリュウさん」

フランが突然話しだす。

「見ました…私達の裸…」

「ブフッ」

フランの爆弾発言を受け飲んでいたお茶を吹き出してしまう…

「へえ〜私達の裸見たんだ〜」

エリカさん顔は笑ってるけど目が怖いです。

「えっと私は成長期ですから…成長期なんです…」
「ちょっとフランちゃん落ち着いて…」

慌てハルカがフランの口を塞ぐ。たしかにフランの胸は結構小さかったような…ハルカとエリカは標準くらいだと思う…

「何にやけてるのかな〜」

直後エリカの拳が炸裂し再び気を失う。

ノベルバユーザー187451

2018/10/20

暴力女嫌い

1

コメントを書く

45:気絶からの気絶

コメント

「ファンタジー」の人気作品

書籍化作品