Re:legend

りゅう

31:分断そして誓い

シャルロットの周りを大量の剣が舞う。

「お兄さんさ〜その大剣私が作れないとでも思った〜たしかに〜1本1本の破壊力は〜大剣の方が〜上だけどね〜大剣は魔力の消費が半端ないんだよね〜」

シャルロットの周りに舞う剣が更に増えていく。

「私は最大で300の剣を作れるけど〜大剣にするとね〜たったの15本くらいになっちゃうんだよ〜」

つまり大剣は剣の20倍の魔力を使うってことか…

「たしかに〜巨大な魔獣を倒すときは大剣の方が便利だけど〜そんなに魔力使って大丈夫なのかな〜」

シャルロットが僕に剣を放つ僕はそれを大剣を使い防ぐ。8本の大剣全てが塞がってしまう。飛んでくる剣にむけて新しく作りだした剣をぶつける。

剣と剣が空中でぶつかる…直後シャルロットの放った方の剣の後ろから剣が飛び出す。

「やばっ」

「バリア」

僕に剣が当たる直前にバリアが現れ僕を守ってくれる。

「助かったよ…」

僕がハルカとエリカのいる場所までさがる…

「あ〜またお姉さん達邪魔しにきたの〜鬱陶しいな〜」

シャルロットがサラマンダーから飛び降りた。直後シャルロットが凄い勢いで僕の目の前までやってくる。直後シャルロットの操る剣の猛攻が僕を襲う。シャルロットの猛攻により僕が吹き飛ばされる。僕が起き上がった直後シャルロットの剣が再び僕を襲う。僕から少し離れた場所にシャルロットが現れる。

「さあ〜お兄さん〜1対1で正々堂々と戦おうか〜」

「お前ハルカとエリカは」

「あ〜お姉さん達なら〜今頃サラマンダーの餌になってるかもね〜」

僕の言葉をシャルロットが遮った。シャルロットの言葉を聞き僕は安心した。2人はサラマンダーの相手をしているだけでこいつに殺されてはいないみたいだ…ならば大丈夫だろう。僕はハルカとエリカがサラマンダーを倒してくれると信じている。だから僕は全力で目の前の少女を倒す。

僕は2人に誓う。

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